ArcGIS 10.2.x の Oracle データベース要件

Esri がサポートする環境ポリシーの一般的なサポート情報や以前のバージョンの詳細については、Esri サポートをご参照ください。

サポートされているデータベース バージョン

Standard/Standard One/Enterprise Edition:

Oracle 10g R2 (64 ビット) 10.2.0.3

Oracle 11g R1 (64 ビット) 11.1.0.7 (下記注意を参照)

Oracle 11g R2 (64 ビット) 11.2.0.1 (下記注意を参照)

Oracle 11g R2 (64 ビット) 11.2.0.3 (下記注意を参照)

Oracle 12c R1 (64 ビット) 12.1.0.1 (下記注意を参照)

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

サポートされているオペレーティング システム

データベース

サポートされているオペレーティング システム

OS の最小バージョン

最上位の OS バージョン

Oracle 10g R2 (64 ビット) 10.2.0.3

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

IBM AIX 6.1.0.0

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 5 (64 ビット)

Update 7

Sun Solaris 9 (64 ビット (SPARC))

Sun Solaris 10 (64 ビット (SPARC))

Windows Server 2003 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (AMD64/EM64T))

SP2

SP2

Oracle 11g R1 (64 ビット) 11.1.0.7

ArcGIS 10.2 は、11.1.0.7 をサポートする最後のリリースです (下記注意を参照)。

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

IBM AIX 6.1.0.0

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 5 (64 ビット)

Update 7

Sun Solaris 9 (64 ビット (SPARC))

Sun Solaris 10 (64 ビット (SPARC))

Windows Server 2003 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (AMD64/EM64T))

SP2

SP2

Windows Server 2008 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (AMD64/EM64T))

SP1

SP1

Oracle 11g R2 (64 ビット) 11.2.0.1

ArcGIS 10.2 は、11.2.0.1 をサポートする最後のリリースです (下記注意を参照)。

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

IBM AIX 6.1.0.0

IBM AIX 7.1.0.0

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 5 (64 ビット)

Update 7

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 6 (64 ビット)

Sun Solaris 10 (64 ビット (SPARC))

SUSE Linux Enterprise Server 11 (64 ビット)

SP1

Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (AMD64/EM64))

SP1

Oracle 11g R2 (64 ビット) 11.2.0.3

11.2.0.3 は、ArcGIS 10.2.1 以降のベース バージョンです (下記注意を参照)。

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

IBM AIX 6.1.0.0

IBM AIX 7.1.0.0

Oracle Linux Server 5 (64 ビット) (下記注意を参照)

Update 8

Oracle Linux Server 6 (64 ビット) (下記注意を参照)

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 5 (64 ビット)

Update 7

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 6 (64 ビット)

Sun Solaris 10 (64 ビット (SPARC))

Sun Solaris 11 (64 ビット [SPARC]) **

SUSE Linux Enterprise Server 11 (64 ビット)

SP1

Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (AMD64/EM64))

SP1

Windows Server 2012 Standard、および Datacenter (64 ビット (EM64T)) *

Oracle 12c R1 (64 ビット) 12.1.0.1

サポートは、ArcGIS 10.2.1 より開始します (下記注意を参照)。

Oracle Patch のサポートについては、こちらをクリックしてください

IBM AIX 6.1.0.0

IBM AIX 7.1.0.0

Oracle Linux Server 5 (64 ビット)

Update 8

Oracle Linux Server 6 (64 ビット)

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 5 (64 ビット)

Update 7

Red Hat Enterprise Linux AS/ES 6 (64 ビット)

Sun Solaris 10 (64 ビット (SPARC))

Sun Solaris 11 (64 ビット (SPARC))

SUSE Linux Enterprise Server 11 (64 ビット)

SP1

Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenter (64 ビット (AMD64/EM64))

SP1

Windows Server 2012 Standard、および Datacenter (64 ビット (EM64T)) *

*Windows Server 2012 は、Oracle 11.2.0.4 および 12.1.0.1 上の ArcGIS 10.2.1 よりサポートされています。

**Sun Solaris 11 は、Oracle 11.2.0.3 上の ArcGIS 10.2.1 以降でサポートされています。

注意注意:
  • Oracle Linux のサポートは、Oracle Linux が Oracle ドキュメントにおいてソースおよびバイナリの両方で Red Hat Enterprise Linux と互換性があることに基づいています。Oracle Linux については、Oracle Linux FAQ http://www.oracle.com/us/technologies/027617.pdf をご参照ください。
  • Oracle Linux 5 は、Red Hat Enterprise Linux 5 と互換性があります。DBMS サポートは、Oracle 11.2.0.2.0 以上です。
  • Oracle Linux 6 は、Red Hat Enterprise Linux 6 と互換性があります。 DBMS サポートは、Oracle 11.2.0.3.0 以上です。
  • Oracle Exadata Database Machine のサポートは、Oracle Linux と Oracle RACOEM の両方をサポートしている OEM ソフトウェアが、Oracle Exadata と互換性があるという Oracle のガイダンスに基づいています。
  • Oracle Exadata Database Machine および Oracle Linux Server は、11g R2 (11.2.0.2) で ArcGIS 10.1 からサポートしています。
  • Oracle 11g R1 (11.1.0.7) は、ArcGIS 10.2.1 でサポートされなくなりました。
  • Oracle 11g R2 (11.2.0.1) は、ArcGIS 10.2.1 でサポートされなくなりました。
  • Oracle 11g R2 (11.2.0.3) は、ArcGIS 10.2.1 以降のベース バージョンとしてサポートされています。
  • Oracle 12c R1 (12.1.0.1) は、ArcGIS 10.2.1 以降でサポートされています。
    • Oracle 12c の新しいマルチテナント アーキテクチャオプションは、多数のプラガブル データベースを保持できるコンテナー データベースで構成され、プラガブル データベース レベルでサポートされます。ArcGIS は、プラガブルデータベースで Oracle 11g R2 でサポートされている機能と同等の機能をサポートします。 Esri では、Oracle 12c の新機能は ArcGIS プラットフォームに対して適切であると評価しており、適合性やユーザーからの要求に基づいてこれらをサポートする予定です。
  • ArcGIS 10.2.2 より、Microsoft Windows Server 2003 および 2003 R2 はサポートされなくなりました。

データベース要件

注意注意:
  • Oracle Text コンポーネントをインストールする必要があります。Oracle ではデフォルトで Text コンポーネントがインストールされますが、デフォルトのインストールを実行していない場合、Text コンポーネントがインストールされていない可能性があります。
  • さらに、Oracle データベースをホストするサーバーのオペレーティング システムのネイティブな ArcSDE ビルドがない場合は、ST_Geometry または ST_Raster 格納への SQL アクセスはサポートされません。ST_Geometry 格納および ST_Raster 格納は ArcSDE クライアントからは使用できますが、SQL からこれらのデータへのアクセスはサポートされていません。

Oracle 10g R2 (10.2.0.x) の要件

注意注意:
  • Oracle 10.2.0.3 ST_GEOMETRY ユーザーは、Oracle バグ 6756089 を修正する Oracle Patch を適用する必要があります。

Oracle 11g R1 (11.1.0.x) の要件

注意注意:
Oracle のネイティブ XML タイプを使用するには、Oracle 11.1.0.7 を使用し、以下のいずれかのパッチを適用する必要があります。
  • 8593954 - Linux 64 ビット、Sun Solaris、HP-UX Itanium、IBM AIX の場合
  • 8655460 - Windows 64 ビットの場合
Windows Server 2008 SP1 64 ビットは、Oracle 11.1.0.7 64 ビットでベース バージョンとしてサポートされています。

Oracle 11g R2 (11.2.0.x) の要件

注意注意:
  • Oracle 11.2.0.1 ユーザーは、Oracle Patch 8795792 を適用する必要がある場合があります。詳細については、「技術情報記事 38470」をご参照ください。
  • Oracle 11.2.0.3 (10.2.1 以降) は、11g においてサポートされているベース バージョンです。 ただし、11.2.0.3 では、いくつかの問題が発生しています。 そのため、Esri は、11.2.0.4 に移行することをお勧めします。 問題の詳細は、この Esri 技術情報記事に記載されています。

Oracle データベースのパッチのサポート

Oracle 10.2.0.3、11.1.0.7、11.2.0.1、および 12.1.0.1 以上の Oracle Patch。これには、Oracle Corporation の Patch Set Overview と Interim Patch のドキュメントに記載された Oracle パッチ セット レベルと Oracle 中間 (個別) パッチが含まれています。

すべての Oracle パッチ セット (および中間パッチ) のドキュメントとインストール方法については、Oracle Support をご参照ください。Esri は、Oracle のパッチ セットまたは中間パッチを適用する前に、Oracle データベースの完全バックアップを実行することをお勧めします。Oracle のパッチ セットまたは中間パッチの適用後に不具合が発生した場合は、前のバージョンの Oracle に戻してください。必要な場合は、Oracle のサポートにお問い合わせください。

オペレーティング システムの制限

Linux

  • ArcSDE アプリケーション サーバーは、x86_64 アーキテクチャ (64 ビット) に準拠した CPU を搭載し、サポートされている Linux のリリースを使用した Linux x86_64 上のみでサポートされています。

Windows

  • Windows 7 64 ビットは、基本的な ArcSDE アプリケーション サーバー テストおよびアプリケーション開発用途でのみサポートされています。運用環境への配置は推奨されません。

DBMS への接続に必要なソフトウェア

クライアント コンピューター (ArcMap が動作しているコンピューターなど) は、使用している RDBMS に合わせて適切なクライアント ファイルをインストールしておく必要があります。 これらのクライアント ファイルは、それぞれの RDBMS ベンダーから入手できますが、利便性のために My Esri からも入手できます。詳細については、「データベース クライアント」をご参照ください。 My Esri から入手できる RDBMS クライアント ファイルは、IBM DB2、IBM Informix、Microsoft SQL Server、PostgreSQL 用です。 IBM Netezza、Oracle および Teradata 用のクライアント ファイルは My Esri に用意されていないため、IBM、Oracle および Teradata のサポート サイトから入手する必要があります。

1/22/2019