Portal for ArcGIS 10.2.2 の新機能

Portal for ArcGIS 10.2.2 は、主に保守と品質が改善されたリリースです。10.2.2 で修正された問題の一覧については、10.2.2 で修正された問題の一覧をご参照ください。ソフトウェアのその他の変更の概要については、以下のセクションをご参照ください。

お使いのハードウェアおよびソフトウェア コンポーネントがバージョン 10.2.2 と互換性があるかどうかを確認するには、製品リリース情報を確認することをお勧めします。Portal for ArcGIS 10.2.2 と互換性のある以前の ArcGIS 製品バージョンを確認するには、「以前のバージョンの ArcGIS と Portal の互換性」をご参照ください。

LDAP 認証を使用するときの PKI サポート

10.2.2 では、ユーザの認証に Lightweight Directory Access Protocol（LDAP）を使用する場合、Public Key Infrastructure（PKI）を使用して、ポータルへのアクセスのセキュリティを保護することができます。PKI および LDAP の設定には、ArcGIS Web Adaptor（Java Platform）が必要です。詳細な手順は、「LDAP および PKI を使用してポータルへのアクセスのセキュリティを保護する」をご参照ください。

ポータル管理のスクリプト

現在、Portal for ArcGIS のヘルプ ドキュメントには、ArcGIS REST API を使用して一般的な操作のスクリプトを作成できるサンプルが含まれています。たとえば、メンバーの招待、アイテムのコピー、メンバーへのグループに対するアクセス権限の付与などです。ArcGIS REST API は、Python、PHP、Perl、JavaScript、PowerShell などの、HTTP リクエストの使用をサポートするどのプログラミング言語でも使用できます。

詳細については、「Portal for ArcGIS 管理のスクリプト作成」をご参照ください。

PKI 認証の修正

多数の修正が導入され、Portal for ArcGIS および Esri クライアント アプリケーション（Operations Dashboard for ArcGIS および Esri Maps for Office）での Public Key Infrastructure（PKI）認証がサポートされるようになりました。各修正内容のリストは、「10.2.2 で解決された問題のリスト」をご参照ください。

Portal for ArcGIS Web サイト

Portal for ArcGIS Web サイトは、バージョン 10.2.2 ではアップデートされていません。最新リリースの ArcGIS Online に導入された Web アプリケーション テンプレートおよびその他の Web サイトの改善機能は、次のリリースまで Portal for ArcGIS で使用できません。