ArcGIS Data Interoperability エクステンション for Serverのチュートリアルについて
ArcGIS Data Interoperability エクステンション for Serverのチュートリアルは、エクステンションを有効にしたときに ArcGIS for Desktop で利用できるツールと機能について概説します。チュートリアルは 3 つのセクションに分かれており、各セクションではそれぞれ、直接読み取り形式と相互運用コネクション、高速変換ツール、FME Workbench を使用したデータ変換の基礎について説明しています。
各セクションの演習では、概念と手法を順を追って実証します。したがって、演習は提示される順番に完了する必要があります。演習は、Esri ArcTutor のサンプル データを使用し、それ以外のサポートがなしに、ご自分のペースで遂行できるように設計されています。
30 ~ 40 分の間集中して取り組めば、すべての演習を完了できます。
チュートリアル データ
このチュートリアルは、Esri ArcTutor データが C:\arcgis\ArcTutor\Data Interoperability にインストールされていることを前提にしています。この場所にインストールされていない場合は、チュートリアル全体を通じて、パスを適切に変更してください。チュートリアル データがデフォルトのインストール パスにない場合は、システム管理者に正しいパスを問い合わせてください。
直接読み取り形式およびコネクションの使用
- 演習 1a: 直接読み取り形式の使用では、ArcMap で MapInfo TAB データセットを直接操作します。
- 演習 1b: 相互運用コネクションの追加では、Intergraph MGE(Modular GIS Environment)データの相互運用コネクションを作成し、操作します。
高速変換ツールを使用したデータの変換
- 演習 2a: Quick Import ツールによるデータのインポートでは、Quick Import ツールを使用して GML(Geography Markup Language)ゾーニング データをインポートします。
- 演習 2b: Quick Export ツールによるデータのエクスポートでは、Quick Export ツールを使用して、ジオデータベース ゾーニング データを MapInfo TAB データセットにエクスポートします。
- 演習 2c: ModelBuilder による高速変換ツールの自動化では、GML ゾーニング データをインポートし、特定の属性に基づいてフィーチャを集約し、その結果を GML および MapInfo TAB データセットにエクスポートするモデルを作成します。
空間 ETL ツールを使用したデータの変換
- 演習 3a: 空間 ETL の概要では、Intergraph MGE(Modular GIS Environment)パーセル データを読み取り、ジオデータベースに読み込む簡単な空間 ETL ツールを作成します。
- 演習 3b: データの変換と Visualizer の使用では、FME トランスフォーマを「空間 ETL の概要」で作成した ETL ツールに追加することによって、その使い方の基礎を学びます。
- 演習 3c: ソース属性を使用したデータの分離では、空間 ETL を使用してデータを分類し、共通の値を持つ一連のフィーチャを生成する方法を学びます。
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9/14/2013