サポートされているラスタ データセット ファイル形式
ArcGIS でラスタ データを操作する方法には、ラスタ データセットとして操作する方法、ラスタ プロダクトとして操作する方法、およびラスタ タイプとして操作する方法の 3 通りがあります。ラスタ データセットはピクセルの格納方法を定義します。行や列の数、バンドの数、実際のピクセル値、その他のラスタ形式特有のパラメータなどが含まれます。ラスタ プロダクトは、カタログ内で、特定ベンダ製品に関連付けられたメタデータ ファイルの場所に表示されます。これは、Landsat 7 や QuickBird のような衛星画像などを生成するのに使用されるメタデータ ファイル内の情報です。これは、ArcMap で画像を迅速かつ簡単に表示できるように設計されています。各ラスタ プロダクトは、ソフトウェア内の設定に従い、拡張、バンドの組み合わせ、および画像の表示を拡張する関数を適用します。ラスタ タイプはラスタ プロダクトと似ていますが、データをモザイク データセットに追加するために専用に設計されています。
データがラスタ プロダクト、ラスタ データセットまたはラスタ タイプにサポートされているかどうかを判定するには、「サポートされるラスタ データセットとラスタ タイプのリスト」をご参照ください。
ジオデータベースは、ラスタ データセット、モザイク データセット、およびラスタ カタログを含め、地理データを格納するための ArcGIS のネイティブ データ モデルですが、ジオデータベースの外で管理される、操作可能な多くのファイル形式があります。次の表は、サポートされているラスタ形式(ラスタ データセット)の説明とそれらの拡張子に加えて、各形式が読み取り専用か、ArcGIS によって書き込み可能かをまとめたものです。
ArcGIS に認識させるプロダクトを指定して([カスタマイズ] → [ArcMap オプション] → [ラスタ] → [ファイル フォーマット] の順に選択して)、使用しないプロダクトを無効にすると、パフォーマンスを向上させることができます。また、データロード時にデータをフィルタリングすることもできます。詳細については、「特定のラスタ形式を表示」をご参照ください。
形式 |
説明 |
拡張子 |
読み書き |
サポートされているデータ タイプ |
マルチバンドのサポート |
圧縮のサポート |
カラーマップのサポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|
(AIRSAR)Airborne Synthetic Aperture Radar Polarimetric |
AIRSAR は、NASA の JPL(Jet Propulsion Laboratory)が設計および管理する機器です。ArcGIS は、偏光器の AIRSAR データ(POLSAR)をサポートします。 |
複数のファイルがあり、ファイル名に「L、C、P、.dat」が付きます。例: mission_l.dat(L-Band)および mission_c.dat(C-Band)。 |
読み取り専用 |
64 ビット複素数 |
はい (6 バンド) |
いいえ |
いいえ |
ADRG(ARC Digitized Raster Graphics) |
NGA(National Geospatial-Intelligence Agency)により CD-ROM で配布されています。ADRG は、地球を 18 の緯度バンドまたはゾーンに分ける、ARC(equal Arc second Raster Chart/map)システムを使用して地理的に参照されます。データは、ラスタ画像と、ソース ドキュメントをスキャンして作成される他のグラフィックスから構成されます。 |
複数ファイル データ ファイル - 拡張子は「.img」または「.ovr」 凡例ファイル - 拡張子は「.lgg」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい (常に 3 バンド) |
いいえ |
いいえ |
ADRG Legend |
|||||||
ADRG Overview |
|||||||
ArcSDE ラスタ |
ArcSDE データベース内に格納されるラスタ データ。 |
ArcSDE データベースに格納 |
読み書き |
1 および 4 ビット符号なし整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
はい |
8 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、JPEG、JP2、またはなし |
はい |
||||
16 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、JP2、またはなし |
はい |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
32 ビット浮動小数点 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
64 ビット倍精度 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
ArcGIS for Desktop Advanced ASCII Grid 形式は ArcGIS for Desktop Advanced Grid 交換ファイルです。 |
単一ファイル - 拡張子は「.asc」 |
読み取り専用 (書き込み - ArcGIS Spatial Analyst エクステンションが必要) |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
|
32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
||||
BIL(Band Interleaved by Line)、BIP(Band Interleaved by Pixel)、BSQ(Band Sequential) |
この形式は、圧縮されていない BIL、BIP、および BSQ 画像データを読み取り、表示する方法を提供します。画像データのレイアウトを記述する ASCII ファイルを作成すれば、白黒、グレースケール、疑似カラー、およびマルチバンド画像データを特有の形式に変換せずに表示できます。 |
複数ファイル データ ファイル - 拡張子は「.bil」、「.bip」、または「.bsq」 ヘッダー ファイル - 拡張子は「.hdr」 カラーマップ ファイル - 拡張子は「.clr」 統計情報ファイル - 拡張子は「.stx」 |
読み書き |
1 および 4 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
はい |
8、16、32 ビット符号付き/符号なし整数 |
はい |
いいえ |
はい |
||||
BAG(Bathymetric Attributed Grid) |
BAG は、測深データを格納するための汎用ファイルです。 |
単一ファイル - 拡張子は「.bag」 |
読み取り専用 |
32 ビット浮動小数点 |
はい (常に 2 バンド) |
はい |
いいえ |
BT(Binary Terrain) |
BT 形式は、より柔軟性の高いファイル形式で評価データを格納するために、VTP(Virtual Terrain Project)によって作成されました。BT 形式は、ファイル サイズと空間参照系の観点から柔軟性の高い形式です。 |
単一ファイル - 拡張子は「.bt」 投影情報ファイル - 拡張子は「.prj」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
16 および 32 ビット符号付き整数 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
不明 |
いいえ |
||||
BMP(Bitmap)、DIB(Device-Independent Bitmap)形式、または Microsoft Windows Bitmap |
BMP ファイルは、Windows ビットマップ画像です。通常、Windows プラットフォームの各種アプリケーション間で移動できるピクチャやクリップ アートを格納するために使用します。 |
単一ファイル - 拡張子は「.bmp」 ワールド ファイル - 拡張子は「.bpw」 |
読み書き |
8 ビット符号なし整数 |
はい 可能(1 または 3 バンドに限定) |
いいえ |
はい |
BSB |
複数ファイル - 拡張子は「.bsb」、「.cap」、および「.kap」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
|
(CEOS)Committee on Earth Observing Sensors の SAR(Synthetic Aperture Radar) |
この形式は、CEOS SAR 画像ファイル、特に、Radarsat および ERS データ製品から提供されるレーダー画像を読み取ります。 |
*.raw |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
いいえ |
CADRG(Compressed ARC Digitized Raster Graphics) |
NGA によって配布されます。CADRG/ECRG は、地球を 18 の緯度バンドまたはゾーンに分ける、ARC システムを使用して地理的に参照されます。データは、ラスタ画像と、ソース ドキュメントをスキャンして作成される他のグラフィックスから構成されます。CADRG は、55 対 1 の公称圧縮比を実現します。ECRG には、20 対 1 の圧縮率を用いる JPEG 2000 圧縮が使用されます。 |
ファイルの拡張子は、プロダクトにより異なります。ArcGIS に認識させるプロダクトを指定します([カスタマイズ] → [ArcMap オプション] → [ラスタ] → [ファイル フォーマット] の順に選択します)。 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
ベクトル量子化 |
はい |
CIB(Controlled Image Base) |
NGA 配布形式の地形の起伏による歪みをジオリファレンスし、矯正したパンクロマティック(グレースケール)画像。この形式はデジタル オルソ写真地図と類似しており、同様のアプリケーション(他のデータのベースや背景、または単純なマップとして機能するなど)があります。 |
ファイルの拡張子は、プロダクトにより異なります。ArcGIS に認識させるプロダクトを指定します([カスタマイズ] → [ArcMap オプション] → [ラスタ] → [ファイル フォーマット] の順に選択します)。 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
ベクトル量子化 |
はい |
DIGEST(Digital Geographic Information Exchange Standard)、ASRP(Arc Standard Raster Product)、USRP(UTM/UPS Standard Raster Product) |
DIGEST データセットは、世界全体のシームレスなカバレッジを目的に設計された、グラフィックス製品のデジタル レプリカです。ASRP データは、変換されて ARC システムに取り込まれ、地球表面を緯度ゾーンに分割します。USRP データは、UTM または UPS 座標系を参照します。どちらも WGS84 測地基準に基づいています。 |
複数ファイル 主要ラスタ画像 - 拡張子は「.img」 一般情報ファイル - 拡張子は「.gen」 ジオリファレンス ファイル - 拡張子は「.ger」 ソース ファイル - 拡張子は「.sou」 品質ファイル - 拡張子は「.qal」 伝送ヘッダー ファイル - 拡張子は「.thf」 |
読み取り専用 |
1、2、4 ビット符号なし整数 |
いいえ |
ランレングス符号化 |
はい |
デジタル イメージ マップ |
DIMAP 形式は、パブリック ドメインのオープンな形式ですが、主な目的は SPOT 衛星からのデータ配信でした。この形式は、GeoTIFF ファイルとメタデータ ファイルで構成されています。 |
ディレクトリ |
読み取り専用 |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい |
TIFF |
TIFF |
16 ビット符号付き整数 |
はい |
TIFF |
TIFF |
||||
デジタル地形標高データ(DTED)レベル 0、1、および 2 |
1 度の経緯度範囲に基づく等間隔の標高ポイントの単純なグリッド。NGA によって作成されます。 |
単一ファイル -「.dt0」、「.dt1」、「.dt2」の各種ファイル拡張子デフォルトで、すべての可能なファイル拡張子(「.dt0」、「.dt1」、「.dt2」)を使用できます。 |
読み取り [ラスタ → DETD(Raster To DTED)] ツールを使用して書き込み |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
ELAS(Earth Resources Laboratory Applications Software) |
この形式は、NASA 内で使用される ELAS リモート センシング システムからのものです。 |
単一ファイル - 拡張子は「.elas」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい (常に 3 バンド) |
いいえ |
いいえ |
ECRG(Enhanced Compressed ARC Raster Graphics) |
NGA によって配布されます。CADRG/ECRG は、地球を 18 の緯度バンドまたはゾーンに分ける、ARC システムを使用して地理的に参照されます。データは、ラスタ画像と、ソース ドキュメントをスキャンして作成される他のグラフィックスから構成されます。CADRG は、55 対 1 の公称圧縮比を実現します。ECRG には、20 対 1 の圧縮率を用いる JPEG 2000 圧縮が使用されます。 |
ファイルの拡張子は、プロダクトにより異なります。ArcGIS に認識させるプロダクトを指定します([カスタマイズ] → [ArcMap オプション] → [ラスタ] → [ファイル フォーマット] の順に選択します)。 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい (常に 3 バンド) |
JPEG 2000 |
いいえ |
ECW(Enhanced Compressed Wavelet) |
ECW は独自の形式です。JPEG 2000 と同様、ウェーブレットベースの不可逆圧縮です。 この形式は ArcGIS for Desktop で使用できますが、公開時には ECW for ArcGIS for Server エクステンションのライセンスが必要です。 |
単一ファイル - 拡張子は「.ecw」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
ウェーブレット |
いいえ |
Envisat |
Envisat(環境衛星)は、ESA(European Space agency)による地球観測衛星運用です。この形式は、ASAR(Advanced Synthetic Aperture Radar)レベル 1 以上の製品と、一部の MERIS(Medium Resolution Imaging Spectrometer)および AATSR(Advanced Along Track Scanning Radiometer)製品をサポートします。 |
複数のデータ ファイル |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
いいえ |
ENVI ヘッダー |
ENVI でラスタ データセットを使用すると、ENVI が必要とする情報を含むヘッダー ファイルが作成されます。このヘッダー ファイルは複数のラスタ ファイル形式に対して作成することができます。 |
ヘッダー ファイル - 拡張子は「.hdr」 複数データ ファイル - 拡張子は「.raw」、「.img」、「.dat」、「.bsq」など |
読み書き (*.dat - UI を通じて) (*.bsq、*.img、および *.raw - 開発者専用) |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
16 および 32 ビット符号なし/符号付き整数、32 および 64 ビット浮動小数点 |
はい |
はい |
いいえ |
||||
EOSAT FAST |
EOSAT(Earth Observation Satellite)FAST 形式のサポートは、FAST-L7A(Landsat TM)および FAST Rev. C.(IRS)で構成されています。 |
単一ファイル - 拡張子は「.fst」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
いいえ |
ER Mapper ERS |
ER Mapper 独自のラスタ形式。ER Mapper 画像処理ソフトウェアを使用して作成されます。 |
複数ファイル ヘッダー ファイル - 拡張子は「.ers」 データ ファイル - 通常は「.ers」拡張子なしのヘッダー ファイルと同じ。ただし、任意に指定可能で、ヘッダー ファイルで定義されます。 |
読み取り専用 |
8、16、32 ビット符号なし/符号付き整数、32 ビット浮動小数点 |
はい |
いいえ |
いいえ |
ERDAS 7.5 GIS |
ERDAS 7.5 画像処理ソフトウェアで作成されたシングルバンドの主題画像。 |
複数ファイル データ ファイル - 拡張子は「.GIS」 カラーマップ ファイル - 拡張子は「.trl」 |
読み取り専用 |
1、2、4、8、16 ビット符号なし整数 |
いいえ |
いいえ |
はい |
ERDAS 7.5 LAN |
ERDAS 7.5 画像処理ソフトウェアで作成されたシングルバンドまたはマルチバンドの連続画像。 |
単一ファイル - 拡張子は「.lan」 |
読み取り専用 |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
いいえ |
ERDAS 7.5 RAW |
そのままではサポートされないものの、データの配列を比較的少ない数のパラメータで記述できるようにフォーマットされたファイルを読み込み、表示できます。ラスタ データのレイアウトを記述する ASCII ファイルを作成すれば、特有の形式に変換せずに表示できます。この形式は、ERDAS IMAGINE ソフトウェアで定義されます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.raw」 |
読み取り専用 |
1、2、4、8、16 ビット符号なし整数 |
いいえ |
いいえ |
はい |
ERDAS IMAGINE |
ERDAS IMAGINE 画像処理ソフトウェアを使用して作成されます。IMAGINE ファイルは、連続および不連続のシングルバンド データとマルチバンド データを格納できます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.img」 画像が 2GB よりも大きい場合 - 拡張子は「.ige」 ワールド ファイル - 拡張子は「.igw」 |
読み書き |
1、2、4 ビット符号なし整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
はい |
8、16 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
はい |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
32 ビット浮動小数点 |
はい |
いいえ |
いいえ |
||||
64 ビット倍精度 |
はい |
いいえ |
いいえ |
||||
32 ビット整数と 32 ビット浮動小数点のラスタ グリッドをサポートする、Esri 独自の形式。グリッドは、空間全体にわたって連続的に変化する地理的現象を表したり、空間モデリングや、水文学などで流量、方向、地表などの解析を行うのに適しています。 |
ディレクトリ カラーマップ ファイル - 拡張子は「.clr」 |
読み書き |
32 ビット符号付き整数 |
いいえ |
適応型ランレングス圧縮 |
いいえ |
|
32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
||||
複数の Esri Grid をマルチバンド ラスタ データセットとして参照するのに使用されます。スタックは、グリッドやカバレッジに類似したディレクトリ構造に格納されます。 |
ディレクトリ |
読み書き |
32 ビット符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮 |
いいえ |
|
32 ビット浮動小数点 |
はい |
いいえ |
いいえ |
||||
Esri Grid スタック ファイル |
複数の Esri Grid をマルチバンド ラスタ データセットとして参照するのに使用されます。スタック ファイルは単純なテキスト ファイルで、その中の Esri Grid のパスと名前をそれぞれ別の行に格納します。 |
単一ファイル - 可能なファイル拡張子は「.stk」 |
読み書き |
32 ビット符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮 |
いいえ |
32 ビット浮動小数点 |
はい |
いいえ |
いいえ |
||||
Extensible NDF(N-Dimensional Data Format) |
画像など、数値の N 次元配列を表すデータを格納するのに使用される形式です。データ オブジェクトを管理するためにコンテナ ファイル(ファイルとディレクトリを含むディレクトリ)を使用します。 |
ディレクトリ - 拡張子は「.sdf」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
不明 |
いいえ |
ファイル ジオデータベース |
ジオデータベースは、ArcGIS のネイティブなデータ構造で、フィーチャクラス、ラスタ データセット、属性などのジオグラフィック情報を表示および管理するための主要なデータ形式です。 ファイル ジオデータベースは、ファイル システムのフォルダに保持される、さまざまな種類の GIS データセットのコレクションです。 |
*.gdb フォルダ内に格納されたラスタ データセット |
読み書き |
1 および 4 ビット符号なし整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
はい |
8 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、JPEG、JP2、またはなし |
はい |
||||
16 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、JP2、またはなし |
はい |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数、または浮動小数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
64 ビット倍精度 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
浮動小数点ファイル |
浮動小数点ファイルは、ラスタ データを表す浮動小数点値のバイナリ ファイルです。 |
単一ファイル - 拡張子は「.flt」 |
読み取り専用(書き込み - [ラスタ → 浮動小数点ファイル(.flt)(Raster to Float)] ツールまたは開発者コードを使用) |
32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
GDAL VRT(Virtual Format) |
これは、GDAL(Geospatial Data Abstraction Library)によって作成されたファイル形式です。この形式では、GDAL が読み取り可能な他のデータセットから、仮想データセットを取得することができます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.vrt」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
8、16、32 ビット符号なし整数、および 64 ビット複素整数 |
はい |
不明 |
不明 |
Golden Software Grid(*.grd) |
GSAG(Golden Software ASCII GRID)、GSBG(Golden Software Binary Grid)、および GS7BG(Golden Software Surfer 7 Binary Grid)の 3 タイプの Golden Software Grid がサポートされています。 |
単一ファイル - 拡張子は「.grd」 |
読み取り専用(書き込み — GSAG および GSBG については、開発者専用) |
32 ビット浮動小数点および 64 ビット倍精度 |
いいえ |
不明 |
いいえ |
GIF(Graphic Interchange Format) |
小さい画像によく使用されるビットマップ画像形式。 |
単一ファイル - 拡張子は「.gif」 ワールド ファイル - 拡張子は「.gfw」 |
読み書き |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
LZW |
はい |
GRIB |
グリッド型のバイナリ形式は、気象の履歴データおよび予測データの格納、送信、および操作に使用されます。この形式の標準の設計と管理は、WMO(World Meteorological Organization)が行っています。 |
単一ファイル - 拡張子は「.grb」 |
読み取り専用 |
64 ビット倍精度 |
はい |
不明 |
不明 |
GRIB 2 |
HDF の次世代標準 |
単一ファイル - 拡張子は「.map」 |
読み取り専用 |
64 ビット倍精度 |
はい |
不明 |
不明 |
GXF(Grid eXchange File) |
これは ASCII 形式で、Geosoft で主に使用されています。GXF Revision 3(GXF-3)がサポートされています。 |
単一ファイル - 拡張子は「.gxf」 |
読み取り専用 |
32 および 64 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
HDF(Hierarchical Data Format)4 |
多次元データの配列を格納するための自己定義ファイル形式。 |
単一ファイル - 拡張子は「.hdf」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
8 および 16 ビット符号付き整数 |
はい |
はい |
いいえ |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数、または浮動小数 |
はい |
はい |
いいえ |
||||
HDF(Hierarchical Data Format)5 |
HDF の次世代標準。 |
単一ファイル - 拡張子は「.h5」または「.hdf5」 |
読み取り専用 |
8 および 16 ビット符号付き整数 |
はい |
はい |
いいえ |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数、または浮動小数 |
はい |
はい |
いいえ |
||||
Heightfield |
これは、テレイン データをラスタとしてサポートするために使用される圧縮された高さフィールド形式です。 |
単一ファイル - 拡張子は「.hf2」 単一ファイル - 拡張子は「.hfz」 |
読み取り専用 |
32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
HGT |
Raw SRTM 高度ファイルで、地理座標系(緯度と経度の配列)で、海抜高度(単位はメートル)を含みます。-32768 は無効を示します。 |
単一ファイル - 拡張子は「.hgt」 |
読み取り専用 |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
不明 |
いいえ |
HRE(High Resolution Elevation)形式 |
HRE は、NGA(National Geospatial-Intelligence Agency)および NSG(National System for Geospatial Intelligence)のさまざまなパートナーおよびメンバー、および NSG には属さない顧客が、標準化されたデータ プロダクトにアクセスし、活用するための形式として開発されました。HRE データは現在の非標準 HRTE/HRTI(High Resolution Terrain Elevation/Information)プロダクトに取って代わります。また、DTED レベル 3 ~ 6 と呼ばれている一連の非標準プロダクトにも取って代わります。 このデータ形式は NITF と同じ扱いです。 |
複数ファイル 生の画像 - 拡張子は「.hr*」 メタデータ - 拡張子は「.xml」 |
読み取り専用 |
16 ビット符号付き整数、または 32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
IDRISI Raster Format(RST) |
IDRISI のネイティブ ファイル形式。 |
複数ファイル 生の画像 - 拡張子は「.rst」 記述子 - 拡張子は「.rdc」 カラーマップ - 拡張子は「.smp」 ジオリファレンス ファイル - 拡張子は「.ref」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
16 ビット符号付き整数 |
はい |
はい |
はい |
||||
32 ビット浮動小数点 |
はい |
はい |
はい |
||||
IDA(Image Display and Analysis) |
WinDisp 4 が使用するファイル形式です。 |
単一ファイル - 拡張子は「.img」 |
読み取り専用 |
8 ビット バイナリ |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
ISIS(Integrated Software for Imagers and Spectrometers) |
惑星画像のマッピング用として、United States Geological Survey(USGS)によって作成された ISIS Cube 形式。バージョン 2 と 3 がサポートされています。 |
単一ファイル - 拡張子は「.cub」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数、および 32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
不明 |
いいえ |
ILWIS |
ラスタ マップとラスタ リストの ILWIS 形式です。 |
ラスタ マップ - *.mpr、マップ リスト - *.mpl |
読み取り専用 |
バイト、16 および 32 ビット符号なし整数、および 64 ビット浮動小数点 |
はい |
いいえ |
いいえ |
Intergraph CIT |
Intergraph の 16 ビット画像用独自形式です(CIT)。 |
バイナリ画像 - 拡張子は「.cit」 |
読み取り専用 |
1 ビット |
いいえ |
CCITT Group 4 |
いいえ |
Intergraph COT |
Intergraph の 8 ビット符号なし画像用独自形式です(COT)。 |
グレースケール画像 - 拡張子は「.cot」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
ランレングス符号化 |
いいえ |
宇宙航空研究開発機構(JAXA)PALSAR |
この形式は、処理済みの PALSAR データからのデータを格納するために、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって作成されました。レベル 1.1 と 1.5 がサポートされています。 |
単一ファイル - 拡張子は「1.5GUD」、または「1.1__A」 |
読み取り専用 |
16 ビット符号付き整数 |
はい |
不明 |
いいえ |
JFIF(JPEG File Interchange Format) |
フル カラーとグレースケールの画像を格納するための標準的な圧縮方法。JPEG 圧縮のサポートは、JFIF ファイル形式を通じて提供されます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.jpg」、「.jpeg」、「.jpc」、または「.jpe」 ワールド ファイル - 拡張子は「.jgw」 ArcCatalog は、デフォルトではファイル拡張子「.jpg」のみを認識します。「.jpeg」または「.jpe」ファイルの名前を変更せずに ArcMap に追加するには、これらのファイル拡張子を ArcCatalog に追加するか、これらのファイルを Windows エクスプローラからマップにドラッグします。 |
読み書き |
8 ビット符号なし整数 |
はい 可能(1 または 3 バンドに限定) |
JPEG(非可逆) |
いいえ |
JPEG 2000 |
特に大きな画像の品質維持を目的とした圧縮方法。任意の縮尺の大量のデータを高い圧縮比で圧縮し、高速アクセスを可能にします。 |
単一ファイル - 拡張子は「.jp2」、「.j2c」、「.j2k」、または「.jpx」 |
読み書き |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい |
ウェーブレット(非可逆) |
いいえ |
Magellan Mapsend BLX/XLB 形式 |
Magellan の BLX/XLB ファイル形式は、主に地形データを格納するために使用されます。これらのファイルのタイル サイズは、128 ピクセル x 128 ピクセルの倍数である必要があります。これらのファイルの投影には、WGS84 を使用します。ファイルがリトルエンディアンを使って並べ替えられる場合には、ファイル拡張子は「BLX」になります。ビッグエンディアンを使用する場合、ファイル拡張子は「XLB」です。 |
単一ファイル - 拡張子は「.blx」または「.xlb」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
可能(固有) |
いいえ |
MAP |
PCRaster のラスタ形式。 |
単一ファイル - 拡張子は「.map」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
8 ビット符号なし整数 |
シングル バンド |
いいえ |
いいえ |
32 ビット符号付き整数 |
シングル バンド |
いいえ |
いいえ |
||||
32 ビット浮動小数点 |
シングル バンド |
いいえ |
いいえ |
||||
マップ サービス キャッシュ |
ArcGIS for Server によって作成されたマップ キャッシュは、単一のラスタ データセットとして表示できます。ピラミッドを構築したり、統計情報を計算することはできません。マップ キャッシュは、分析や処理には使用できません。 |
ディレクトリ |
Desktop では読み取り専用、ArcGIS for Server を使用して書き込み可能 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
MrSID(Multi-resolution Seamless Image Database) |
特に大きな画像の品質維持を目的とした独自の圧縮方法。任意の縮尺の大量のデータを高い圧縮比で圧縮し、高速アクセスを可能にします。MrSID エンコーダは、LizardTech, Inc. によって開発およびサポートされています。 世代 2、3、4 をサポートします。 |
単一ファイル - 拡張子は「.sid」 ワールド ファイル - 拡張子は「.sdw」 |
読み取り専用 |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい 世代 2 および世代 3 - 1 または 3 に限定 世代 4 - 無制限 |
ウェーブレット(非可逆) |
いいえ |
MrSID LIDAR |
MrSID 世代(MG4)形式。点群(LIDAR)データをサポートするために使用されます。ラスタとしてレンダリングされます。 点群データの表示方法を定義するのに、ファイルの表示 を使用できます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.sid」 オプションの表示ファイル - 拡張子は「.view」 |
読み取り専用 |
64 ビット倍精度 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
NITF(National Imagery Transmission Format) 2.0 |
さまざまなコンピュータ システム間で画像とそのメタデータの配布における相互運用性を実現する標準と仕様のコレクションです。NGA によって開発されました。 |
単一ファイル - 拡張子は「.ntf」 |
読み取り専用 |
1、8、16 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
NITF 2.1/NSIF 1.0 |
1、2、4、8、16 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
はい |
|||
1、2、4、8、16 ビット符号付き整数 |
はい |
いいえ |
はい |
||||
NLAPS(National Land Archive Production System) |
NDF(NLAPS data format)は、Landsat MSS と TM データを配信するために USGS が使用しています。 |
複数ファイル メイン ファイル(ヘッダー)- 拡張子は「.H1」、「.H2」、または「.HD」 画像データ - 拡張子は「.I1」、「.I2」など |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
いいえ |
NOAA 極軌道レベル 1b |
NOAA の極軌道データ(POD)をサポートします。AVHRR(Advanced Very High Resolution Radiometer)レベル 1b デジタル データ専用です。 |
複数のファイル - 拡張子は、「.1b」、「.sv」、「.gc」 |
読み取り専用 |
16 ビット符号なし整数 |
はい |
いいえ |
いいえ |
PCI .aux |
これは、生のバイナリ ラスタ データを読み取るために PCI が使用および作成した単純な ASCII ファイルです。 |
単一ファイル - 拡張子は「.aux」 |
読み取り専用 |
8 ビット、16 ビット符号なし整数、16 ビット符号付き整数、および 32 ビット |
はい |
いいえ |
いいえ |
PCIDSK |
PCI Geomatics のラスタ データセット形式。 |
単一ファイル - 拡張子は「.pix」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
8 および 16 ビット符号なし整数 |
はい |
非サポート |
非サポート |
16 ビット符号付き整数 |
はい |
非サポート |
いいえ |
||||
32 ビット浮動小数点 |
はい |
非サポート |
いいえ |
||||
パーソナル ジオデータベース |
ジオデータベースは、ArcGIS のネイティブなデータ構造で、フィーチャクラス、ラスタ データセット、属性などのジオグラフィック情報を表示および管理するための主要なデータ形式です。 パーソナル ジオデータベースは、Microsoft Access データ ファイルで格納および管理されます。 |
*.mdb 内に格納されるラスタ データセット |
読み書き |
1、2、4 ビット符号なし整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
はい |
8 ビット符号なし/符号付き整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、JPEG、JP2、またはなし |
はい |
||||
16 ビット符号なし整数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、JP2、またはなし |
はい |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数、または浮動小数 |
はい |
適応型ランレングス圧縮、またはなし |
いいえ |
||||
PDS(Planetary Data System) |
PDS(Planetary Data System)は、惑星に関する業務のデータを履歴管理し、配布するために NASA によって管理されています。PDS バージョン 3 がサポートされています。 |
単一ファイル - 使用可能な拡張子は「.img」、「.lbl」 |
読み取り専用 |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
不明 |
いいえ |
PNG(Portable Network Graphics) |
ラスタ ファイルの高圧縮率可逆圧縮を実現します。モノクロから 64 ビット カラーまでの広いビット深度範囲をサポートします。このフィーチャには、最大 256 色のインデックス付きカラー画像と、最大 16 ビット/ピクセルの 100% 有効なデータ ロスのない画像が含まれています。 |
単一ファイル - 拡張子は「.png」 |
読み書き 注意: ArcGIS は、既存の PNG からアルファ バンドを読み取ることができますが、書き込めるのは 1 または 3 バンドの PNG ファイルだけです。 |
1、2、4 ビット符号なし整数 |
いいえ |
デフレート圧縮/インフレート展開 |
はい |
8 ビット符号なし整数 |
*可能(1 または 3 バンドに限定、アルファ チャンネルなし) |
デフレート圧縮/インフレート展開 |
はい |
||||
16 ビット符号なし整数 |
*可能(1 または 3 バンドに限定、アルファ チャンネルなし) |
デフレート圧縮/インフレート展開 |
いいえ |
||||
RADARSAT-2 |
RADARSAT-2 衛星は、C バンド SAR および X バンドの周波数を使って画像を作成します。 |
ディレクトリ |
読み取り専用 |
16 ビット符号なし整数、および 32 ビット複素整数 |
はい |
不明 |
いいえ |
RPF(Raster Product Format) |
CADRG および CIB の基本形式。 |
単一ファイル - 標準のファイル拡張子はなし |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
いいえ |
はい |
RPF(CIB) |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
ベクトル量子化 |
いいえ |
|||
RPF(CADRG) |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
ベクトル量子化 |
はい |
|||
RPF(ADRG) |
8 ビット符号なし整数 |
はい (常に 3 バンド) |
いいえ |
いいえ |
|||
RPF(ADRG) |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
いいえ |
はい |
|||
GFF(Sandia Synthetic Aperture Radar) |
Sandia National Laboratories は、合成開口レーダーからのデータに対応するために、複雑な画像形式を作成しました。 |
単一ファイル - 拡張子は「.gff」 |
読み取り専用 |
16 および 32 ビット複素整数 |
不明 |
不明 |
いいえ |
SAGA GIS BG(Binary Grid) |
SAGA バイナリ グリッド データセットは、共通のベース名を持つ ASCII ヘッダー(*.sgrd)とバイナリ データ(*.sdat)ファイルから構成されます。データセットにアクセスするには、*.sdat ファイルを選択します。 |
複数のファイル - 拡張子は「.sdat」と「.sgrd」 |
読み取り専用 |
8、16、32 ビット符号なし整数、16、32 ビット符号付き整数、32、64 ビット浮動小数点 |
はい |
いいえ |
いいえ |
SRTM(Shuttle Radar Topography Mission)からの標高データを格納するために、HGT 形式が使用されます。SRTM-3 および SRTM-1 v2 ファイルを表示できます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.hgt」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
32 ビット符号付き整数 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
|
SDTS(Spatial Data Transfer Standard) デジタル標高モデル(DEM) |
SDTS(Spatial Data Transfer Standard)は、USGS によって作成されました。この形式の目的は、さまざまなコンピュータ システム間で、情報が失われない互換性のある形式を使用して、デジタル地理空間データを転送することでした。 |
複数ファイル - 拡張子は「.ddf」 ArcGIS が読み取る実際の標高ファイルには、*CATD.DDF という名前が付きます。 |
読み取り専用 |
16 ビット符号付き整数、または 32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
TIFF(Tagged Image File Format)(GeoTIFF タグをサポート) |
デスクトップ パブリッシングの世界で広く使用されています。いくつかのスキャナやグラフィック アート パッケージのインタフェースとして機能します。TIFF は、白黒、グレースケール、疑似カラー、およびトゥルーカラー画像をサポートしており、圧縮または非圧縮形式で格納できます。 BigTIFF をサポートしています。 |
単一ファイル - 可能なファイル拡張子は「.tif」、「.tiff」、「.tff」 ワールド ファイル - 拡張子は「.tfw」 ArcCatalog は、デフォルトではファイル拡張子「.tif」のみを認識します。「.tiff」または「.tff」ファイルの名前を変更せずに ArcMap に追加するには、これらのファイル拡張子を ArcCatalog に追加するか、これらのファイルを Windows エクスプローラからマップにドラッグします。 |
読み書き |
いいえ |
CCITT(1D)、CCITT Group 3、CCITT Group 4、Packbits、LZW、またはなし |
はい |
|
4 ビット符号付き整数 |
いいえ |
Packbits、LZW、またはなし |
はい |
||||
8 ビット符号なし整数 |
はい |
Packbits、LZW、JPEG(非可逆)、またはなし |
はい |
||||
8 ビット符号付き整数 |
いいえ |
LZW |
いいえ |
||||
16 ビット符号なし整数 |
はい |
LZW |
はい |
||||
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
LZW |
いいえ |
||||
32 ビット符号なし/符号付き整数、または浮動小数 |
いいえ |
LZW |
いいえ |
||||
Terragen テレイン |
Terragen テレインファイルは、Planetside Software によって作成されました。標高データを格納します。 |
単一ファイル - 可能なファイル拡張子は「.ter」、「.terrain」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
不明 |
いいえ |
TerraSAR-X |
TerraSAR-X レーダー衛星は、X バンドの SAR を使用して地球観測データを作成します。 |
ディレクトリ |
読み取り専用 |
16 ビット符号なし整数、および 32 ビット複素整数 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
変換グリッド |
鉛直測地系をシフトするのに使用される NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration)のファイルです。 |
単一ファイル - 拡張子は「.gtx」 |
読み取り専用 |
32 ビット浮動小数点 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
USGS(United States Geological Survey)デジタル標高モデル(DEM) |
この形式は、USGS 地形マップ シリーズから得られた等間隔の標高値のラスタ グリッドで構成されます。ネイティブ形式では、ANSI 標準 ASCII 文字として固定ブロック形式で書き込まれます。 |
単一ファイル - 拡張子は「.dem」(「.dat」拡張子を「.dem」に変更する必要があります) |
読み取り専用 |
16 ビット符号付き整数 |
いいえ |
いいえ |
いいえ |
USGS DOQ(Digital Orthophoto Quadrangels) |
これは、USGS が提供する新しいラベルの DOQ(DOQ2)形式です。 |
単一ファイル - 可能なファイル拡張子は、「.doq」、「.nes」、「.nws」、「.ses」、「.sws」 |
読み取り専用 |
8 ビット符号なし整数 |
はい |
はい |
いいえ |
XPM(X Pix Map) |
ASCII 画像と C ライブラリで構成される形式にカラー画像を格納します。 |
単一ファイル - 拡張子は「.xpm」 |
読み取り専用(書き込み - 開発者専用) |
8 ビット符号なし整数 |
いいえ |
いいえ |
はい |
TIFF はほとんどのアプリケーションに推奨されます。
ほとんどのラスタ形式は、GDAL(Geospatial Data Abstraction Library)によってサポートされています。特定の形式の詳細については、www.gdal.org をご参照ください。
A.TOC ファイルは、特定のフォルダ階層と他のファイルへの参照を必要とするため、コピーと貼り付けはできません。詳細については、「A.TOC ファイルを使用するためのヒント」をご参照ください。
サポートされるエクスポート形式のビット深度容量
= サポートされる
NA = 非適用
IMG |
TIFF |
GRID |
JPEG |
JP2 |
BMP |
GIF |
PNG |
BIL/BIP/BSQ |
DAT |
注意 | |||||||||||
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1 ビット |
|
|
|
|
|
|
|
|
NA |
NA |
JPEG、JP2、BMP、GIF、PNG、BIL、BIP、BSQ、および DAT では 8 ビットに変換される。 |
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2 ビット |
NA |
NA |
NA |
NA |
NA |
NA |
NA |
|
NA |
NA |
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4 ビット |
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|
|
|
|
|
|
NA |
NA |
JPEG、JP2、BMP、GIF、PNG、BIL、BIP、BSQ、および DAT では 8 ビットに変換される。 |
||||||||||
4 ビット カラーマップ |
|
|
|
NA |
NA |
|
|
|
NA |
NA |
BMP、GIF、PNG、BIL、BIP、および BSQ では 8 ビットに変換される。 |
||||||||||
符号なし 8 ビット |
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|
|
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|
|||||||||||
符号付き 8 ビット |
|
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NA |
NA |
NA |
NA |
NA |
|
NA |
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8 ビット カラーマップ |
|
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NA |
NA |
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|
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|
NA |
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8 ビット 3 バンド |
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NA |
NA |
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8 ビット > 3 バンド |
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NA |
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NA |
NA |
NA |
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符号なし 16 ビット |
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NA |
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NA |
NA |
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|||||||||||
符号付き 16 ビット |
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NA |
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NA |
NA |
NA |
|
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|||||||||||
符号なし 32 ビット |
|
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NA |
NA |
NA |
NA |
NA |
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|||||||||||
符号付き 32 ビット |
|
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NA |
NA |
NA |
NA |
NA |
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32 ビット浮動小数点 |
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NA |
|
NA |
NA |
NA |
|
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シングルバンド BMP および GIF ファイルは常にカラーマップとともに格納されます。