Mobile Project Center のアプリケーション設定の構成
MPC(Mobile Project Center)には一連のアプリケーション設定があり、これらを編集して、独自の作業手順に合わせることができます。設定にアクセスするには、以下で説明するように、メイン メニューで [ファイル] → [設定] の順にクリックします。
設定は、[一般]、[コンテンツの共有]、[ArcGIS Server]、[ベースマップ カタログ] の 4 つのカテゴリに分けられます。
一般
[一般] タブには、個人向けに選択できる設定があります。この設定には、サービス/プロジェクトの履歴の削除、ローカル プロジェクト ディレクトリ、RSS フィードが含まれます。
履歴の設定には、以下の機能が含まれます。
- 使用したモバイル サービスまたはタイル マップ サービスの履歴を削除する
- 現在開いているプロジェクトの履歴を削除する
- 最近開いたプロジェクトとしてリスト表示するプロジェクトの数を設定する
- MPC を閉じるたびに上記の履歴を削除する
コンテンツの共有
[コンテンツの共有] タブには、ArcGIS Online、Portal for ArcGIS の認証情報、モバイル プロジェクトの共有時にログインに使用する ArcGIS Server のネットワークおよびトークンの認証情報が格納されます。これらの設定により、アプリケーションが開いている間、さまざまなプロジェクトのストレージ サイトにアクセスする際に使用するアカウントを MPC が記憶しておくことができます。[ユーザ名を保存] チェックボックスをオンにすると、アプリケーションを再起動した場合でも、MPC は認証情報を記憶しており、これを適用することができます。.[ユーザ名を保存] チェックボックスをオフにすると、保存された認証情報は、アプリケーションを閉じた後に削除されます。
Portal for ArcGIS の URL(Uniform Resource Locator)を入力すると、テキスト ボックスから削除しない限り、記憶されたままになります。
ArcGIS Server
[ArcGIS Server] タブを使用すると、ArcGIS Server からプロジェクトに、モバイル マップ サービスを操作マップ レイヤとして追加するとき、MPC にネットワークおよびトークンの認証情報を保存できます。[コンテンツの共有] タブと同様に、認証情報は、アプリケーションが閉じるまで一時的に保存されます。[ユーザ名を保存] チェックボックスをオンにすると、アプリケーションでは常に認証が記憶されたままになります。[ユーザ名を保存] チェックボックスをオフにすると、保存された認証情報は、アプリケーションを閉じた後に削除されます。
ベースマップ カタログ
[ベースマップ カタログ] タブでは、既存のベースマップ カタログ、タイル データセットのフォルダを定義する仮想的な場所、またはモバイル プロジェクトに追加される StreetMap for Windows Mobile の追加と削除ができます。
ベースマップ カタログの詳細については、「オフライン ベースマップの追加」をご参照ください。