モザイク データセットの作成(Create Mosaic Dataset) (データの管理)
サマリ
ジオデータベースに空のモザイク データセットを作成します。
使用法
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出力先のジオデータベースは、ファイル、パーソナル、ArcSDE のいずれかのジオデータベースになります。
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モザイク データセットが作成されたら、[モザイク データセットへのラスタの追加(Add Rasters To Mosaic Dataset)] を使用して、そのモザイク データセットにラスタを設定できます。
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モザイク データセットの名前は、ジオデータベースや基礎データベースの制限に従う必要があります。たとえば、名前を数字で始めることはできません。
構文
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_workspace |
ジオデータベースのパスおよび名前。 | Workspace |
in_mosaicdataset_name |
モザイク データセットの名前。 | String |
coordinate_system |
モザイク データセットの座標系。これは、作成されるすべての関連ファイルまたはフィーチャで使用されます。 | Spatial Reference |
num_bands (オプション) |
モザイク データセットでサポートされるラスタ データセット バンドの数。 | Long |
pixel_type (オプション) |
モザイク データセットの出力値の範囲を指定するために使用されるセルのビット深度。たとえば、8 ビット モザイク データセットでは、範囲が 0 ~ 255 の 256 個の個別ピクセル値を格納できます。 定義されない場合、この値は最初のラスタ データセットから取得されます。
| String |
product_definition (オプション) |
バンド数と各バンドの中間波長範囲を定義するテンプレート。
| String |
product_band_definitions [Band Name {Wavelength Minimum} {Wavelength Maximum},...] (オプション) | [product_definition] のバンドおよび波長情報を編集できます。波長の変更またはバンド順序の変更が可能です。また、[CUSTOM] の製品定義を使用する場合は、バンドを追加または削除できます。 | Value Table |
コードのサンプル
CreateMosaicDataset(モザイク データセットの作成)の Python サンプルを次に示します。
import arcpy
arcpy.CreateMosaicDataset_management(
"C:/workspace/CreateMD.gdb","mosaicds",
"C:/workspace/World_Mercator.prj", "3",
"8_BIT_UNSIGNED", "False Color Infrared", "#")
CreateMosaicDataset(モザイク データセットの作成)の Python スクリプトのサンプルを次に示します。
#Create 3-Band FGDB Mosaic Dataset
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/Workspace"
gdbname = "CreateMD.gdb"
mdname = "mosaicds"
prjfile = "C:/Workspace/World_Mercator.prj"
noband = "3"
pixtype = "8_BIT_UNSIGNED"
pdef = "NONE"
wavelength = ""
arcpy.CreateMosaicDataset_management(gdbname, mdname, prjfile, noband,
pixtype, pdef, wavelength)
環境
- 出力データの座標系
[座標系] パラメータが定義されない場合のみ使用します。