VPF タイル トポロジ(VPF Tile Topology) (カバレッジ)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

VPF(Vector Product Format)データベース ライブラリ内のタイル分割されたすべてのカバレッジに対してクロスタイル トポロジ、または VPF ライブラリ内の個々のタイルに対してトポロジを作成します。

このツールは [カバレッジ → VPF(Export To VPF)] から出力された VPF カバレッジや VPF ライブラリの後処理に使用されます。効率性の観点から、クロスタイル トポロジを構築する前に、VPF ライブラリ内のすべてのカバレッジが変換されていることをお勧めします。

[VPF タイル トポロジ(VPF Tile Topology)] ツールの仕組みの詳細

使用法

構文

VPFTile_arc (VPF_library, {sig_digits}, {VPF_standard}, {spec_cover})
パラメータ説明データ タイプ
VPF_library

クロスタイル トポロジを作成する VPF データベース ライブラリの場所。

Folder
sig_digits
(オプション)

タイル境界のノード座標を一致しようとする際に、ソフトウェアが使用する桁数。数値が大きいほど、検索許容値が小さくなります。デフォルト値は 4 です。

Long
VPF_standard
(オプション)

使用される VPF 標準。VPF 標準には、クロスタイル トポロジを定義する方法が 2 つあります。

  • 93VPF 標準(MIL-STD-2407)の 1993 年 9 月 30 日バージョンに基づき、クロスタイル トポロジを作成します。93 がデフォルトのオプションです。
  • 96VPF 標準の(MIL-STD-2407)1996 年 6 月 28 日バージョンに基づき、クロスタイル トポロジを作成します。
Long
spec_cover
(オプション)

VPF ライブラリ内にあるすべてのカバレッジを処理するか、指定されたカバレッジだけを処理するかを指定します。

  • ALLVPF ライブラリ内のすべてのカバレッジを処理します。
  • VPF_cover指定されたカバレッジだけを処理します。
String

コードのサンプル

VPFTile(VPF タイル トポロジ)の例(スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン スクリプトで、2 つのカバレッジを VPF にエクスポートしてから、VPF カバレッジのクロスタイル トポロジを作成する方法を示します。

# Name: VPFTile_Example.py
# Description: Exports two coverages to VPF format then builds tile topology
# Requirements: ArcInfo Workstation

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
inCover1 = "coastb"
inCover2 = "coastc"
outFile1 = "C:/output/vpfdb/wlib/coast2"
outFile2 = "C:/output/vpfdb/wlib/coast3"

vpfLibrary = "C:/output/vpfdb"
vpfStandard = 96
specCover = "ALL"

# Execute VPFExport
arcpy.VPFExport_arc(inCover1, outFile1)
arcpy.VPFExport_arc(inCover2, outFile2)

# Execute VPFTile
arcpy.VPFTile_arc(vpfLibrary, "", vpfStandard, specCover)

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ×
ArcGIS for Desktop Standard: ×
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 ArcInfo Workstation がインストールされていること
5/10/2014