リアルタイム データへのデータ変更サービス アクションの適用

データ変更サービス アクションでは、ユーザ定義の関数を使用してデータ メッセージ内のフィールドを変更することができます。この関数では、受信データ メッセージ内のフィールド値を入力として使用することで計算を実行できます。計算結果に基づいて、受信データ メッセージ内のフィールド値を変更して、計算の出力と置き換えることができます。置き換えられたフィールド値は、トラッキング レイヤ内のデータ メッセージから作成されたフィーチャに表示されます。この関数は、定義したトリガ条件を満たすデータ メッセージに対してのみ実行されます。

手順:
  1. ArcCatalog を開始するか、ArcMap で カタログ ウィンドウにアクセスします。
  2. トラッキング コネクションをまだ確立していない場合は、使用可能なトラッキング コネクションをダブルクリックして、それに接続します。
  3. トラッキング コネクションを展開して、使用可能なすべてのトラッキング サービスのリストを表示します。アクションを適用するトラッキング サービスを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。[サービス プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

    または、カタログ ウィンドウで対象のトラッキング サービスをダブルクリックすることもできます。

  4. [サービス プロパティ] フォームの [アクション] タブをクリックします。
  5. [新規アクション] ボタンをクリックします。
    [新規アクション...] ボタンをクリックしてアクションを新規作成します
  6. [作成するアクション タイプ] パネルで [データ変更アクション] を選択します。
    [データ変更アクション] を選択します
  7. テキスト ボックスをクリックして、アクションの名前を入力し、[OK] をクリックしてアクション パラメータ フォームを開きます。
  8. [データ変更アクション パラメータ] ダイアログ ボックスで、[関数の編集] ボタンをクリックして [関数の編集] ダイアログ ボックスを表示します。
    [関数の編集...] をクリックしてデータ変更関数を作成します
  9. データ変更アクション言語を使用して、テキスト ボックスに関数を入力します。
  10. [整合チェック] ボタンをクリックして関数の整合性をチェックします。関数の整合性に問題がなければ、[OK] ボタンが有効になります。整合性に問題がある場合は、データ変更アクション言語のドキュメントを確認し、整合性のある関数を作成します。
  11. [OK] をクリックします。これにより、[データ変更アクション パラメータ] ダイアログ ボックス先頭の [関数] テキスト ボックスに、入力した関数が表示されます。
  12. アクションにトリガを設定します。[アクションの始動] パネルで、次の必要ないずれかのオプションのボタンをクリックし、さらに手順に従ってトリガを設定します。

    常に

    アクションは常に実行されます。

    属性クエリ

    アクションは、属性条件に基づいて実行されます。属性トリガを設定する方法の詳細

    ロケーション クエリ

    アクションは、ロケーション条件に基づいて実行されます。ロケーション トリガを設定する方法の詳細

    属性 と ロケーション クエリ

    アクションは、属性条件とロケーション条件の組み合わせに基づいて実行されます。

  13. 対象のアクションに対するトリガの設定を完了したら、[OK] をクリックしてアクションを作成します。
  14. 新しいアクションが、トラッキング サービスのサービス アクション リストに表示されます。そのリストにその他のサービス アクションが表示されている場合、上下の矢印ボタンを使用して、トラッキング サービスに適用する順序でそれらのサービス アクションを配置することができます。対応するチェックボックスをオンまたはオフにすることによって、リスト内のサービス アクションを有効または無効にすることもできます。
    上下の矢印ボタンを使用してアクションの順序を変更できます。
  15. [サービス プロパティ] ダイアログ ボックスの [適用] または [OK] をクリックして、変更内容を適用します。

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5/10/2014