ラスタ プロダクトについて
ラスタ プロダクトは、センサからマップへの画像の追加が容易になるように設計されています。多くの場合、これらのプロダクトは組み合わせる必要のある複数の個別バンドと一緒に提供されます。自然に見える画像を作成するためにどのバンドを組み合わせればよいのかは、常に明確ではありません。ときとして、画像内のフィーチャを理解するために、データを拡張する必要があります。また、画像の表示を最適化するために、パンシャープンなどの関数が追加される場合があります。これらのラスタ プロダクトは、ArcMap で画像を迅速かつ簡単に表示できるように設計されています。
ラスタ プロダクトは、カタログ内で、特定ベンダ製品に関連付けられたメタデータ ファイルの場所に表示されます。これは、Landsat 7 や QuickBird のような衛星画像などを生成するのに使用されるメタデータ ファイル内の情報です。ラスタ プロダクトには、マップに追加できる 1 つ以上の取得済みラスタ データセットのテンプレートが含まれています。それぞれは、ソフトウェア内の設定に従い表示されます。次の例では、[IKONOS Stereo] 製品フォルダには、複数のラスタ データセット、テキスト ファイル、シェープファイル、およびラスタ プロダクトが含まれており、画像をマルチスペクトル、パンクロマティック、またはパンシャープン ラスタとして表示できます。
それぞれのラスタ プロダクトには、デフォルト テンプレートがあります。これは、通常マルチスペクトルです。ラスタ プロダクトに使用されているテンプレートを調べたい場合、同じラスタ タイプのテンプレートを表示して調べることができます。ただし、ラスタ タイプ テンプレートのように、ラスタ プロダクトテンプレートを編集することはできません。
ラスタ プロダクトまたはジオプロセシングで取得したラスタ データセットの 1 つを使用できます。