トラブルシューティング

次に、ArcGIS Online を操作する際に遭遇する可能性がある問題と、推奨される解決策を示します。遭遇した問題が見つからず、またあなた自身が組織サイトのメンバーである場合は、その問題を管理者に報告し、管理者から Esri サポートに連絡するよう依頼してください。個人向けアカウントを使用している場合は、ArcGIS ResourcesArcGIS Online フォーラム、および ArcGIS Online ブログのリソースにアクセスできます。

注意注意:

アカウントの作成、サイン イン、またはアカウントの更新に関する問題の解決方法については、「アカウントのトラブルシューティング」をご参照ください。

Web サイト

サブスクリプションの有効化

組織へのメンバーの追加

組織サイトへの加入

マップ

ホストされたサービスの公開

共有

コンテンツ

グループ

ArcGIS for Desktop と ArcGIS Explorer Desktop

Web サイトが正常に動作しません。

ArcGIS.com Web サイト、Esri ベースマップ、REST API、公開中のフィーチャなどの ArcGIS Online のステータスを確認することができます。RSS フィードを購読して、特定のサービスで障害が起きていないか通知を受け取ることができます。また、status.arcgis.com からダッシュボードにアクセスすることもできます。

ページの一部が表示されない場合は、ブラウザのキャッシュおよびクッキーを消去してみてください。この操作方法は、ブラウザによって異なる場合があります。Chrome の場合は [すべて]、Firefox の場合は [すべての履歴] を選択してください。Internet Explorer および Safari では、選択しているすべてのクッキーおよびキャッシュが消去されます。

Web サイトのページでエラーが表示され、Internet Explorer に正常に読み込まれません。

Microsoft の推奨事項として、信頼されるサイトに次のドメインを追加する必要がある場合があります。http://*.arcgis.com、https://*.arcgis.com、http://*.arcgisonline.com、https://*.arcgisonline.com、http://*.cloudfront.net、https://*.cloudfront.net。

ArcGIS Online のサブスクリプションを有効化できません。

サブスクリプションを正常に有効化できない場合は、Esri サポート に連絡してください。

ArcGIS Online のサブスクリプションを要求したが、組織のサブスクリプションを管理する担当者ではありません。

サブスクリプションは、そのサブスクリプションを管理するユーザが有効化する必要があります。担当者でない場合は、受信したアクティベーションの電子メールを適切な担当者に転送してください。

ユーザ名を含むアカウントのファイルをアップロードしました。ユーザ名がファイルに含まれていたものと異なっています。

[Username] フィールドは無視されます。アカウントごとに一意のユーザ名が作成されます。必要に応じて、確認作業中にユーザ名を編集することもできます。

ユーザを招待する際、ユーザのロールを管理者に設定することはできません。

ユーザまたは公開者にのみ、ロールを設定することができます。ユーザが組織サイトに加入した後は、ロールを管理者に変更できます。

アカウントのファイルをアップロードし、複数のロール値を「Publisher(公開者)」に設定しました。しかし、すべてのロールがユーザと表示されます。

[Role] の値は小文字である必要があります。大文字を使用した場合(「Publisher」など)、値はデフォルト値(user)に設定されます。ユーザが組織サイトに加入した後に、ロールを編集することができます。

組織サイトへの加入の招待を受信しましたが、参加しようとするとエラーが表示されます

招待は 2 週間有効です。2 週間以内に加入しなかった場合は、組織サイトの管理者に新しい招待を送信するよう依頼してください。

アカウントの電子メールは、招待が送信されたアドレスと一致する必要があります。組織サイトに加入するときに新しい組織向けアカウントを作成する場合は、招待が送信された電子メール アドレスを入力してください。

トライアル サブスクリプションに加入している場合は、既存の Esri グローバル アカウントは登録できません。新しいアカウントを作成する必要があります。

組織サイトへの加入の招待を受けたことはわかっていますが、電子メールの受信フォルダでは招待を受信しませんでした。

お使いの電子メール アカウントによって招待が移動またはブロックされた可能性があります。スパム/ジャンク メール用のフォルダを確認してください。そこでも電子メールを確認できない場合、安全な送信者のリストに notifcations@arcgis.com を追加し、ArcGIS Online 組織管理者に招待を再送信するよう依頼してください。それでも問題が解決しない場合は、管理者を通して Esri サポートまでご連絡ください。

マップに追加するレイヤを検索する際、サービスのみが表示されます。

マップ サービス、イメージ サービス、フィーチャ サービス、OGC WMS、および KML を検索して追加できます。他のレイヤ タイプ(レイヤ パッケージなど)はサポートされていません。詳細については、「レイヤの検索」をご参照ください。

マップに追加するレイヤを検索する際、組織のすべてのサービスが検索結果にリストされません。

サービス レイヤをマップにすでに追加してある場合、そのサービスの範囲と交差するサービスだけが検索結果にリストされます。

ポップアップ ウィンドウ内の日時が、元のデータの日時と一致しません。

サーバは日付を UTC(協定世界時)で格納します。Web ブラウザは日付を現地時間に変換します。たとえば、ポップアップ ウィンドウ内の時刻フィールドを表示する際にユーザが標準時間のカリフォルニアにいる場合は、データの時刻より 8 時間早い時刻(UTC-8)が表示されます。このオフセットは日付にも同様の影響を与えます。2011 年 7 月 7 日午前 12 時のデータをポップアップ ウィンドウで表示すると、2011 年 7 月 6 日午後 5 時と表示されます。

マップを印刷する際、一部のレイヤが印刷されません。

組織がデフォルトの印刷サービスを使用している場合、外部からアクセスできないレイヤ、時間対応レイヤ、および更新プロパティがない KML グラウンド オーバーレイおよびネットワーク リンクは、印刷されたマップに表示されません。組織がカスタムの印刷サービスを使用している場合、印刷されたマップに特定の種類のレイヤが表示されない場合があります。また、ブラウザの [印刷] ボタンを使用してマップを印刷した場合、その他の多くのレイヤおよびロゴも表示されないことがあります。最も完全で適切な形式のマップを印刷するには、マップ ビューア上の [印刷] ボタンを使用します。

マップに凡例がありません。

ベースマップ、画像レイヤ、OGC WMS レイヤ、および OGC WMTS レイヤの凡例は表示されません。外部からアクセスできないレイヤの凡例も表示されません。

マップの凡例が、自分のマップ サービス レイヤで作成した凡例と異なっています。

マップ サービス レイヤの凡例と、ArcGIS.com マップ ビューア内の凡例は一致しないことがあります。通常、この問題は、ArcGIS.com マップ ビューア内の凡例がレイヤ内のシンボルと同期しなくなったときに発生します。たとえば、レイヤの作成者がサービスでシンボルを変更しても、マップ ビューアには引き続き前のシンボルが表示されます。一般的に、マップ ビューアには、30 分間経過した後に最新の凡例が表示されます。レイヤの作成者は、マップ ビューアに凡例の更新を反映させるためにマップ サービスの REST キャッシュをクリアしなければならないことがあります。Internet Explorer 7 は凡例情報を無限大に保存できます。レイヤの作成者は、マップ サービス内のレイヤに変更を加えることで(レイヤの名前変更や並べ替えなど)、凡例に対する更新を反映させることができます。

マップ コンテンツ内のレイヤの順序を変更できません。

レイヤは常にベースマップの上に表示され、フィーチャ レイヤは常にタイルセット レイヤ(マップ、画像、およびタイル マップ サービス)の上に表示されます。マップ内のレイヤのタイプによっては、すべてのレイヤを上下に移動させることができない場合があります。たとえば、1 つのマップ サービス レイヤと 3 つのフィーチャ レイヤがある場合、フィーチャ レイヤの順序を変更することはできますが、マップ サービス レイヤをフィーチャ レイヤの上に移動することはできません。KML レイヤおよびベースマップの順序を変更することはできません。

操作中に Web マップが消失しました。

セキュリティで保護されたサービスを追加した場合、組織向けアカウントでサイン インした場合、または Web マップが大きすぎてお使いのブラウザがキャッシュできないときにマップ ビューアから移動した場合(一般的に 2.5 MB より大きい場合(ただし、IE7 では 64 KB、IE8 では 530 KB))に、Web マップが消失する場合があります。これを避けるためには、作業を始める前にサイン インし、特に大容量のデータを追加する場合はマップを定期的に保存し、セキュリティで保護されたサービスを追加する場合は、マップ ビューアの URL を HTTPS に変更し、セキュリティで保護されたサービスを先に追加します。

時間対応レイヤを含むマップにタイム スライダが表示されません。

時間対応レイヤは、KML ドキュメント、埋め込みマップ、およびファイルから取り込んだレイヤではサポートされていません。これらの場合は、タイム スライダが表示されません。

レイヤをベースマップとして使用するオプションが表示されません。

ArcGIS Server サービス、OGC WMS、OGC WMTS、およびタイル レイヤをベースマップとして使用できます。ファイルから取り込んだレイヤ、KML サービス、および ArcGIS.com マップ ビューアで作成したマップ メモ レイヤは、ベースマップとしては使用できません。

独自のベースマップを使用する際、ベースマップ内の一部のズーム レベルがマップに表示されません。

これは、マップが現在のベースマップ(たとえば、地形図(World Topographic)ベースマップなど)のズーム レベルを表示するために発生します。ユーザがベースマップ内に追加したズーム レベルを表示するには、マップを保存し、ArcGIS.com マップ ビューア ページを閉じ(たとえば、[ギャラリー] に移動するなど)、再度マップを開きます。追加したズーム レベルが表示されます。

ベースマップが利用できないため、Web マップのコンテンツが何も表示されません。

マップの座標系はベースマップによって設定されるため、ArcGIS.com マップ ビューアは、有効なベースマップがないとマップ内にレイヤを表示できません。Web マップをベースマップと一緒に保存すると、マップ ビューアはそのベースマップだけを使用します。このベースマップが利用できない場合も、デフォルトのベースマップには戻りません。ベースマップが不正な場合、空間参照が同じ別のベースマップを使用することで、Web マップを修正できます。マップを修正するには、ギャラリーから異なるベースマップを選択するか、URL パラメータの basemapURL を使用します。basemapURL の使用の詳細については、「URL パラメータの使用」をご参照ください。

OGC WMS または OGC WMTS レイヤをマップに追加する際、レイヤの座標系がベースマップの座標系に合っていないことを示すエラーが表示されます。

このエラー メッセージは通常、マップにレイヤを追加した後に、ArcGIS.com マップ ビューア ギャラリー内のベースマップの投影法である Web メルカトルを使用しない OGC WMS または OGC WMTS レイヤを追加する場合に表示されます。新規のマップを作成し、OGC レイヤを先に追加します。レイヤが GCS WGS84 の場合、ArcGIS.com マップ ビューアは GCS WGS84 World Imagery ベースマップを使用します。OGC レイヤが、Web メルカトルまたは GCS WGS84 以外の座標系の場合は、ユーザのレイヤがベースマップとして使用されます。これで、レイヤを追加することができます。

Web から追加したレイヤがマップ上に表示されません。

Web メルカトル ベースマップ(ギャラリーのベースマップの投影法)を使用し、サービスが Web メルカトルでない場合、航空画像を使用しているタイル マップ サービスはマップ上には表示されない場合があります。レイヤを表示するには、そのレイヤをベースマップとして使用するか、キャッシュ マップ サービスと同じ投影法のベースマップの上に表示します。

マップ サービス レイヤが、タイルをキャッシュしたときと同じ縮尺で ArcGIS.com マップ ビューアに表示されません。

ArcGIS.com マップ ビューアは、ArcGIS 10.1 以降のリリースで作成されたサービスに設定されている最小および最大縮尺を優先します。これらの縮尺は、ArcGIS for Desktop で変更できます。

一部のフィーチャがマップにありません。

ファイルからデータをインポートした場合、ArcGIS.com マップ ビューアが表示できるフィーチャの数には制限があります。テキスト ファイル(*.txt または *.csv)の場合は、最初の 1,000 行のフィーチャが表示されます。Internet Explorer 7 または 8 を使用する場合は、最初の 750 行のフィーチャが表示されます。GPS Exchange Format(*.gpx)ファイルの場合は、最初の 1,000 個のフィーチャ レイヤが表示されます。KML ドキュメントを追加した場合は、プレースマークからのフィーチャ、ネットワーク リンク、更新プロパティがないグラウンド オーバーレイ、フォルダ、および拡張データが表示されます。他のフィーチャは現在サポートされていません。

Internet Explorer 7 または 8 で Web マップを操作する際に問題が発生しました。

Web マップを表示したり作成する場合に最高のパフォーマンスを実現するには、Mozilla Firefox、Google Chrome、または Internet Explorer の最新バージョンを使用することをお勧めします。Internet Explorer 7 または 8 はサポートされていますが、Web マップの操作時のパフォーマンスに制限があります。たとえば、ファイルをマップ上にドラッグ アンド ドロップできません。表示できるフィーチャも少なくなります。また、マップ ビューアのウィンドウを保存しないままにしておくと作業内容が消失する場合があります。IE7 または 8 を使用する必要がある場合は、Google Chrome Frame をインストールすることで状況が改善する場合があります。この無料の Chrome プラグインを使用すると、マップ ビューアなどのアプリケーション内で、古いブラウザでも新しい Web テクノロジを利用できるようになります。

Web マップを表示する際、Web ストレージを有効にする必要があることを示すメッセージが表示されます。

ArcGIS.com Web サイトでは、ブラウザの Web ストレージ機能(Cookie と同様)を利用して、マップを保存するまで一時的にマップに加えた変更を保存します。Web ストレージが無効の場合、マップは正しく機能しません。ブラウザの Web ストレージを有効にするには、下記の手順をご参照ください。

Internet Explorer 7

  1. [ツール] メニューで [インターネット オプション] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。
  2. [セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください。][インターネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。
  3. [設定][その他] セクションにある [Userdata の常設][有効にする] をクリックし、[OK] をクリックします。
  4. このゾーンのセキュリティ設定の変更を確認するダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
  5. [OK] をクリックして [インターネット オプション] ダイアログ ボックスを閉じ、すべての Internet Explorer ウィンドウを閉じます。

Internet Explorer 8 および 9

  1. [ツール] メニューで [インターネット オプション] をクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。
  2. [セキュリティ] セクションで、[DOM ストレージを有効にする] をオンにし、[OK] をクリックします。

Mozilla Firefox

  1. アドレス バーに「about:config」と入力し、ブラウザの設定を表示します。
  2. [dom.storage.enabled] にスクロールします。
  3. 設定を右クリックし、[切り替え] をクリックして [dom.storage.enabled] を [true] に設定します。

Google Chrome

  1. レンチ アイコンをクリックし、[オプション] をクリックします。
  2. Windows コンピュータの場合は、[オプション] を選択します。Mac または Linux コンピュータの場合は、[環境設定] を選択します。Chromebook では [設定] を選択します。
  3. [高度な設定] タブをクリックします。
  4. [コンテンツの設定] をクリックし、[Cookie][ローカルのデータ設定を許可する] を選択します。

Safari

  1. 車輪アイコンをクリックし、[プライベート ブラウズ] をクリックし、プライベート ブラウズ機能をオフにします。[プライベート ブラウズ] がオンの場合は、横にチェック マークが表示されます。

マップに追加したフィーチャを編集できません。

外部からアクセスできないフィーチャ サービスと、時間対応レイヤおよび OGC WMS レイヤから取り込んだフィーチャは、ArcGIS.com マップ ビューアでは編集できません。

プレゼンテーションが含まれているマップにもかかわらず、[開く] の選択肢にプレゼンテーションのオプションが表示されない場合があります。

ArcGIS Explorer Online では、[共有] ウィンドウに [他のユーザが開いたときにプレゼンテーション モードで起動する] チェックボックスがあります。作成者がこのオプションをオンにしている場合、マップは自動的にプレゼンテーションとして開き、[プレゼンテーションを開く] がマップを開く際の選択肢の 1 つとして表示されます。

サービスにフィーチャ データが含まれているにもかかわらず、ポップアップ ウィンドウを構成するオプションが表示されません。

ArcGIS.com マップ ビューアは、OGC WMS または OGC WMTS サービスでのポップアップ ウィンドウの編集および表示をサポートしていません。KML レイヤ上のポップアップ ウィンドウの構成はサポートしていませんが、KML レイヤ内のすべてのフィーチャ データは自動的に表示されます(無効化または構成はできません)。

作成したマップで、ポップアップ ウィンドウが表示されません。

ArcGIS.com マップ ビューアは、OGC WMS または OGC WMTS レイヤでのポップアップ ウィンドウの表示をサポートしていません。ArcGIS Server サービス レイヤの場合、ポップアップ ウィンドウをマップに表示するには、ArcGIS.com内のサービスを共有する必要があります。マップ サービスをすべての人(パブリック)ではなく所属するグループと共有する場合、グループ メンバーのみがユーザのポップアップ ウィンドウを表示できます。

マップのレイヤ上のポップアップ ウィンドウを削除できません。

以前に有効化したマップ サービス レイヤ上のポップアップ ウィンドウ、および区切りテキスト ファイル、シェープファイル、または GPX ファイルから取り込んだフィーチャ上のポップアップ ウィンドウを削除できます。ArcGIS Server フィーチャ サービス レイヤ、ArcGIS.com マップ ビューアで作成されたマップ メモ レイヤ、および KML レイヤのポップアップ ウィンドウを削除することはできません。

ポップアップ ウィンドウ内の一部の画像がありません。

GIF 画像および HTTPS の内側でホストされている画像は、Microsoft Silverlight の制限のため ArcGIS Explorer Online ではサポートされていません。マップ作成者は、PNG または JPEG 画像および HTTP 上の画像をポップアップ ウィンドウで使用することを検討する必要があります。

ArcGIS.com マップ ビューアで更新したレイヤのアイテム プロパティを保存するオプションが表示されません。

アイテム プロパティを保存できるのは、追加したサービス レイヤだけです。

Web 上の CSV から Web マップに数値フィールドを正常にインポートできません。

小数点としてピリオドを使用している CSV を Web から追加しているにもかかわらず、システムの言語では小数点がカンマに設定されている場合、数値フィールドが正しく表示されない場合があります。ファイル内の小数記号は、システム言語で設定されている形式と一致する必要があります。たとえば、システムが英語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてピリオドが使用されている必要があります。システムがフランス語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてカンマが使用されている必要があります。

ホスト フィーチャ サービスから、ホスト タイル マップ サービスを公開できません。

それ自体が解析操作の結果であるホスト フィーチャ サービスから公開されたホスト タイル マップ サービスのマップ タイルを生成することはできません。

*.txt ファイルをホスト フィーチャ サービスとして公開することができません。

CSV ファイルは *.csv としてフォーマットおよび保存される必要があります。他のテキスト ファイルは、サポートされていません。

Web マップを ArcGIS 10 for Desktop で開くと、一部のレイヤが表示されません。

ArcGIS 10.0 for Desktop 以降では Web マップを開くことができますが、ArcGIS Online を使用して公開されているホストされたマップ サービス、フィーチャ サービス、編集可能レイヤを使用して作成されたマップ ノート、ファイルからインポートしたフィーチャ、KML などのレイヤ タイプは、マップ ドキュメントには表示されません。これらすべてのレイヤ タイプは、ArcGIS 10.1 for Desktop 以降でサポートされています。そのため、ワークフローの中で Web マップを Desktop で開く場合は、10.1 以降にアップグレードすることをお勧めします。

公開済みのホストされたサービスをパブリックにしたが、他のユーザがアクセスできません。

公開されているサービスの共有内容を変更し、新たな共有状態がシステムに反映されるまでに最大 10 分かかる場合があります。たとえば、プライベート サービスをすべてのユーザに使用できるようにする(パブリックにする)場合、他のユーザは ArcGIS.com Web サイト上の検索で 10 分間サービスを見つけることができない場合があります。

ホストされたサービスを更新したいです。

ホストされたフィーチャ サービスへの編集を有効にした場合は、ArcGIS.com マップ ビューアでフィーチャおよびそれらの表示を編集することができます。詳細については、「フィーチャの編集について」をご参照ください。

ホストされたフィーチャ サービスを ArcGIS.com Web サイトから公開した場合は、フィーチャ サービスおよび関連ファイルを [マイ コンテンツ] から削除し、次に更新されたフィーチャ ファイルを [マイ コンテンツ] に追加する必要があります。これにより、ホスト フィーチャ サービスが新規に作成されます。フィーチャ ファイルのアイテム詳細ページで [更新] オプションを使用すると、ファイルのみが更新され、ホスト サービスは更新されません。

ホストされたサービスを ArcGIS for Desktop から公開する場合は、ArcGIS for Desktop を使用して既存のサービスを上書きすることができます。

ホスト マップ サービスの公開に長い時間がかかります。

一般的に、タイルを特定のマップ向けにレンダリングする時間は、キャッシュされるマップの空間範囲、マップ内のレイヤ数、およびマップの処理時におけるシステムの負荷に基づいています。システムは、負荷が増加するにつれて(コンピュータを追加することで)自動的に拡張できるように設計されています。ただし、システムの負荷が大幅に増加した場合は、時間差が発生する可能性があります。

クラウドで稼働しているマップ キャッシュ システムは、マップを並行でレンダリングする空間範囲に分割します。データが多くの範囲を含む場合は、すべてのプロセスが完了するまでに数分から数時間かかる場合があります。プロセスは非同期です。つまり、最初の公開が実行された場所から ArcMap セッションを閉じた場合でも、キャッシュ プロセスは継続されます。生成されたキャッシュ マップ サービスは、Web または後から開始した別の ArcMap セッションから使用することができます。

パブリック アイテムを組織外に共有することができません。

所属の組織サイトでは、組織外での共有を許可していない場合があります。管理者に確認してください。

組織サイトの管理者が URL への匿名アクセスを禁止している場合でも、パブリックな Web マップ、アイテムの詳細、およびグループを共有することができますパブリックな Web マップを共有するには、ArcGIS.com マップ ビューアの [共有] ウィンドウ内の短縮 URL を使用します。アイテムの詳細およびグループを共有するには、[Facebook] または [Twitter] ボタンを使用します。これらのオプションでは、組織の URL の代わりに ArcGIS.com の URL を使用したリンクが生成されます。

レイヤ パッケージや他の ArcGIS for Desktop および ArcGIS Explorer Desktop で使用しているファイルが表示できません。

デフォルトでは、Web サイトは Web ブラウザで開くことができるコンテンツのみを表示します。検索結果、グループ、およびギャラリーに表示されているレイヤ パッケージおよび他のデスクトップ コンテンツを表示するには、すべてのコンテンツを表示するように Web サイトを設定します。Web サイトの最上部にある [表示: Web コンテンツのみ] の右の矢印をクリックし、ドロップダウン リストから [すべてのコンテンツ] をクリックします。詳細については、「ArcGIS Desktop 製品のコンテンツの検索」をご参照ください。

ユーザの名前が [ユーザの招待] リストに表示されません。

ユーザをグループに招待するには、ユーザは事前に Esri グローバル アカウントを ArcGIS Online に登録しておく必要があります。ユーザがプロファイルをプライベートに設定している場合は、そのユーザをグループに招待することはできません。さらに、組織向けアカウントを所有している場合、個人向けアカウントは招待できません。個人向けアカウントを所有している場合、組織向けアカウントは招待できません。詳細については、「共有するコンテンツ」をご参照ください。

ArcGIS Desktop 9.3.1 を所有しているが、ArcGIS Desktop 10 で作成されたレイヤ パッケージを開くことができません。

ArcGIS Desktop 9.3.1 を使用しながら ArcGIS 10 SP1 で作成されたレイヤ パッケージを開く場合は、ArcGIS 9.3.1 Service Pack 2 Desktop Layer Packaging パッチをインストールする必要があります。このパッチをインストールしていない場合、ArcGIS 10 SP1 で作成されたレイヤ パッケージを開こうとすると、次のメッセージが返されます。

このパッケージのバージョンはサポートされていません。このパッケージを読み取るには、新しい ArcGIS Filehandler をインストールする必要があります。

パッチで解決される問題の詳細

ArcGIS Desktop 10 を所有しているが、一部のレイヤおよびマップ パッケージを開くことができません。

ArcGIS 10 SP1 で作成されたレイヤおよびマップ パッケージは、以前のバージョンの ArcGIS(ArcGIS 10 を含む)では開くことができません。国際化およびサイズによる一部の制限を取り除くため、ArcGIS 10 SP1 では ArcGIS レイヤ パッケージで使用される圧縮技術がアップグレードされています。ただし、この結果、下位互換性に影響を与えています。ArcGIS 10 SP1 で作成されたレイヤおよびマップ パッケージを開こうとすると、次のメッセージが返されます。

パッケージ コンテンツの読み取り中にエラーが発生しました。

ArcGIS 10 SP1 で作成されたパッケージを ArcGIS 10 で開くには、ArcGIS 10 を Service Pack 1 にアップグレードします。

ArcGIS 10 SP1 で作成されたパッケージを ArcGIS 9.3.1 で開くには、ArcGIS 9.3.1 Service Pack 2 Desktop Layer Packaging パッチをインストールします。

[マイ コンテンツ] 内のレイヤ パッケージまたはマップ パッケージを更新すると、[アイテム プロパティの維持] を選択した場合でも画像は更新されます。

レイヤ パッケージまたはマップ パッケージを更新する際、アイテム プロパティのサムネイルはパッケージ内のサムネイルにリセットされます。これは、サーバ上でアイテム プロパティを保護していた場合でも同様です。アイテムを更新した後は、アイテムの詳細ページに表示する画像を再度アップロードする必要があります。

レイヤ パッケージを開く際に、ログインを求められました。

グループで共有されているがパブリックになっていないパッケージを開く際は、(ポップアップ ダイアログ ボックスで)ArcGIS Online のユーザ名およびパスワードの入力を求められます。ダイアログ ボックスには、ログイン情報を保存するオプションが含まれています。このオプションを使用すると、ユーザ名およびパスワードを再入力することなく、共有されているパッケージを開くことができます。

マップ パッケージおよび ArcGIS for Desktop のアドイン ファイルを開くことができません。

マップ パッケージまたは ArcGIS for Desktop のアドイン ファイルを開くには、ArcGIS 10 for Desktop をコンピュータ上にインストールしておく必要があります。以前のバージョンの ArcGIS Desktop では、これらのタイプのアイテムをサポートしていません。

ArcMap でグローブ サービスを参照するグローブ レイヤまたはサービスを開くと、エラー メッセージが返されます。

デフォルトでは、ArcGIS.com Web サイトはグローブ レイヤおよびサービスを ArcMap で開くため、ユーザにはエラー メッセージが表示されます。これらのアイテムを正常に開くには、コンピュータ上で ArcGlobe を開いておき、ArcMap を閉じておく必要があります。

ArcGIS.com Web サイトで見つけた ArcGIS Server イメージ サービスを ArcGIS for Desktop に追加できません。

ArcGIS Desktop 9.3.1 で作成されたイメージ サービスは、ArcGIS.com Web サイトからは正常に開きません。9.3.1 イメージ サービスを ArcGIS for Desktop で開くには、カタログ ウィンドウでサービスが存在するサーバに直接接続することをお勧めします。

  1. 操作するイメージ サービスの [詳細] ページを開き、[マップ コンテンツ] リンクをクリックします。
  2. [マップ コンテンツ] ページの URL の最初の部分(services という単語が含まれるところまで)をコピーします。
  3. カタログ ウィンドウ内の [ArcGIS Server サーバの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [サーバの URL] フィールドに貼り付けます。
  4. 文字列の /rest 部分を削除し、文字列が「http://www.example.com/arcgis/services」の形式になるようにします。[OK] をクリックします。これで、サーバ上の任意のサービスを参照して、マップに追加することができます。

[開く] および [ArcGIS for Desktop で開く] オプションをクリックして、ArcGIS.com で見つけたマップ サービスを ArcGIS for Desktop または ArcGIS Explorer に追加しても、サービスが正常に動作しません。たとえば、ArcMap で新しいレイヤは追加されているように見えるが、壊れていて描画されません。[ArcGIS.com マップ ビューアで開く] をクリックするとサービスは正常に描画するため、マップ サービスをホストしているサーバは稼働中であると考えられます。

これは、マップ サービスをホストしている ArcGIS Server 上の REST 構成に関する問題です。REST 構成により、[ArcGIS Desktop で開く] をクリックする際に自動的に生成される LYR ファイルが、サーバに対して外部の URL ではなく内部の URL を使用するようになっています。これと同様の問題により、[ArcMap で表示] リンクおよび [ArcGIS Explorer で表示] リンクによる動作も、マップ サービスの REST Services Directory ページで失敗します。この問題は、マップ サービスをホストしている ArcGIS for Server の管理者のみが修正できます。ユーザが管理者である場合、問題の修正方法については、ArcGIS Server ヘルプをご参照ください。

この問題を抱えているサーバのサービスを使用する場合は、次の手順に従って直接サーバに接続することで、ArcGIS for Desktop または ArcGIS Explorer Desktop でマップ サービスをマップまたはグローブに追加できます。

  1. 操作するマップ サービスの [詳細] ページを開き、[マップ コンテンツ] リンクをクリックします。
  2. [マップ コンテンツ] ページの URL の最初の部分(services という単語が含まれるところまで)をコピーし、文字列の /rest 部分を削除して、文字列が「http://www.example.com/arcgis/services」の形式になるようにします。
  3. カタログ ウィンドウ内の [ArcGIS Server サーバの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [サーバの URL] フィールドに貼り付けます。ArcGIS Explorer Desktop 内で、[コンテンツの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [GIS サービス] フィールドに貼り付けます。これで、サーバに接続されました。
  4. 使用するマップ サービスを参照します。
  5. サーバの所有者に問い合わせて、この構成に関する問題を修正する必要があることを伝えることもできます。
4/12/2013