シンボルとスタイルの基本用語

シンボル

シンボルは、マップ表示で使用されるグラフィック エレメントです。基本のシンボル タイプは 4 つあります。

スタイル

スタイルとは、テーマやアプリケーション ドメイン(交通や地質など)に合致するシンボル、色、マップ エレメントのコレクションのことです。

シンボル レベル描画

シンボルのプロパティに基づいてフィーチャの描画順序を決定する設定です。シンボルが複数のレイヤで構成される場合は、シンボル レベル描画を使用して、シンボルの各レイヤの描画順序を指定することができます。シンボル レベル描画を使用すると、シンボル同士の相互作用を調整することができます。たとえば、道路の交差点においても、道路枠が道路の塗りつぶしの下に描画されるようにします。

地理表現

データを表示して理解できるように図として描画する方法です。カートグラフィでは、現実のフィーチャをシンボル化したり描写がこれらのフィーチャに類似するように、現実のフィーチャの外観を表すために地理表現が使用されます。地理表現は、表示、格納、および伝達が可能な形式で情報を表すために使用されます。

ライン ジョイン

セグメントの接続部分でのカートグラフィック ライン シンボルの描画方法を指定します。ジョインの選択肢は、[直角][角丸][斜角] です。[直角] では、シンボルの長手方向のエッジが、互いに交わる点まで延長されます。2 つのセグメントのなす角が鋭ければ、それだけエッジの延長量も大きくなります。[角丸] では、端点で半円が描画されます。マルチレイヤの枠線シンボルを使用するときに、連続性を確保するために役立ちます。[斜角] は [鋭角] と類似していますが、長くて鋭い突出部ができないようにクリップされます。

ライン キャップ

カートグラフィック ライン シンボルの端点の描画方法を指定します。キャップに使用できる値は、[バット][角丸][四角] です。[バット] では、ライン シンボルの停止点が四角形になり、ラインの端点の位置と正確に一致します。[角丸] では、シンボルが半円分だけこのポイントを越えて拡張されます。[四角] では、ライン シンボルがそのシンボルの幅の半分だけ端点を越えて拡張されます。

オフセット

ライン シンボルの描画されるライン フィーチャ ジオメトリからの距離です。

テンプレート

カートグラフィック ライン シンボルに沿った破線やマーカーの繰り返しパターンを指定します。

マスク

デジタル カートグラフィにおいて、マップ上のフィーチャを非表示にして、カートグラフィック リプレゼンテーションの品質を向上させるための手段です。たとえば、テキストの下にあるフィーチャを非表示にしてテキストを読みやすくする目的で使用します。

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5/10/2014