Z 値の調整（Adjust 3D Z） (データの管理)

サマリ

3D フィーチャの Z 値を変更します。

使用法

注意:

このツールを使用すると入力データが変更されます。詳しい説明および不適切なデータ変更を防ぐための方法については、「出力を伴わないツール」をご参照ください。

• 正の値によって深さを示す、水深測量などのサーフェス下の計測データの Z 値を反転することを考慮します。

• [変換前の単位] パラメータと [変換後の単位] パラメータを使用して、Z 値の一般的な計測単位を変換することができます。

構文

Adjust3DZ_management (in_features, {reverse_sign}, {adjust_value}, {from_units}, {to_units})

パラメータ	説明	データ タイプ
in_features	変更対象の Z 値を持つ 3D フィーチャ。	Feature Layer
reverse_sign (オプション)	フィーチャクラスのすべての Z 値の符合が反転されるかどうかを示します。 REVERSE —Z 値の符合を反転します。 NO_REVERSE —Z 値の符合を維持します。これがデフォルトです。	String
adjust_value (オプション)	指定された数値によって、すべての Z 値を一様に調整します。負の数値を入力すると Z 値が減少します。正の数値を入力すると増加します。	Double
from_units (オプション)	既存の Z 値の単位。このパラメータは [変換後の単位] パラメータとともに使用します。 MILLIMETERS CENTIMETERS METERS INCHES FEET（米国） YARDS FATHOMS（ファゾム）	String
to_units (オプション)	既存の Z 値が変換される単位。 MILLIMETERS CENTIMETERS METERS INCHES FEET（米国） YARDS FATHOMS（ファゾム）	String

コードのサンプル

Adjust3DZ（Z 値の調整）の例 1（Python ウィンドウ）

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env

arcpy.CheckOutExtension("3D")
env.workspace = "C:/data"
arcpy.Adjust3DZ_management("subsurface_pts.shp", "REVERSE", 0, "METERS", "FEET")

Adjust3DZ（Z 値の調整）の例 2（スタンドアロン スクリプト）

次のサンプルは、スタンドアロン Python スクリプトでこのツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env

arcpy.CheckOutExtension("3D")
env.workspace = "C:/data"
arcpy.Adjust3DZ_management("subsurface_pts.shp", "REVERSE", 0, "METERS", "FEET")

環境

現在のワークスペース, 出力データの XY ドメイン, 出力データの Z ドメイン, 出力データの座標系, 範囲, XY 座標精度, XY 許容値, Z 座標精度, Z 許容値

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○

ArcGIS for Desktop Standard: ○

ArcGIS for Desktop Advanced: ○