3D ラスタ レイヤの透過表示について
ArcScene でさまざまな効果を得るために、ラスタ レイヤの透過表示を調節できます。たとえば、レイヤの透過表示を適用して、以下のことができます。
- 航空写真と公害のラスタなどのデータの重ね表示
- 参照平面の上下に散らばっているデータの表現
- 地形とサブサーフェス フィーチャの同時表示
また、透過表示するセルを個々に設定できます。これは特に、計測値のないセルを含むラスタで便利です。たとえば、データを収集していない地域がある場合や、イメージの値が記録されたエリアの外部に三角形、または直線の境界エリアを持つ航空写真のラスタがあります。これらのセルは通常 NoData の値、または背景の値として表され、塗りつぶしの色でレンダリングできます。NoData の値、および背景の値を透過表示することにより、通常はデータがわかりやすく表現されます。下にあるデータが隠されてしまうことも防ぎます。
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5/10/2014