ArcGIS Engine Developer Kit および ArcGIS Engine クイック スタート ガイド
概要
- インストールを始める前に、ArcGIS Engine のシステム要件をご確認ください。
- Windows 上で ArcGIS Engine をインストールするには、Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 が必要です。Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 は、Microsoft のサイトからダウンロードできます。Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 では、Windows の機能を使用して Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 をインストールする必要があります。
- ArcGIS Engine および ArcGIS Engine Developer Kit をインストールするには、管理者権限が必要です。
- 重要:ArcGIS 10.2.2 を使用する前に、ソフトウェア パッチを適用する必要があります。パッチの詳細とダウンロードについては、こちらをご参照ください。
ArcGIS 10.2.2 へのアップグレード
- ArcGIS 10.2.2 セットアップ パッケージは、同じ ArcGIS 10.1（Service Pack 1 [SP1] を含む）、10.2、または 10.2.1 製品の既存のインストールを検出してアップグレードする設計になっています。インストール場所、ライセンス マネージャ（同時使用ライセンスの場合）、または認証情報（単独使用ライセンスの場合）の設定は、アップグレード後も保持されます。ArcGIS 10.2.2 を ArcGIS 10.1 よりも前のバージョンに上書きインストールする場合は、ArcGIS 10.2.2 をインストールする前に、以前のバージョンをアンインストールしておく必要があります。ArcGIS 10.2.2 セットアップ プログラムの指示に従って、インストール プロセスを実行します。
- 既存の ArcGIS 10.1 または 10.2 認証番号は ArcGIS 10.2.2 でも使用できます。
- ArcGIS 10.2.2（単独使用製品）:
ArcGIS 10.1、10.2 または 10.2.1 が現在インストールされているコンピュータとは別のコンピュータに ArcGIS 10.2.2 をインストールし、既存の ArcGIS 10.1、10.2 または 10.2.1 認証番号を ArcGIS 10.2.2 で使用する場合は、ArcGIS 10.2.2 のインストールを認証する前に、ArcGIS 10.1、10.2 または 10.2.1 製品を認証解除しておく必要があります。
ソフトウェア認証番号の取得
必要に応じて、アカウントの主な保守担当者は Customer Care Web サイトから認証番号を取得できます。[認証とプロビジョニング] をクリックして、認証番号を取得する製品名をクリックします。ArcGIS 10.2.2 で認証に使用できるライセンス バージョンが 10.1 または 10.2 として [認証とプロビジョニング] ポータルに表示されます。米国以外のお客様は、地域の販売代理店に認証番号をお問い合わせください。
ArcGIS 10.2.2 License Manager
ArcGIS 10.2.2 Engine（同時使用ライセンス）には、ArcGIS 10.2.2 License Manager（ArcGIS 10.0、10.1、10.2 、10.2.1 でも利用可能）が必要です。詳細については、「ArcGIS License Manager クイック スタート ガイド」および「ArcGIS License Manager リファレンス ガイド」をご参照ください。
ArcGIS 10.0 から 10.2.2 へのライセンスのアップグレード
既存の ArcGIS 10.0 ユーザの場合、自動ライセンス アップグレード機能でライセンス アップグレード プロセスを実行できます。以前のライセンスを認証解除してから最新バージョンを認証する代わりに、ワンステップ アップグレード オプションを使用して既存の 10.0 ライセンスを 10.2.2 に移行できます。
- 既存のライセンスを認証解除せずに ArcGIS 10.0 製品をアンインストールします。
- ArcGIS 10.2.2 をインストールします。
- ArcGIS 10.2.2 Engine Developer Kit のインストールが完了したら、[認証] をクリックします。10.0 のライセンスがすでにあれば、ライセンスをアップグレードするように求めるメッセージが表示されます。ArcGIS 10.2.2 Engine では、ArcGIS Administrator を起動する必要があります。手順に従って、アップグレード プロセスを完了します。
ArcGIS Engine Developer Kit と Engine の認証
単独使用ライセンス
注意:
- 推奨: 下記の認証手順を実行するには、インターネットに接続している必要があります。
- ソフトウェアをインストールするコンピュータからインターネットに接続できない場合は、電子メールまたは Esri Customer Care Web サイトでソフトウェアを認証できます。
- 認証プロセスを簡単にしたい、またはサイレント認証したい場合、Esri Customer Care の「認証とプロビジョニング」ポータルから生成されるプロビジョニング ファイルを使用できます。
- インストールが完了したら、ArcGIS Administrator ウィザードを開きます。
- ArcGIS Administrator ウィザードで、認証する単独使用ライセンス製品を選択します。
- Engine アプリケーションを実行する必要があるだけの場合は、[ArcGIS Engine（単独使用）] オプションを選択します。
- Engine アプリケーションを開発および実行する必要がある場合は、[ArcGIS Engine および ArcGIS Engine Developer Kit（単独使用）] オプションを選択します。
- [今すぐ認証] をクリックします。
- デフォルトの [ソフトウェアをインストール済みで、認証する必要がある。] オプションを選択します。
- [インターネットを使用して今すぐ Esri で認証。] を選択します。プロビジョニング ファイルを使用する場合、[認証ファイルを Esri から取得済み] オプションを選択して、ファイルを参照します。
- 必要に応じて、個人情報を入力します。
- コア製品の認証番号（ESUxxxxxxxxx）を入力します。この番号をまだ入手していない場合は、Esri Customer Care ポータルの「認証とプロビジョニング」ページで番号を取得します（米国内ユーザのみ）。
- 必要に応じて、エクステンションの認証番号を入力します。エクステンションがリストにない場合は、エクステンション名と認証番号を手動で入力します。
- 認証プロセスが完了したら、[完了] をクリックします。
- [OK] をクリックして、ArcGIS Administrator を閉じます。これでこのソフトウェア を使用できます。
ArcGIS Engine（単独使用ライセンス）の追加エクステンションの認証
ArcGIS 10.2.2 Engine 単独使用ライセンス ソフトウェアをすでに認証済みで、後から追加のエクステンションを認証する場合に該当します。「ArcGIS Engine Developer Kit と Engine（単独使用ライセンス）の認証」の手順に従って操作を行い、手順 3 で [すでにソフトウェアを認証済みで、追加のエクステンションを認証する必要がある。] を選択します。手順 6 は必要ありません。手順 7 で、該当するエクステンションの認証番号を入力できます。
同時使用ライセンス
ライセンス マネージャの定義
- インストールが完了したら、ArcGIS Administrator ウィザードを開きます。
- ArcGIS Administrator ウィザードで [ArcGIS Engine Runtime（同時使用ライセンス）] を選択し、ライセンス マネージャの名前を指定します。
- ライセンス マネージャを設定したら、[OK] をクリックして ArcGIS Administrator ウィザードを閉じます。これでこのソフトウェア を使用できます。
ArcGIS 製品に関する最新情報
最新の情報については、ArcGIS Resources Web サイトをご覧ください。このサイトは、ArcGIS 10.2.2 リリースの新機能を検索したり、ヘルプ、フォーラム、ブログ、ダウンロード、サンプルおよび技術情報などのリソースにアクセスするためのポータルとして使用します。
サポートを受けるには
Esri ソフトウェアのサポートが必要な場合は、support.esri.com にアクセスしてください。