検索タスクの使用

現場で作業を行う際に、既存の資産を調査したり更新するために対象地域を割り当てられることがあります。検索タスクを使用すると、特定の検索条件を基にマップ範囲内のフィーチャを検索できます。これにより見つかったフィーチャを作業リストに追加することができるため、次回以降それらのフィーチャにアクセスすることができます。

注意注意:

このトピックで使用しているデータは、「フィールド データ収集のためのサンプル データ モデル」で説明しているデータ モデルに基づいています

検索タスクの使用

Windows Mobile デバイスの場合

  1. フィールド デバイスでプロジェクトを開きます(詳細については、「プロジェクトを開く/閉じる/削除する」をご参照ください)。
  2. [作業リスト] ページの [検索] をタップします。
  3. [オプションの選択] ページが表示されます。
    注意注意:

    次のスクリーンショットで示すように、プロジェクト管理者がすでに検索を定義している場合、それらはこのページに表示され、各検索をタップするとその結果を直接実行したり表示したりできます(詳細は「検索結果の参照」セクションをご参照ください)。また、新しい検索を作成して、それをお使いのデバイスに保存することもできます。事前定義された検索は、すべてこのページに表示されます。

    事前定義された検索のリスト

    保存した検索を削除するには、ロッカー ボタンを使用して検索をハイライトし、[メニュー] [検索結果の削除] の順にタップします。

  4. [新規検索の開始] をタップして、新しい検索を開始します。

Windows デバイスの場合

  1. フィールド デバイスでプロジェクトを開きます(詳細については、「プロジェクトを開く/閉じる/削除する」をご参照ください)。
  2. [マップの表示] ページで、[タスク] [検索] の順にタップします。
  3. [検索] ページが表示されます。
    注意注意:

    次のスクリーンショットで示すように、プロジェクト管理者がすでに検索を定義している場合、それらはこのページに表示され、各検索をタップすると結果を直接表示できます(詳細は「検索結果の参照」セクションをご参照ください)。また、作成して保存した他の検索もこのページに表示されます。

    事前定義された検索のリスト

    保存した検索を削除するには、[編集] をタップして、削除する検索をタップします。終了したら、[終了] をタップします。

  4. [新規検索] をタップして、新しい検索を開始します。

検索するフィーチャ タイプの選択

検索を定義するときの最初のステップは、必要なフィーチャ タイプを選択することです。プロジェクト管理者は、プロジェクトを作成するときに、検索タスクで検索できるフィーチャ タイプを定義します。調査または更新するように割り当てられたフィーチャ タイプが見つからない場合は、プロジェクト管理者に問い合わせてください。

[フィーチャ タイプの選択] ページ(Windows Mobile デバイス)または [検索 - フィーチャ タイプを選択します] ページ(Windows デバイス)には、検索できるフィーチャ タイプのリストが含まれています。ページをスクロール ダウンして、検索するフィーチャ タイプをタップします。

ヒントヒント:

Windows Mobile デバイス上で実行されている ArcGIS アプリケーションでは、検索するフィーチャ タイプの名前がわかっている場合、ページ上部の検索バーにフィーチャ タイプの名前を入力すると、フィーチャ タイプのリストを絞り込むことができます。

ヒントヒント:

マップ レイヤにはフィーチャ タイプが複数含まれている場合があります(たとえば、「損傷のある資産」という名前のレイヤには、「深刻な損傷」、「大きな損傷」などのフィーチャ タイプが含まれている場合があります)。これにより、フィーチャ タイプを整理して、レイヤ別にグループ化できます。レイヤ別にグループ化するには、[メニュー] [レイヤでグループ化] の順にタップします。フィーチャ タイプではなく、マップ レイヤのすべてのフィーチャ タイプを対象に検索する場合、レイヤの名前(Windows Mobile デバイス)または [すべてのタイプ](Windows デバイス)をタップすると、下の画像に示すように、検索対象は、すべてのフィーチャ タイプになります。

Windows Mobile デバイスでのマップ レイヤの検索Windows デバイスでのマップ レイヤの検索

マップ レイヤでフィーチャ タイプをグループ化した後、リストをさらに絞り込むには、[メニュー] [レイヤの選択](Windows Mobile デバイス)または [メニュー] [レイヤのフィルタリング](Windows デバイス)の順にタップして、リストに表示しないマップ レイヤのチェックボックスをオフにし、[OK] をタップします。

Windows Mobile デバイスを使用している場合、検索対象にするフィーチャ タイプをタップすると、アプリケーションによって、検索結果を直接表示するか、検索条件を追加するかたずねられます。結果を直接表示するには、[今すぐ検索] をタップして、「検索結果の参照」セクションに進みます。検索条件を追加するには、[検索の設定] をタップして、次のセクションに進みます。

検索範囲および検索条件の定義

フィーチャ タイプを選択すると、検索範囲を指定したり、[検索条件の設定] ページで検索クエリを作成できます。

  1. [検索条件の設定] ページで、[検索範囲] ボタンをタップして、検索範囲を現在のマップ範囲、マップ全体、またはカスタム範囲に設定し直すことができます。
  2. 前のステップでカスタム範囲を選択した場合、[範囲の選択] ページがマップ ビューとともに表示されます。検索対象にする範囲に拡大/縮小するか移動し、[確定](Windows Mobile デバイス)または [OK](Windows デバイス)をタップして [検索条件の設定] ページに戻ります。
  3. 検索クエリを追加するには、[検索条件の設定] ページの [条件の追加] をタップします。
  4. [フィールドの選択](Windows Mobile デバイス)または [条件の追加: フィールドの選択](Windows デバイス)ページが表示されます。検索条件の作成に使用するフィールドをタップします。
  5. 次のページには演算子のリストが表示されます。この演算子を使用して、たとえば、「過去 48 時間の Assessment Date(日付フィールド)」、「Occupant Name(テキスト フィールド)に Taylor が含まれる」、または「5 以下の Number of Floors(数字フィールド)」などの条件式を作成できます。
    ヒントヒント:

    プロジェクト管理者が特定のフィールドにビジネス ルールを割り当てることがあります。関連するルールを含むフィールドを選択すると、ドロップダウン リストが表示され、そのルールに有効な値が表示されます。たとえば、フィールド「Is there basement?」には、「Yes」、「No」、および「Unknown」という値のリストが表示されます。これにより、フィールド スタッフは、デバイスに入力しなくても簡単にリストから選択できます。

  6. 条件を追加すると、その条件は、[検索条件の設定] ページに表示されます。必要に応じて、ステップ 1 ~ 5 を繰り返して、条件を追加します。
  7. 保存した条件を編集または削除する場合
    • Windows Mobile デバイスの場合、直接条件をタップしてから [編集] をタップし、ステップ 5 に従って条件を編集するか、[削除] をタップして条件を削除します。
    • Windows デバイスの場合、直接条件をタップしてからステップ 5 に従って条件を編集するか、[編集] をタップしてから条件をタップし削除します。
  8. 後で使用できるように検索を保存する場合、「検索条件の保存」セクションに進みます。結果を直接表示する場合、[結果を表示] をタップして、「検索結果の参照」セクションに進みます。

検索条件の保存

前のセクションのステップで定義した検索を保存できます。これにより、再定義しなくてもクエリを何度も実行できます。検索条件を保存するには、次のステップを実行します。

  1. 前のセクションのステップに従って、検索条件を定義します。
  2. 終了したら、[検索条件の設定] ページの下部で、[メニュー] [検索条件の保存](Windows Mobile デバイス)または [メニュー] [検索の保存](Windows デバイス)の順にタップします。
  3. 次のページで、検索の名前(例: 損傷のない資産)を入力し、[OK](Windows Mobile デバイス)または [保存](Windows デバイス)をタップします。
    注意注意:

    この検索がすでに保存済みの場合、既存の検索を上書きするか、別の名前の新しい検索として保存するかたずねられます。

  4. 検索を保存すると、[検索条件の設定] ページにリダイレクトされます。Windows デバイスを使用している場合、[検索条件の設定] ページのタイトルは、検索の名前に変わります。

検索結果の参照

検索を定義すると、マップ上に結果を表示したり、属性ページに結果の属性を表示できます。

ヒントヒント:

Windows Mobile デバイスを使用している場合、[検索条件の設定] ページの左下にフィーチャの数が表示されます。

  1. 検索されたフィーチャを参照するには、[検索条件の設定] ページの [結果を表示] をタップします。
  2. 検索されたフィーチャのリストを表示した [検索結果] ページが表示されます。

検索されたフィーチャの操作

個々に検索されたフィーチャまたはすべての結果に対して、さまざまな操作を実行できます。

個々の検索結果に対する操作

検索結果ページから、個々のフィーチャに対して次のようなさまざまな操作を実行できます。

次のスクリーン ショットは、検索結果に対して実行できる操作を示しています。

Windows Mobile デバイスでの結果の操作Windows デバイスでの結果の操作

Windows Mobile デバイスを使用している場合、検索結果から直接フィーチャをタップすると、利用可能なオプションが表示されます。Windows デバイスを使用している場合、[検索結果] リストのフィーチャをタップしてから、フィーチャの利用可能な操作を表示 ボタンをタップします。

すべての検索結果に対する操作

すべての検索結果を作業リストに追加したり、フィーチャをアップデートした後に検索結果を更新することもできます。

すべての検索結果を作業リストに追加するには、検索結果ページで、[メニュー] [すべてを作業リストに追加] の順にタップします。

また、フィーチャを編集することで検索条件に一致しなくなる場合や、他のフィーチャを編集することで検索結果に一致するようになる場合は、検索結果を更新できます。結果を更新するには、[メニュー] [結果の更新] の順にタップします。検索条件に一致しないフィーチャはリストから削除されます。また、検索条件に一致するようになる他のフィーチャがある場合は、結果リストに表示されます。

既存の検索の更新

次のステップを実行すると、既存の検索の検索範囲や検索条件をアップデートできます。

  1. [オプションの選択] ページ(Windows Mobile デバイス)または [検索] ページ(Windows デバイス)を開いて、保存した検索をタップするか、上記のセクションのステップに従って新しく検索を定義します。
  2. [検索結果] ページで、[検索の設定] をタップします。
  3. [検索条件の設定] ページが表示されるので、「検索範囲および検索条件の定義」のステップに従って検索条件を設定します。

8/23/2013