陰影起伏のイルミネーション角度の変更

デジタル標高モデル（DEM）に陰影起伏を適用する場合、状況に応じてイルミネーション角度を変更する必要があります。ArcMap ウィンドウでは、次の 3 つの場所でイルミネーション プロパティを変更できます。

• [データ フレーム プロパティ] ダイアログ ボックス
• 画像解析ウィンドウの [処理オプション] ダイアログ ボックス
• [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックス

手順:

1. データ フレームのイルミネーション プロパティを変更するには、次の手順に従います。
   1. DEM レイヤが含まれているデータ フレームを右クリックし、[データ フレーム プロパティ] をクリックします。
   2. [イルミネーション] タブをクリックします。
   3. 光源方向を調整します。
   4. 光源高度を調整します。
   5. 必要に応じて、陰影起伏のコントラストを調整することもできます。
   6. [適用] をクリックして、変更した内容を表示します。
   7. [OK] をクリックして [データ フレーム プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
2. 画像解析ウィンドウを使用して陰影起伏レイヤを作成する際に適用されるイルミネーション プロパティを変更するには、次の手順に従います。
   1. 画像解析ウィンドウで [画像解析オプション] ボタン をクリックします。
   2. [陰影起伏] タブをクリックし、イルミネーションのプロパティを調整します。
   3. [OK] をクリックして [処理オプション] ダイアログ ボックスを閉じます。
   注意:

   [陰影起伏] ボタンをクリックする前に、イルミネーションのプロパティを設定する必要があります。そうでない場合は、次の手順に従います。

3. 画像解析ウィンドウで作成した陰影起伏レイヤのイルミネーション プロパティを変更するには、次の手順に従います。
   1. [陰影起伏] ボタンを使用して、陰影起伏ラスタ レイヤを作成します。
   2. コンテンツ ウィンドウで、作成したラスタ レイヤを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
   3. [関数] タブをクリックします。

      モザイク データセット、および画像解析ウィンドウで作成したテンポラリ ラスタ レイヤに関数が追加されます。これらの関数を使用して、リアルタイムに適用される処理を定義します。

   4. [陰影起伏関数] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
   5. [陰影起伏] タブをクリックして、プロパティを編集します。
   6. [OK] をクリックして [ラスタ プロパティ関数] ダイアログ ボックスを閉じます。[OK] をもう一度クリックして [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。