ArcGIS Spatial Data Server for IIS の使用のクイック ツアー

ArcGIS Spatial Data Server for IIS を使用するには、次の操作を実行します。

ArcGIS for Desktop のインストールと認証

クライアント コンピュータでセットアップを実行して、ArcGIS for Desktop をインストールします。ArcGIS for Desktop からデータベースに接続して、フィーチャ サービスを公開します。

詳細については、ArcGIS for Desktop のインストール ガイドをご参照ください。

ArcGIS for Desktop クライアント コンピュータへの DBMS クライアントのインストール

ArcGIS からデータベースに接続するには、DBMS(データベース管理システム)のクライアント ライブラリをインストールする必要があります。詳細については、「SQL Server への接続」をご参照ください。

接続するユーザへの権限付与

特定ユーザとしてデータベースに接続して、公開されるデータにアクセスします。ユーザに、Spatial Data Server に公開するデータセットに対する権限を付与する必要があります。たとえば、ユーザに、フィーチャ サービスのデータに対する参照専用のアクセス権限を付与する場合は、データ ソースに指定したユーザに、データベース内のデータセットに対する SELECT 権限のみを付与する必要があります。手順については、「データセットの権限の設定」をご参照ください。

IIS の有効化

ArcGIS Spatial Data Server for IIS をインストールするサーバで、正しい IIS コンポーネントが有効になっていることを確認してください。詳細については、「Windows Server 2008(R2 を含む)での IIS の必要条件」をご参照ください。

ArcGIS Spatial Data Server for IIS のインストールと認証

サーバでセットアップ ウィザードを実行して、ArcGIS Spatial Data Server for IIS をインストールします。公開サイト(たとえば、ArcGIS Online など)上でホストされているアプリケーションで、公開されたサービスを介したクエリまたは編集を許可する予定の場合、ファイアウォールの外の公開サーバに ArcGIS Spatial Data Server をインストールする必要があります。

詳細については、「ArcGIS Spatial Data Server for IIS のインストール ガイド」をご参照ください。

データ ソースの作成

データ ソースを作成するときに、接続先のデータベースと、接続するユーザを Spatial Data Server に指定します。データベース管理システムのクライアントが、ArcGIS Spatial Data Server for IIS と同じコンピュータにインストールされており、データ ソースの作成が可能であることを確認します。

詳細については、「ArcMap からのデータ ソースのマッピング」をご参照ください。

ArcGIS から Spatial Data Server への接続の作成

サービスを公開して管理するには、ArcGIS for Desktop から [GIS サーバを管理する] の接続を作成します。詳細については、「ArcGIS for Desktop での ArcGIS Spatial Data Server への管理者接続の作成」をご参照ください。

ArcGIS からソース データベースへの接続とマップの作成

データの公開元となるマップを作成するには、まず、データを格納するデータベースに接続する必要があります。データベース管理システムのクライアントが、ArcGIS for Desktop と同じコンピュータにインストールされていることを確認して、データ ソース作成時に使用したのと同じデータベースに同じユーザとして接続します。

公開するデータをマップに追加します。データをシンボル化しプロパティを設定してから、マップ ドキュメントを保存します。

詳細については、「ArcMap での Spatial Data Server に公開するフィーチャ サービスの作成」をご参照ください。

サービスの公開

ArcGIS マップ ドキュメントから ArcGIS Spatial Data Server でフィーチャ サービスを公開できます。これによって、フィーチャ サービスを使用するための URL が生成されます。

デフォルトでは、フィーチャ サービスを介して公開されたデータにクエリを実行し、編集できます。公開時に、接続するユーザに付与される編集機能(存在する場合)を変更できます。

詳細については、「ArcMap から ArcGIS Spatial Data Server へのフィーチャ サービスの公開」をご参照ください。

Web アプリケーションの作成

クライアントは、Web アプリケーションまたは ArcGIS for Desktop のどちらかを使用して、フィーチャ サービスにアクセスすることができます。Esri では、Web GIS アプリケーションおよびサービスを作成できるように、さまざまなリソースを提供しています。どのリソースを選択するかは、アプリケーションの要件と、経験や技術レベルによります。

これまでに Web アプリケーションの開発経験がない場合は、ArcGIS Online にあるリソースを使用して Web アプリケーションを構築する方法を検討してください。

また、ArcGIS Viewer for Flex および ArcGIS Viewer for Microsoft Silverlight も使用できます。これらは、ArcGIS Web API で構築された、すぐに配置できる設定のみで構成可能な Web アプリケーションです。

あるいは Esri の JavaScript、Flex、または Silverlight 用の Web マッピング API を使用して、独自のアプリケーションを作成します。

9/15/2013