複数のデータセットに対する編集情報の記録の有効化

複数のフィーチャクラスまたはテーブルで最も手軽に編集情報の記録を有効にするには、定義済み設定を有効にします。カタログ ウィンドウで 1 つ以上のデータセットを右クリックしてから [管理] をポイントして、[編集情報の記録を有効にする] をクリックします。追加されるフィールドをリストしたメッセージが表示されます。

編集情報の記録方法をカスタマイズするには、モデルで [編集情報の記録を有効化（Enable Editor Tracking）] ジオプロセシング ツールを実行します。各データセットで編集情報の記録を有効にすることで、複数のフィーチャクラスまたはテーブルを反復処理の対象にすることができます。

手順:

1. [標準] ツールバーの [ModelBuilder] をクリックします。編集用の [ModelBuilder] ウィンドウが開きます。
2. ModelBuilder の [挿入] メニューをクリックし、[反復処理] をポイントしてから、[フィーチャクラス] または [テーブル] をクリックします。1 つのモデルに対してできる反復処理は 1 つだけです。フィーチャクラスとテーブルの両方に対して記録を有効化する場合は、2 つのモデルを作成する必要があります。
3. [フィーチャクラスの反復] または [テーブルの反復] をダブルクリックすると、ダイアログ ボックスが開きます。
4. ワークスペースの場合、編集情報の記録を有効化するデータセットを含むジオデータベースまたはフィーチャ データセットを指定します。
5. あるジオデータベースで、1 つ以上のフィーチャ データセット内にあるすべてのフィーチャクラスに対して編集情報の記録を有効化する場合は、[再帰] をオンにします。これにより、最初のパラメータで指定したジオデータベースとともに使用する場合は、ジオデータベース内にあるすべてのフィーチャクラスに対して、それらがどこにあるかに関係なく、編集情報の記録が有効化されます。
6. [OK] をクリックします。
7. [編集情報の記録を有効化（Enable Editor Tracking）] ジオプロセシング ツールを [データ管理ツール] → [フィールド] ツールセットからドラッグして、[ModelBuilder] ウィンドウに追加します。これをダブルクリックすると、ダイアログ ボックスが開きます。
8. [入力データセット] ドロップダウン メニューをクリックして、[フィーチャクラスの反復] または [テーブルの反復] 出力データセットを設定します。
9. [編集情報の記録を有効化（Enable Editor Tracking）] ツールの残りのパラメータを指定して、[OK] をクリックします。
10. [ModelBuilder] ウィンドウで、[実行] をクリックして、モデルを実行します。