データ パッケージについて

ArcGIS for Windows Mobile バージョン 3.0 で導入されたデータ パッケージを利用すると、Mobile Project Center を使用して、すべてのモバイル サービスからモバイル マップ データのキャッシュを作成し、フィールド デバイスに提供する前にプロジェクトに含めることができます。プロジェクトのデータをパッケージする前に、データ パッケージの対象エリアとなるプロジェクト範囲を定義する必要があります。

配置以外にも次のようなメリットがあるため、モバイルを利用した多くの現場作業で、プロジェクトのデータをパッケージ化しておくことをお勧めします。

注意注意:

Mobile Project Center でのデータ パッケージは、ArcGIS for Desktop で提供されている [モバイル キャッシュの作成(Create Mobile Cache)] ツールを使用する場合と異なります。

  • データ パッケージは Mobile Project Center の機能で、モバイル サービスからデータを取得し、取得したデータをプロジェクトに含めることができます。この機能を使用するには、ArcGIS Server が必要です(詳細については、「サーバ ワークフロー」をご参照ください)。
  • [モバイル キャッシュの作成(Create Mobile Cache)] ツールでは、モバイル キャッシュを ArcMap ドキュメントから直接構築することが可能で、構築したモバイル キャッシュのコピーを Mobile Project Center でモバイル プロジェクトに追加して、オフライン データ ソースとして使用することができます。この場合、バックエンド データベースとのリアルタイム同期はサポートされません(詳細については、デスクトップ ワークフロー」をご参照ください)。
8/23/2013