データ サマリ サービス アクション

データ サマリ サービス アクションは、トラッキング サービスからストリーミングされたデータ メッセージに含まれている情報を蓄積して集計します。このサマリ情報は、指定した時間が経過するたびに計算されます。また、サマリ情報は一定の時間間隔ごとにフィールド ベースで提供されます。その際に、データ範囲や平均値などの統計を生成できます。レポートで使用するデータ フィールドやサマリ情報タイプは自由に構成することができます。データ サマリ レポートの柔軟性は、上級ユーザにとって重要な利点です。このレポートでは、定義した空間条件と属性条件を満たすデータ メッセージのみが処理されるように制御できます。また、レポートを E メールで自動送信したり、ファイルに保存したり、ネットワーク プリンタで印刷することができます。

データ サマリ アクションにおけるトリガの役割は、他のサービス アクションとは異なります。ほとんどのサービス アクションでは、指定されたデータ メッセージに対してアクションを実行するかどうかを決定します。一方、データ サマリ レポートの場合、指定されたデータ メッセージの情報をレポートに含めるかどうかを決定します。つまり、トリガ条件を満たすデータ メッセージのみがサマリ データに含められます。

データ サマリ サービス アクションを適用する方法の詳細

レポートの収集間隔

レポートのサマリ情報は、収集間隔と呼ばれるユーザ指定の時間内に収集されます。収集間隔には、分単位から年単位まで、さまざまな時間を指定できます。最初の収集間隔は、アクションの初期作成時または初期変更時に開始されます。ユーザ指定のトリガ条件を満たす少なくとも 1 つのデータ メッセージが受信されている限り、レポートが、収集間隔が経過するたびに生成されます。収集間隔の経過後は、サマリ レポートが生成および配信されます。その後、サマリ情報が消去され、収集が再度開始されます。データを収集した後にアクションを変更した場合は、追加のサマリ レポートにまとめられます。

データ サマリ タイプ

トラッキング サービスにおける指定のデータ フィールドでは、次の 4 種類のサマリ情報を生成できます。

表示するサマリ情報タイプを最初に選択する必要があります。その後、サマリ情報の生成対象になるフィールドを選択できます。データ タイプ制限が存在するため、サマリ情報タイプごとに選択できるフィールドは限られます。

レポート配信オプション

各種のレポート配信オプションは、[レポート配信オプション] ダイアログ ボックスで構成できます。オプションには次のものがあります。

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5/10/2014