データの抽出タスク(Extract Data Task) (サーバ)
サマリ
指定した対象エリア内で選択したレイヤを、選択したフォーマットおよび空間参照に抽出します。さらに、すべてのデータは Zip ファイル内に書き込まれます。
このツールは基本的に、ジオプロセシング サービスの一部として使用されることを想定して設計されています。このツールをジオプロセシング サービスの一部として使用する場合は、このツールをカスタム ツールボックスにコピーし、モデルを編集して、必要に応じて再構成してください。このツールを使用してジオプロセシング サービスを作成、使用、および構成するための詳細な手順については、「ジオプロセシング サービスのサンプル: クリップと送信」をご参照ください。
使用法
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[フィーチャ フォーマット] と [ラスタ フォーマット] パラメータのドロップダウンには、デフォルト フォーマットのリストが含まれます。これらのデフォルトのフォーマットは、モデルの [プロパティ] の [パラメータ] タブの [値のリスト] フィルタで設定します。
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[フィーチャ フォーマット] パラメータまたは [ラスタ フォーマット] パラメータ用のフォーマットのリストを追加、変更、または削除することができます。変更を行う前に、このモデルを独自のカスタム ツールボックスにコピーする必要があります。
- このツールのコピー バージョンを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
- 表示された [プロパティ] ダイアログ ボックスで、[パラメータ] タブをクリックします。
- パラメータのテーブルで、対象のパラメータを見つけます。テーブルの右側で、 をクリックし、その値のリストを表示します。デフォルトのフォーマット セットの一覧が表示されます。
- 必要に応じて一覧のフォーマットを追加または変更するか、一覧から削除します。指定する文字列は、次のように区切る必要があります。フォーマットの名前 - 略名 - 拡張子。ハイフンと、ハイフンの前後に空白が 1 文字ずつ必要です。
- [OK] をクリックし、変更を適用して終了します。
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このツールは内部的に [CAD へエクスポート(Export to CAD)] ツールを使用して、データを *.dgn、*.dwg、および *.dxf の CAD 形式に変換します。これらの各フォーマットはデフォルト リストに表示され、そのファイル タイプの最新バージョンにエクスポートされます。バージョンを変更するには、値のリスト内の「略名」を編集します。たとえば、DXF R2007 の代わりに DXF R2005 を出力するには、Autodesk AutoCAD - DXF_R2007 - .dxf の文字列を AutoCAD - DXF_R2005 - .dxf に変更します。
構文
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
Layers_to_Clip [Layer,...] |
クリップ対象のレイヤ。レイヤは、ArcMap のコンテンツ ウィンドウでフィーチャまたはラスタである必要があります。このパラメータでは、レイヤ ファイル(*.lyr ファイル)は機能しません。 | Layer |
Area_of_Interest |
レイヤをクリップする 1 つまたは複数のポリゴン。 | Feature Set |
Feature_Format |
出力フィーチャのフォーマット。文字列は次の形式で指定します。
次に例を示します。
このツールは内部的に [CAD へエクスポート(Export to CAD)] ツールを使用して、データを *.dgn、*.dwg、および *.dxf の CAD 形式に変換します。サポートされている略名としては、DGN_V8、DWG_R14、DWG_R2000、DWG_R2004、DWG_R2005、DWG_R2006、DWG_R2007、DWG_R2010、DXF_R14、DXF_R2000、DXF_R2004、DXF_R2005、DXF_R2006、DXF_R2007、DXF_R2010 が挙げられます。 デフォルトでない形式へのエクスポートについては、[Quick Export] ツールの使用がサポートされています。このツールを使用するには、Data Interoperability エクステンションをインストールする必要があります。Data Interoperability エクステンションは、デフォルトでは ArcGIS for Desktop または ArcGIS for Server にインストールされていません。 | String |
Raster_Format |
出力ラスタ データセットのフォーマット。文字列は次の形式で指定します。
次の文字列はすべて機能します。
注意: 上記のラスタ フォーマットは何らかの制限を受ける場合があるので、必ずしもすべてのデータを所定のフォーマットに変換できるとは限りません。フォーマットとその制限については、「サポートされているラスタ データセット ファイル形式」をご参照ください。 | String |
Output_Zip_File |
抽出データを含む Zip ファイル。 | File |