レイヤとは
レイヤは、ArcMap、ArcGlobe、ArcScene でジオグラフィック データセットを表示するために使用するメカニズムです。各レイヤではデータセットを参照し、シンボルやテキスト ラベルを使用してそのデータセットを表現する方法を指定します。マップにレイヤを追加するときには、データセットを指定し、マップ シンボルとラベルのプロパティを設定します。
ArcGIS の各マップ、グローブ、またはシーンは、一連のレイヤを追加することで組み立てられます。レイヤは、マップのコンテンツ ウィンドウ内に、特定の順序で表示されます。一番下にリストされたレイヤが最初に表示され、次にその上のレイヤが表示されるようになっています。
レイヤによって、ArcGIS におけるジオグラフィック データセットの主な操作方法の 1 つが提供されます。例を次に示します。
- レイヤの属性テーブルを開いたり、[個別属性] ツールを使用してフィーチャをクリックしたり、HTML ポップアップを利用することで、フィーチャ レイヤの属性情報にアクセスできます。
- マップ レイヤを操作して、データを編集し、新しいフィーチャを追加することができます。
- ジオプロセシングを使用して、レイヤを入力データとして解析モデルにドラッグ アンド ドロップできます。多くの場合、モデル結果は新しいマップ レイヤとして表示および閲覧できます。
- マップ レイヤを操作するために、レイヤのタイプに基づく数多くのツールバーが用意されています。たとえば、イメージ レイヤを操作するには、特別な [画像分類] ツールバーを使用します。
5/10/2014