移動コマンドを使用した 3D でのフィーチャの移動
[相対移動] は、選択フィーチャを水平または垂直に移動するための 3D 編集コマンドです。[相対 X、Y、Z] ダイアログ ボックスで X、Y、Z 座標を指定して、フィーチャを正確なオフセット距離で移動できます。ユーザが入力する座標は、フィーチャの現在の位置を基準にしています。たとえば、(1, 2, 3)と入力すると、選択フィーチャは X 軸沿いに 1 単位、Y 軸沿いに 2 単位、Z 軸に 3 単位移動します。負の値を入力すると、反対方向にフィーチャの位置の調整が行われます。
[移動] は、ポイント、ライン、ポリゴン、およびマルチパッチでサポートされ、ArcGlobe と ArcScene の両方で同じように機能します。
手順:
- [3D エディタ] ツールバーの [配置編集] ボタン をクリックします。
- 移動するフィーチャをクリックします。フィーチャを追加で選択するには、Shift キーを押しながらフィーチャをクリックするか、選択ボックスをドラッグします。
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次のいずれかの操作によって [相対移動] コマンドを開きます。
- [3D エディタ] メニューをクリックし、[相対移動] をクリックする。
- フィーチャを選択してから M キーを押す。
- [相対 X、Y、Z] 座標ボックスを使用して、X、Y、Z の距離を入力します。
- Enter キーを押すと、指定したオフセットでフィーチャが移動します。
[相対 X、Y、Z] 座標ボックスが表示されます。
ArcScene では、[相対 X、Y、Z] 座標ボックスの入力単位はドキュメントの座標系と同じですが、ArcGlobe では、入力単位はグローブの表示単位と同じになります。つまり、[表示] メニューからアクセスする [グローブ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブで指定したものになります。
ヒント:
フィーチャを移動するもう 1 つの方法として、配置編集ツールを使用してビュー内に対話的にフィーチャを配置できます。詳細については、「3D での対話的なフィーチャの移動」および「スケッチ プロパティ ウィンドウの使用」のトピックをご参照ください。後者のトピックは、フィーチャの頂点の値を手動で変更するときに役立ちます。
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5/10/2014