ラスタ キャッシュ関数

ラスタ キャッシュ関数は、前処理されたキャッシュを作成します。このキャッシュは、関数チェーン内でそのラスタ キャッシュ関数が置かれているポイントで作成されます。通常は関数チェーンに挿入されますが、すでに存在する関数に加えてさらにこの関数を挿入すると、処理の計算負荷が大きくなるためにパフォーマンスが低下する場合があります。これらの関数には、たたみ込み内挿、バンド算術、パンシャープン、複数の算術演算関数、およびオルソ幾何補正を実行するために使用されたときの幾何補正関数が含まれます。

注意注意:

この関数は、モザイク データセット内のアイテムの関数チェーンに追加された場合にのみサポートされます。この関数をモザイク データセットの関数チェーン、またはレイヤ上の関数チェーンに追加するのは有効ではありません。

この関数は、モザイク データセットの各ラスタの関数チェーンにアクセスするときに、[バッチ関数エディタ] ウィザード または [モザイク データセット アイテム キャッシュの定義(Define Mosaic Dataset Item Cache)] ツールを使用して、挿入することができます。[モザイク データセット アイテム キャッシュの定義(Define Mosaic Dataset Item Cache)] ツールを使用して関数を追加するときに各アイテムのキャッシュを生成すること、または [モザイク データセットの同期(Synchronize Mosaic Dataset)] ツール[キャッシュの構築] オプションをオン)を使用してキャッシュを生成または更新することができます。

この関数に対する入力は次のとおりです。

関連トピック

5/10/2014