トラブルシューティング

次に、ポータル Web サイトを使用する際に遭遇する可能性がある問題と、それに対する推奨される解決策を示します。

Web サイト

マップ

ホストされたサービスの公開

コンテンツ

ArcGIS for Desktop と ArcGIS Explorer Desktop

新しいメンバーをポータルに追加しようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

Portal for ArcGIS のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。ライセンスされている最大メンバー数のメンバーがすでにポータルに存在する場合、新しいアカウントを追加できず、[ソフトウェア認証エラーのために新しいアカウントを作成できません。サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。] というメッセージが表示されます。新しいメンバーを追加するには、ポータル管理者が新しいライセンスを取得するか、既存のメンバーを削除する必要があります。

ポータルにサイン インしようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

Portal for ArcGIS のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。ポータルのメンバー数がその数値を超える場合、次にポータルにサイン インしようとすると、[ソフトウェア認証エラーのために新しいアカウントを作成できません。サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。] というメッセージが表示されます。ポータル管理者は、新しいライセンスを取得するか、ポータルからメンバーを削除する必要があります。

マップに追加するレイヤを検索する際、サービスのみが表示されます。

マップ サービス、イメージ サービス、フィーチャ サービス、OGC WMS、および KML を検索して追加できます。他のレイヤ タイプ(レイヤ パッケージなど)はサポートされていません。詳細については、「レイヤの検索」をご参照ください。

マップに追加するレイヤを検索する際、組織サイトのすべてのサービスが検索結果にリストされません。

サービス レイヤをマップにすでに追加してある場合、そのサービスの範囲と交差するサービスだけが検索結果にリストされます。

ポップアップ ウィンドウ内の日時が、元のデータの日時と一致しません。

サーバは日付を UTC(協定世界時)で格納します。Web ブラウザは日付を現地時間に変換します。たとえば、ポップアップ ウィンドウ内の時刻フィールドを表示する際にユーザが標準時間のカリフォルニアにいる場合は、データの時刻より 8 時間早い時刻(UTC-8)が表示されます。このオフセットは日付にも同様の影響を与えます。2011 年 7 月 7 日午前 12 時のデータをポップアップ ウィンドウで表示すると、2011 年 7 月 6 日午後 5 時と表示されます。

マップを印刷する際、一部のレイヤが印刷されません。

管理者による印刷サービスの構成内容によっては、印刷されたマップに特定の種類のレイヤが表示されない場合があります。詳細については、管理者にお問い合わせください。また、ブラウザの [印刷] ボタンを使用してマップを印刷した場合、その他の多くのレイヤおよびロゴも表示されないことがあります。最も完全で適切な形式のマップを印刷するには、マップ ビューア上の [印刷] ボタンを使用します。

マップに凡例がありません。

ベースマップおよび OGC WMTS レイヤの凡例は表示されません。また、外部からアクセスできないレイヤの凡例や、マップ作成者が非表示にしたレイヤの凡例も表示されません。

マップの凡例が、自分のマップ サービス レイヤで作成した凡例と異なっています。

マップ サービス レイヤの凡例と マップ ビューア内の凡例は一致しないことがあります。通常、この問題は、マップ ビューア内の凡例がレイヤ内のシンボルと同期しなくなったときに発生します。たとえば、レイヤの作成者がサービスでシンボルを変更しても、マップ ビューアには引き続き前のシンボルが表示されます。一般的に、マップ ビューアには、30 分間経過した後に最新の凡例が表示されます。レイヤの作成者は、マップ ビューアに凡例の更新を反映させるためにマップ サービスの REST キャッシュをクリアしなければならないことがあります。Internet Explorer 7 は凡例情報を無制限に保存できます。レイヤの作成者は、マップ サービス内のレイヤに変更を加えることで(レイヤの名前変更や並べ替えなど)、凡例に対する更新を反映させることができます。

マップ コンテンツ内のレイヤの順序を変更できません。

レイヤは常にベースマップの上に表示され、フィーチャ レイヤは常にタイルセット レイヤ(マップ、画像、およびタイル マップ サービス)の上に表示されます。マップ内のレイヤのタイプによっては、すべてのレイヤを上下に移動させることができない場合があります。たとえば、1 つのマップ サービス レイヤと 3 つのフィーチャ レイヤがある場合、フィーチャ レイヤの順序を変更することはできますが、マップ サービス レイヤをフィーチャ レイヤの上に移動することはできません。KML レイヤおよびベースマップの順序を変更することはできません。

操作中に Web マップが消失しました。

セキュリティで保護されたサービスを追加した場合、組織アカウントでサイン インした場合、または Web マップの容量が大きすぎてお使いのブラウザがキャッシュできないとき(一般的に 2.5 MB より大きい場合(ただし、IE7 では 64 KB、IE8 では 530 KB))にマップ ビューアから移動した場合、Web マップが消失する場合があります。これを避けるためには、作業を始める前にサイン インし、特に大容量のデータを追加する場合はマップを定期的に保存し、セキュリティで保護されたサービスを追加する場合は、マップ ビューアの URL を HTTPS に変更し、セキュリティで保護されたサービスを先に追加します。

時間対応レイヤを含むマップにタイム スライダが表示されません。

時間対応レイヤは、KML ドキュメント、埋め込みマップおよびファイルから取り込んだレイヤではサポートされていません。これらの場合は、タイム スライダが表示されません。

レイヤをベースマップとして使用するオプションが表示されません。

ArcGIS Server サービス、OGC WMS、OGC WMTS、およびタイル レイヤをベースマップとして使用できます。ファイルから取り込んだレイヤ、KML サービスおよび マップ ビューアで作成したマップ メモ レイヤは、ベースマップとしては使用できません。

独自のベースマップを使用する際、ベースマップ内の一部のズーム レベルがマップに表示されません。

これは、マップが現在のベースマップ(たとえば、地形図(World Topographic)ベースマップなど)のズーム レベルを表示するためです。ユーザがベースマップ内に追加したズーム レベルを表示するには、マップを保存し、 マップ ビューア ページを閉じ(たとえば、[ギャラリー] に移動するなど)、再度マップを開きます。追加したズーム レベルが表示されます。

ベースマップが利用できないため、Web マップのコンテンツが何も表示されません。

マップの座標系はベースマップによって設定されるため、 マップ ビューアは、有効なベースマップがないとマップ内にレイヤを表示できません。Web マップをベースマップと一緒に保存すると、マップ ビューアはそのベースマップだけを使用します。このベースマップが利用できない場合でも、デフォルトのベースマップには戻りません。ベースマップが不正な場合、空間参照が同じ別のベースマップを使用することで、Web マップを修正できます。マップを修正するには、ギャラリーから異なるベースマップを選択するか、URL パラメータの basemapURL を使用します。basemapURL の使用の詳細については、「URL パラメータの使用」をご参照ください。

OGC WMS または OGC WMTS レイヤをマップに追加する際、レイヤの座標系がベースマップの座標系に合っていないことを示すエラーが表示されます。

このエラー メッセージは通常、マップにレイヤを追加した後に、 マップ ビューア ギャラリー内のベースマップの投影法である Web メルカトルを使用しない OGC WMS または OGC WMTS レイヤを追加する場合に表示されます。新規のマップを作成し、OGC レイヤを先に追加します。レイヤが GCS WGS84 の場合、 マップ ビューアは GCS WGS84 World Imagery ベースマップを使用します。OGC レイヤが、Web メルカトルまたは GCS WGS84 以外の座標系の場合は、ユーザのレイヤがベースマップとして使用されます。これで、レイヤを追加することができます。

Web から追加したレイヤがマップ上に表示されません。

Web メルカトル ベースマップ(ギャラリーのベースマップの投影法)を使用し、サービスが Web メルカトルでない場合、航空画像を使用しているタイル マップ サービスはマップ上には表示されない場合があります。レイヤを表示するには、そのレイヤをベースマップとして使用するか、キャッシュ マップ サービスと同じ投影法のベースマップの上に表示します。

マップ サービス レイヤが、タイルをキャッシュしたときと同じ縮尺で マップ ビューアに表示されません。

マップ ビューアは、ArcGIS 10.2 で作成されたサービスに設定されている最小および最大縮尺を優先します。これらの縮尺は、ArcGIS for Desktop で変更できます。

一部のフィーチャがマップにありません。

ファイルからデータをインポートした場合、 マップ ビューアが表示できるフィーチャの数には制限があります。テキスト ファイル(*.txt または *.csv)の場合は、最初の 1,000 行のフィーチャが表示されます。Internet Explorer 7 または 8 を使用する場合は、最初の 750 行のフィーチャが表示されます。GPS Exchange Format(*.gpx)ファイルの場合は、最初の 1,000 個のフィーチャ レイヤが表示されます。KML ドキュメントを追加した場合は、プレースマークからのフィーチャ、ネットワーク リンク、更新プロパティがないグラウンド オーバーレイ、フォルダおよび拡張データが表示されます。他のフィーチャは現在サポートされていません。

CSV ファイルをマップにドラッグすると、「操作が中止されました: 不正な行が多すぎます。」といったメッセージが表示されます。

ファイル内の 100 個以上の住所の形式が正しくないため、ジオコード サービスがマップ上でそれらの場所を特定できない場合、住所は何もマップに追加されません。不正な形式の住所を修正または削除してから、もう一度操作を行ってください。

Internet Explorer 7 または 8 で Web マップを操作する際に問題が発生しました。

Web マップの表示や作成において最高のパフォーマンスを実現するには、Mozilla Firefox、Google Chrome、Safari、または Internet Explorer の最新バージョンを使用することをお勧めします。Internet Explorer 7 または 8 はサポートされていますが、Web マップの操作時のパフォーマンスに制限があります。たとえば、ファイルをマップ上にドラッグ&ドロップできません。表示できるフィーチャも少なくなります。また、マップ ビューアで作業している Web マップを保存しないままにしておくと作業内容が消失する場合があります。IE7 または 8 を使用する必要がある場合は、Google Chrome Frame をインストールすることで状況が改善する場合があります。この無料の Chrome プラグインを使用すると、マップ ビューアなどのアプリケーション内で、古いブラウザでも新しい Web テクノロジを利用できるようになります。

Web マップを表示する際、Web ストレージを有効にする必要があることを示すメッセージが表示されます。

Web サイトでは、ブラウザの Web ストレージ機能(Cookie と同様)を利用して、マップを保存するまで一時的にマップに加えた変更を保存します。Web ストレージが無効の場合、マップは正しく機能しません。ブラウザの Web ストレージを有効にするには、下記の手順をご参照ください。

Internet Explorer 7

  1. [ツール] メニューで [インターネット オプション] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。
  2. [セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください。][インターネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。
  3. [設定][その他] セクションにある [ユーザ データの保持][有効にする] をクリックし、[OK] をクリックします。
  4. このゾーンのセキュリティ設定の変更を確認するダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
  5. [OK] をクリックして [インターネット オプション] ダイアログ ボックスを閉じ、すべての Internet Explorer ウィンドウを閉じます。

Internet Explorer 8 および 9

  1. [ツール] メニューで [インターネット オプション] をクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。
  2. [セキュリティ] セクションで、[DOM ストレージを有効にする] をオンにし、[OK] をクリックします。

Mozilla Firefox

  1. アドレス バーに「about:config」と入力し、ブラウザの設定を表示します。
  2. [dom.storage.enabled] にスクロールします。
  3. 設定を右クリックし、[切り替え] をクリックして [dom.storage.enabled] を [true] に設定します。

Google Chrome

  1. レンチ アイコンをクリックし、[オプション] をクリックします。
  2. Windows コンピュータの場合は、[オプション] を選択します。Mac または Linux コンピュータ上で [基本設定] を選択します。Chromebook 上で [設定] を選択します。
  3. [高度な設定] タブをクリックします。
  4. [コンテンツの設定] をクリックし、[Cookie][ローカルのデータ設定を許可する] を選択します。

Safari

  1. 歯車のアイコンをクリックし、[プライベート ブラウズ] をクリックし、プライベート ブラウズ機能をオフにします。[プライベート ブラウズ] がオンの場合は、横にチェック マークが表示されます。

マップに追加したフィーチャを編集できません。

フィーチャ サービスを公開する場合、公開者はそのフィーチャ サービスを使用して実行可能な編集操作があればそれを指定します。そのフィーチャ サービスが編集可能であることを確認します。さらに、時間対応レイヤおよび OGC WMS レイヤから取り込んだフィーチャはマップ ビューアでは編集できません。

サービスにフィーチャ データが含まれているにもかかわらず、ポップアップ ウィンドウを構成するオプションが表示されません。

マップ ビューアは、OGC WMS または OGC WMTS サービスでのポップアップ ウィンドウの編集および表示をサポートしていません。KML レイヤ上のポップアップ ウィンドウの構成はサポートしていませんが、KML レイヤ内のすべてのフィーチャ データは自動的に表示されます(無効化または構成はできません)。

作成したマップで、ポップアップ ウィンドウが表示されません。

マップ ビューアは、OGC WMS または OGC WMTS レイヤでのポップアップ ウィンドウの表示をサポートしていません。ArcGIS Server サービス レイヤの場合、ポップアップ ウィンドウをマップに表示するには、ポータル内のサービスを共有する必要があります。マップ サービスをすべての人(パブリック)ではなく所属するグループと共有する場合、グループ メンバーのみがユーザのポップアップ ウィンドウを表示できます。

マップのレイヤ上のポップアップ ウィンドウを削除できません。

以前に有効化したマップ サービス レイヤ上のポップアップ ウィンドウおよび区切りテキスト ファイルまたは GPX ファイルから取り込んだフィーチャ上のポップアップ ウィンドウを削除できます。ArcGIS Server フィーチャ サービス レイヤ、マップ ビューアで作成されたマップ メモ レイヤおよび KML レイヤのポップアップ ウィンドウを削除することはできません。

マップ ビューアで更新したレイヤのアイテム プロパティを保存するオプションが表示されません。

アイテム プロパティを保存できるのは、追加したサービス レイヤだけです。

Web 上の CSV から Web マップに数値フィールドを正常にインポートできません。

小数点としてピリオドを使用している CSV を Web から追加しているにもかかわらず、システムの言語では小数点がカンマに設定されている場合、数値フィールドが正しく表示されない場合があります。ファイル内の小数記号は、システム言語で設定されている形式と一致する必要があります。たとえば、システムが英語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてピリオドが使用されている必要があります。システムがフランス語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてカンマが使用されている必要があります。

特定の Bing Maps をマップ ビューアで開いたときに、空白のマップが表示されます。

この問題が発生した場合、マップ ビューアで [新規マップ] をクリックし、「Web からのレイヤの追加」の手順に従って Bing Maps をマップに追加してください。Bing Maps キーを使って Bing Maps を使用するには、ポータル管理者にポータルを構成してもらう必要があることに注意してください。

Internet Explorer で Chrome -Twitter またはソーシャル メディア Web アプリケーションのテンプレートを表示しているときに、Twitter にサイン インできません。

Internet Explorer は、Twitter にサイン インする必要のある CORS(Cross-Origin Resource Sharing)をサポートしていません。代わりに、Mozilla Firefox、Google Chrome、または Apple Safari を使用できます。これらのブラウザは CROS をサポートしているため、サイン インすることができます。

ホスト フィーチャ サービスから、ホスト タイル マップ サービスを公開できません。

この機能は、Portal for ArcGIS の使用時にはサポートされません。

*.txt ファイルを、ホスト フィーチャ サービスとして公開することができません。

CSV ファイルは *.csv としてフォーマットおよび保存される必要があります。他のテキスト ファイルは、サポートされていません。

ホスト サービスを更新したい。

ホスト フィーチャ サービスへの編集を有効にした場合は、 マップ ビューアでフィーチャおよびそれらの表示を編集することができます。詳細については、「フィーチャの編集について」をご参照ください。

ホスト フィーチャ サービスをポータル Web サイトから公開した場合は、フィーチャ サービスおよび関連ファイルを [マイ コンテンツ] から削除し、次に更新されたフィーチャ ファイルを [マイ コンテンツ] に追加する必要があります。これにより、ホスト フィーチャ サービスが新規に作成されます。フィーチャ ファイルのアイテム詳細ページで [更新] オプションを使用すると、ファイルのみが更新され、ホスト フィーチャ サービスは更新されません。

ホスト マップ サービスの公開に長い時間がかかります。

一般的に、タイルを特定のマップ向けにレンダリングする時間は、キャッシュされるマップの空間範囲、マップ内のレイヤ数、およびマップの処理時におけるシステムの負荷に基づいています。システムは、負荷が増加するにつれて(コンピュータを追加することで)自動的に拡張できるように設計されています。ただし、システムの負荷が大幅に増加した場合は、時間差が発生する可能性があります。

ホストされたフィーチャ サービスまたはタイル マップ サービスをポータルで公開しようとしたときに、「ERROR 001369: サービスを作成できませんでした。(PublishServiceDefinition)を実行できませんでした。(ポータル サービスの公開)を実行できませんでした。」というメッセージが表示されて公開が失敗します。

公開しようとするサービスの名前に、ホスト サーバの管理データベースで構成されている文字セットに一致しない言語の文字が含まれている場合、公開は失敗します。サービス名に使用される文字の言語は、データベースに構成されている文字セットに一致する必要があります。

この問題を回避するには、データベースで使用されているのと同じ言語の文字を使用するように、サービス名を変更します。ポータル管理者に問い合わせて、ホスト サーバの管理データベースで構成されている文字セットを確認してください。

ArcGIS for Desktop で、ホスト サービスのサービス プロパティを開こうとすると、「サービス プロパティを表示または編集できません。サーバから直接サービス プロパティにアクセスしてみてください。」というメッセージが表示されます。

サービスが ポータル Web サイトで作成された場合、カタログ ツリーの [マイ ホスト サービス] ノードからサービス プロパティを表示することはできません。サービス プロパティを表示するには、ArcGIS for Desktop のホスト サーバに接続するか、ポータル Web サイトで直接サービス プロパティを表示します。

レイヤ パッケージや他の ArcGIS for Desktop および ArcGIS Explorer Desktop で使用しているファイルが表示されません。

デフォルトでは、Web サイトは Web ブラウザで開くことができるコンテンツのみを表示します。検索結果、グループ、およびギャラリーに表示されているレイヤ パッケージおよび他のデスクトップ コンテンツを表示するには、すべてのコンテンツを表示するように Web サイトを設定します。Web サイトの最上部にある [表示: Web コンテンツのみ] の右の矢印をクリックし、ドロップダウン リストから [すべてのコンテンツ] をクリックします。詳細については、「ArcGIS for Desktop 製品のコンテンツの検索」をご参照ください。

[マイ コンテンツ] 内のレイヤ パッケージまたはマップ パッケージを更新すると、[アイテム プロパティの維持] を選択した場合でも画像は更新されます。

レイヤ パッケージまたはマップ パッケージを更新する際、アイテム プロパティのサムネイルはパッケージ内のサムネイルにリセットされます。これは、サーバ上でアイテム プロパティを保護していた場合でも同様です。アイテムを更新した後は、アイテムの詳細ページに表示する画像を再度アップロードする必要があります。

レイヤ パッケージを開く際に、ログインを求められました。

グループで共有されているがパブリックになっていないパッケージを開く際は、(ポップアップ ダイアログ ボックスで)ポータル Web サイトのユーザ名およびパスワードの入力を求められます。ダイアログ ボックスには、ログイン情報を保存するオプションが含まれています。このオプションを使用すると、ユーザ名およびパスワードを再入力することなく、共有されているパッケージを開くことができます。

ArcMap でグローブ サービスを参照するグローブ レイヤまたはグローブ サービスを開くと、エラー メッセージが返されます。

デフォルトでは、ポータル Web サイトはグローブ レイヤおよびグローブ サービスを ArcMap で開くため、ユーザにはエラー メッセージが表示されます。これらのアイテムを正常に開くには、コンピュータ上で ArcGlobe を開いておき、ArcMap を閉じておく必要があります。

ポータル Web サイトで見つけた ArcGIS Server イメージ サービスを ArcGIS for Desktop に追加できません。

ArcGIS Desktop 9.3.1 で作成されたイメージ サービスは、ポータル Web サイトからは正常に開きません。9.3.1 イメージ サービスを ArcGIS for Desktop で開くには、カタログ ウィンドウでサービスが存在するサーバに直接接続することをお勧めします。

  1. 操作するイメージ サービスの [詳細] ページを開き、[マップ コンテンツ] リンクをクリックします。
  2. [マップ コンテンツ] ページの URL の最初の部分(services という単語が含まれるところまで)をコピーします。
  3. カタログ ウィンドウ内の [ArcGIS Server サーバの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [サーバの URL] フィールドに貼り付けます。
  4. 文字列の /rest 部分を削除し、文字列が「http://gisserver:6080/arcgis/services」の形式になるようにします。[OK] をクリックします。これで、サーバ上の任意のサービスを参照して、マップに追加することができます。

[開く] および [ArcGIS for Desktop で開く] オプションをクリックして、ポータル Web サイトで見つけたマップ サービスを ArcGIS for Desktop または ArcGIS Explorer に追加しても、サービスが正常に動作しません。たとえば、ArcMap で新しいレイヤは追加されているように見えるが、壊れていて描画されません。[マップ ビューアで開く] をクリックするとサービスは正常に描画するため、マップ サービスをホストしているサーバは稼働中であると考えられます。

これは、マップ サービスをホストしている ArcGIS Server 上の REST 構成に関する問題です。REST 構成により、[ArcGIS for Desktop で開く] をクリックする際に自動的に生成される LYR ファイルが、サーバに対して外部の URL ではなく内部の URL を使用するようになっています。これと同様の問題により、[ArcMap で表示] リンクおよび [ArcGIS Explorer で表示] リンクによる動作も、マップ サービスの REST Services Directory ページで失敗します。この問題は、マップ サービスをホストしている ArcGIS Server の管理者のみが修正できます。

この問題を抱えているサーバのサービスを使用する場合は、次の手順に従って直接サーバに接続することで、ArcGIS for Desktop または ArcGIS Explorer Desktop でマップ サービスをマップまたはグローブに追加できます。

  1. 操作するマップ サービスの [詳細] ページを開き、[マップ コンテンツ] リンクをクリックします。
  2. [マップ コンテンツ] ページの URL の最初の部分(services という単語が含まれるところまで)をコピーし、文字列の /rest 部分を削除して、文字列が「http://gisserver:6080/arcgis/services」の形式になるようにします。
  3. カタログ ウィンドウ内の [ArcGIS Server サーバの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [サーバの URL] フィールドに貼り付けます。ArcGIS Explorer Desktop 内で、[コンテンツの追加] ダイアログ ボックスを開き、文字列を [GIS サービス] フィールドに貼り付けます。これで、サーバに接続されました。
  4. 使用するマップ サービスを参照します。
  5. サーバの所有者に問い合わせて、この構成に関する問題を修正する必要があることを伝えることもできます。

ArcGIS for Desktop からポータルにサイン インしようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

Portal for ArcGIS のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。ポータルのメンバー数がその数値を超える場合、次に ArcGIS for Desktop からポータルにサイン インしようとすると、[Portal for ArcGIS へのサイン イン中にエラーが発生しました。ソフトウェア認証エラーのためにサイン インできません。サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。] というメッセージが表示されます。ポータル管理者は、新しいライセンスを取得するか、ポータルからメンバーを削除する必要があります。

ネットワークに接続していない場合、ポータルと ArcMap が同じコンピュータ上にインストールされていても、ArcMap で Portal for ArcGIS にサイン インするオプションが無効になっているのは何故ですか?

ArcGIS for Desktop は、ネットワークを経由して Portal for ArcGIS と通信する必要があります。ArcGIS for Desktop と Portal for ArcGIS の両方を同じコンピュータ上で実行していて、オフラインで接続する必要がある場合、ArcGIS Administrator に接続するときに、[ネットワークのないローカル ポータルへの接続をサポートする] オプションを選択します。

  1. ArcGIS for Desktop と Portal for ArcGIS がインストールされているコンピュータ上で ArcGIS Administrator を起動して、[詳細設定] をクリックします。
  2. [ネットワークのないローカル ポータルへの接続をサポートする] の横のチェックボックスをオンにします。
  3. [保存] をクリックして、[詳細設定] ダイアログ ボックスを閉じます。
  4. [OK] をクリックして、ArcGIS Administrator を閉じます。

認証機関にアクセスできないネットワーク上で Portal for ArcGISArcGIS for Desktop を実行しているときに、「Portal for ArcGIS が実行されていないか、(認証機関へのアクセスが失われる前にポータルを追加した場合)ArcMap からポータルにサイン インするオプションが使用できません。」というメッセージが表示されて、ArcGIS Administrator でのポータルの追加が失敗します。

ArcMap は、Internet Explorer を使用してポータルと通信します。デフォルトでは、Internet Explorer はポータルの認証機関をチェックして、SSL 証明書が有効かどうかを確認します。Internet Explorer が認証機関にアクセスして SSL 証明書の有効性を確認できない場合、ArcMap をポータルに接続することはできません。

ネットワークがインターネットに接続されていないか、ドメインの認証機関にアクセスできない場合、ArcGIS for Desktop がインストールされているコンピュータのインターネット セキュリティ設定を変更して、Internet Explorer によって SSL 証明書の有効性がチェックされないようにできます。コンピュータの [インターネット オプション] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブに移動します。[セキュリティ] 設定まで下にスクロールし、[サーバーの証明書失効を確認する] をオフにします。この変更を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。

コンピュータが認証機関に再びアクセスできるようになったら、セキュリティ上の目的で、必ずこの設定を元に戻してください。

5/20/2014