カラーマップの追加（Add Colormap） (データ管理)

サマリ

カラーマップがまだ存在しない場合はカラーマップをラスタ データセットに追加し、存在する場合は指定したカラーマップで置き換えます。

使用法

• 入力ラスタ データセットに適用するカラーマップは、すでにカラーマップがあるラスタ データセット、*.clr ファイル、または *.act ファイルから取得できます。

• このツールは、カラー マップが IMG または TIFF データセットの属性テーブルに内部的に格納されている場合には使用できません。属性テーブルが [赤]、[緑]、[青] のフィールドを含む場合、このツールは使用できません。

• 入力ラスタ データセットは、整数値が含まれるシングル バンド ラスタ データセットである必要があります。カラーマップは、ピクセル深度が 16 ビット以下（符号なし）シングル バンド ラスタ データセットに対してのみ作成できます。一部の形式にはカラーマップを関連付けることができません。「サポートされているラスタ データセット ファイル形式」をご参照ください。

構文

AddColormap_management (in_raster, {in_template_raster}, {input_CLR_file})

パラメータ	説明	データ タイプ
in_raster	カラーマップを追加する対象となる入力ラスタ データセット	Raster Layer
in_template_raster (オプション)	入力ラスタ データセットに適用するカラーマップが含まれるラスタ データセット。この値を入力すると、[input_CLR_file] は指定できなくなります。	Raster Layer
input_CLR_file (オプション)	入力ラスタ データセットのテンプレート カラーマップとして使用する *.clr ファイルまたは *.act ファイル。この値を入力すると、[in_template_raster] は指定できなくなります。	File

コードのサンプル

AddColormap（カラーマップの追加）の例（Python ウィンドウ）

これは AddColormap（カラーマップの追加）のための Python サンプルです。

import arcpy
arcpy.AddColormap_management("c:/data/nocolormap.img", "#",
                             "colormap_file.clr")

AddColormap（カラーマップの追加）の例 2（スタンドアロン スクリプト）

これは AddColormap（カラーマップの追加）のための Python スクリプト サンプルです。

##====================================
##Add Colormap
##Usage: AddColormap_management in_raster {in_template_raster} {input_CLR_file}

try:
    import arcpy
    arcpy.env.workspace = r"C:/Workspace"
    
    ##Assign colormap using template image
    arcpy.AddColormap_management("nocolormap.img", "colormap.tif", "#")
    
    ##Assign colormap using clr file
    arcpy.AddColormap_management("nocolormap.img", "#", "colormap_file.clr")

except:
    print "Add Colormap example failed."
    print arcpy.GetMessages()

環境

現在のワークスペース

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○

ArcGIS for Desktop Standard: ○

ArcGIS for Desktop Advanced: ○