編集情報の記録を有効化(Enable Editor Tracking) (データ管理)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

フィーチャクラス、テーブル、モザイク データセット、またはラスタ カタログに対して、編集情報の記録を有効化します。

編集情報の記録の詳細

使用法

構文

EnableEditorTracking_management (in_dataset, {creator_field}, {creation_date_field}, {last_editor_field}, {last_edit_date_field}, {add_fields}, {record_dates_in})
パラメータ説明データ タイプ
in_dataset

編集情報の記録を有効化するフィーチャクラス、テーブル、モザイク データセット、またはラスタ カタログ。

Dataset
creator_field
(オプション)

フィーチャまたはレコードを作成したユーザの名前を格納するフィールドの名前。このフィールドがすでに存在している場合、フィールドは文字列フィールドである必要があります。

String
creation_date_field
(オプション)

フィーチャまたはレコードを作成した日付を格納するフィールドの名前。このフィールドがすでに存在している場合、フィールドは日付フィールドである必要があります。

String
last_editor_field
(オプション)

フィーチャまたはレコードを最後に編集したユーザの名前を格納するフィールドの名前。このフィールドがすでに存在している場合、フィールドは文字列フィールドである必要があります。

String
last_edit_date_field
(オプション)

フィーチャまたはレコードが最後に編集された日付を格納するフィールドの名前。このフィールドがすでに存在している場合、フィールドは日付フィールドである必要があります。

String
add_fields
(オプション)

フィールドが存在しない場合は追加するかどうかを指定します。

  • NO_ADD_FIELDSフィールドを追加しません。指定されたフィールドがすでに存在する必要があります。これがデフォルトです。
  • ADD_FIELDSフィールドがまだ存在しない場合は、新しく追加されます。
Boolean
record_dates_in
(オプション)

作成日および最後に編集された日付を記録する際の時間の形式。デフォルトは UTC(協定世界時)です。

  • UTC日付を UTC(協定世界時)で記録します。これがデフォルトです。
  • DATABASE_TIMEデータベースが配置されているタイム ゾーンで日付を記録します。
String

コードのサンプル

EnableEditorTracking(編集情報の記録を有効化)の例(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで EnableEditorTracking(編集情報の記録を有効化)ツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.EnableEditorTracking_management("d:/RC.gdb/Buildings","Creator","Created","Editor","Edited","ADD_FIELDS","UTC")
EnableEditorTracking(編集情報の記録を有効化)の例 2(スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン スクリプトは、ジオデータベース内にあるすべてのフィーチャクラスとテーブルに対して編集情報の記録を有効化する方法を示しています。

# Name: EnableEditorTracking_Ex02.py
# Description: Enables editor tracking for all datasets in a geodatabase

# Import system modules
import arcpy, os

# Set the workspace
workspace = arcpy.GetParameterAsText(0)

# Set the workspace environment
arcpy.env.workspace = "d:/test/data.gdb"

# Get all the stand alone tables and feature classes
dataList = arcpy.ListTables() + arcpy.ListFeatureClasses()

# For feature datasets get all of the featureclasses
# from the list and add them to the master list
for dataset in arcpy.ListDatasets("", "Feature"):
    arcpy.env.workspace = os.path.join(workspace,dataset)
    dataList += arcpy.ListFeatureClasses()

# Execute enable editor tracking
for dataset in dataList:
    print 'Enabling tracking on ' + dataset
    arcpy.EnableEditorTracking_management(dataset, "ET_CREATOR",
    "ET_CREATED", "ET_EDITOR", "ET_EDITED", "ADD_FIELDS", "UTC")
print 'Enabling complete'

環境

このツールはジオプロセシング環境を使用していません

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
9/14/2013