ルート レイヤの追加
このトピックで説明されている機能は、Portal 10.2.1 for ArcGIS 以降のリリースで使用できます。
マップ ビューアを組織サイトのメンバーとして使用して、2 つ以上の位置間のルート案内を取得します。レイヤを構成したり、ルート マップを作成したり、ルート上で解析を実行したりすることができます。ルート マップは、マップ ビューアで作成した他のマップと同様、構成できるだけでなく、アプリケーション、ストーリー テンプレート、ブログなどを使用して共有したり、Portal for ArcGIS クライアント(iOS デバイス、Android デバイス、および ArcGIS for Desktop など)上で使用したりすることができます。
下記手順を実行して、マップにルート レイヤを追加します。
- ポータルにサイン インします。
- マップ ビューアを開きます。
- [ルート案内] ボタン をクリックすると、マップの左側に [ルート案内] パネルが表示されます。
- 出発地と 1 つ以上の目的地を追加してルート案内を取得します。詳細については、「ルート案内の取得」をご参照ください。
- ルート案内を取得したら、[レイヤとして追加] ボタンをクリックします。
- 他のルートを追加するには、ルート案内の新しいセットを作成して、そのレイヤをマップに追加します。各ルートは、マップのコンテンツ ウィンドウにレイヤに表示されます。
- 必要に応じて、ルート レイヤを構成します。
-
マップを保存します。
ルート レイヤはマップに格納されます。このレイヤは、他のマップで再利用できる独立したレイヤではありません。
ルート レイヤの構成
他のユーザとルートを共有する場合、特定のユーザ向けにルートを構成しておくことを推奨します。たとえば、緊急事態の管理機関で働いていて、避難ルートのマップを警察と共有する予定である場合、おそらく、コンテンツ ウィンドウ内のルート レイヤの名前およびポップアップ ウィンドウのルート名を警察が使用している名前に変更する必要が出てくるでしょう。
ルート レイヤ上で、透過表示を変更したり、レイヤ名を変更したり、凡例のレイヤ名を非表示にしたり、編集を有効化したりすることができます(レイヤはマップと一緒に格納されているので、フィーチャを編集できるのはあなたのみです)。また、マップの他のフィーチャ レイヤがある場合は、コンテンツ ウィンドウでそれらのレイヤの表示順序を上下に移動することもできます。
ルート レイヤには、以下の 3 つのサブレイヤが含まれています。各レイヤでは、表示範囲を設定したり、ポップアップ ウィンドウを構成したり、シンボルを変更したり、凡例のレイヤを非表示にしたりすることができます。サブレイヤの名前を変更することはできません。
- ルート ストップ - 出発地および目的地のポイント フィーチャ レイヤ
- ルート - ルートのライン フィーチャ レイヤこのレイヤには、総到達圏および総運転距離が含まれています。
- ルート案内 - ルートの各セグメントにおけるライン フィーチャのセットこのレイヤには、ターンバイターン形式のルート案内が含まれています。これは、デフォルトではマップに描画されていません。コンテンツ ウィンドウでレイヤ名の横のチェックボックスをオンにすると表示することができます。