ArcMap でのロジスティクス サービスの利用

ArcGIS for Desktop を [Ready-To-Use Services] に接続すると、logistics.arcgis.com サービスを利用できるようになります。このサービスには、ルート、最寄り施設、到達圏、ロケーション-アロケーション、および配車ルートを解析するためのツールが用意されています。

ArcMap での logistics.arcgis.com サービスの使用

logistics.arcgis.com サービスでは、次に示すジオプロセシング ツールを利用できます。それぞれのリンクで、各ツールの実行に関する詳細なヘルプを参照できます。

これらのツールは世界中をカバーしている道路データを参照するため、ほぼすべての場所を対象に交通ネットワーク解析を実行できます。したがって、ほとんどの場合は、目的のエリアに対して解析を実行できます。通常、世界の道路データには交通量データも含まれているため、動的な交通状況を考慮してネットワーク解析を行えます。たとえば、ある地点を午前 10 時に出発した場合の到達圏を生成し、これを午後 6 時に出発した場合の到達圏と比較できます。

次の手順では、これらのツールのいずれかを使用して解析を行う場合の一般的なガイダンスを説明しています。特定のパラメータに関する詳細については、上のリストに示したリンクをクリックするか、ツールのダイアログ ボックスのサイド パネルに表示されるヘルプをご参照ください。

手順:
  1. [Ready-To-Use Services] に接続すると、ArcMap にベースマップまたはその他の参照データを追加して、調査エリアを拡大します。
  2. [標準] ツールバーの [カタログ] ボタン カタログ をクリックして、カタログ ウィンドウを開きます。
  3. [Ready-To-Use Services] [ロジスティクス] [World] の順に展開し、適切なツールボックスを展開します。
  4. ツールをダブルクリックしてツールのダイアログ ボックスを開き、パラメータの値を入力します。
  5. パラメータの設定が完了したら、[OK] をクリックします。

    ダイアログ ボックスに入力した情報がサーバに送信されます。サーバがタスクを完了すると、結果が ArcMap にレイヤおよび(場合によっては)テーブルの形式で返されます。

    ヒントヒント:

    これらのツールではさまざまなパラメータを設定できます。一部のパラメータだけを変更してツールを再実行する必要がある場合は、以前のパラメータ設定を使用してツールを開くことで時間を節約できます。この場合は、[ジオプロセシング] [結果] の順にクリックして、[結果] ウィンドウを開きます。[現在のセッション] を展開し、[現在のセッション] のすぐ下にあるノードをダブルクリックします。

備考

logistics.arcgis.com のツールをジオプロセシング スクリプトに追加することもできますが、その場合は、ファイルを開いたユーザにアカウントのユーザ名とパスワードが表示されることに注意してください。

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5/28/2014