マップ ドキュメントでのスタイルの参照
マップ ドキュメントは 1 つ以上のスタイルを参照します。スタイルの参照とは、シンボルの選択時にスタイルのコンテンツが [シンボル選択] ダイアログ ボックスに表示されることを示します。シンボルの検索を現在参照しているスタイルだけに制限することもできます。
デフォルトでは、マップ上でパーソナル スタイルと ESRI.style が参照されますが、この設定を変更して、代わりに他の Esri 提供のスタイルまたはカスタム スタイルを参照することもできます。この設定は [参照スタイル] ダイアログ ボックスで管理できます。このダイアログ ボックスには、[シンボル選択] ダイアログ ボックスと [スタイル マネージャ] ダイアログ ボックスのどちらからでもアクセスできます。[参照スタイル] ダイアログ ボックスでは、スタイルのパスの場所にあるすべてのスタイルがリスト表示されます。
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

Esri スタイル ファイルの参照を解除すると、定義済みの色がカラー パレットから削除され、アプリケーション全体でシンボル選択に表示される標準シンボルが削除されます。

デフォルトでは、スタイルのパスは <インストール ドライブ>:\Program Files\ArcGIS\Desktop10.1\Styles に設定されます。これは、ArcGIS と一緒にインストールされたスタイルが格納される場所です。この場所に独自のスタイルを追加して、スタイルを簡単に検索できるようにしたり、用意されたスタイルの代わりに参照することができます。
また、よく使用するスタイルが多数ある場合は、[シンボル選択] ダイアログ ボックスとシンボル検索で、別のスタイル パスを指定することもできます。これにより、[参照スタイル] ダイアログ ボックスに表示されるスタイルのリストも変更されます。スタイル パスの設定は、<インストール ドライブ>:\Program Files\ArcGIS\Desktop10.1\Utilities にある ArcMap Advanced Settings ユーティリティを使用して管理します。
参照されるスタイルのデフォルト リストの設定
新しいマップ ドキュメントを開くときに参照されるスタイルを正確に定義する場合は、[参照スタイル] ダイアログ ボックスでそのスタイルを選択して、[デフォルト リストに設定] ボタンをクリックします。新しいマップ ドキュメントを開くときには、このスタイル セットが自動的に参照されます。
- [シンボル選択] ダイアログ ボックスの [参照スタイル] ボタンをクリックするか、[スタイル マネージャ] ダイアログ ボックスの [スタイル] ボタンをクリックします。
- 使用する追加のスタイルをオンにして、参照しないスタイルをオフにします。
- 必要に応じて、[リストにスタイルを追加] ボタンをクリックして、他の場所にあるスタイルを参照します。
- [OK] をクリックします。