ATan2 (Spatial Analyst)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

ラスタ内のセル値の逆正接(X、Y に基づく)を計算します。

ATan2 illustration
OutRas = ATan2(InRas1, InRas2)

使用法

構文

ATan2 (in_raster_or_constant1, in_raster_or_constant2)
パラメータ説明データ タイプ
in_raster_or_constant1

逆正接(アーク タンジェント)値を計算する場合に使用する、分子または Y 値を指定する入力値

他のパラメータでラスタが指定されている場合、数値をこのパラメータの入力として使用できます。両方の入力で数値を指定するには、セル サイズと範囲を最初に環境で設定しておく必要があります。

Raster Layer | Constant
in_raster_or_constant2

逆正接(アーク タンジェント)値を計算する場合に使用する、分母または X 値を指定する入力値

他のパラメータでラスタが指定されている場合、数値をこのパラメータの入力として使用できます。両方の入力で数値を指定するには、セル サイズと範囲を最初に環境で設定しておく必要があります。

Raster Layer | Constant

戻り値

名前説明データ タイプ
out_raster

出力ラスタ。

この値は入力値の逆正接(アーク タンジェント)角度です。

Raster

コードのサンプル

ATan2 の例 1(Python ウィンドウ)

この例では、2 つの入力 GRID ラスタの逆正接(アーク タンジェント)を計算します。

import arcpy
from arcpy import env
from arcpy.sa import *
env.workspace = "C:/sapyexamples/data"
outATan2 = ATan2("degs", "negs")
outATan2.save("C:/sapyexamples/output/outatan2")
Atan2 の例 2(スタンドアロン スクリプト)

この例では、2 つの入力 GRID ラスタの逆正接(アーク タンジェント)を計算します。

# Name: ATan2_Ex_02.py
# Description: Calculates the inverse tangent of cells based
#              on (y, x) values from two rasters
# Requirements: Spatial Analyst Extension

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
from arcpy.sa import *

# Set environment settings
env.workspace = "C:/sapyexamples/data"

# Set local variables
inRaster1 = "degs"
inRaster2 = "negs"

# Check out the ArcGIS Spatial Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("Spatial")

# Execute ATan2
outATan2 = ATan2(inRaster1, inRaster2)

# Save the output 
outATan2.save("C:/sapyexamples/output/outatan2.tif")

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst
7/28/2014