ArcGIS Server の環境変数の設定
ユーザ プロファイル内でユーザ定義環境変数を設定する代わりに、ArcGIS Server に固有のユーザ定義変数を設定および管理するための便利な方法として、init_user_param.sh スクリプトがあります。定義した設定は ArcGIS Server のみに適用され、システム上で実行されている他のアプリケーションに影響を及ぼしません。
このスクリプトは、<ArcGIS Server インストール場所>/arcgis/server/usr ディレクトリにあります。ユーザ定義環境変数を設定するには、スクリプトを開き、次の構文を使用します。
export <ユーザ定義環境変数>=<定義済み変数の場所>
このスクリプトは 3 つのセクションに分かれており、次の環境変数を有効にすることができます。
- 最初のセクションは、環境変数を有効にして ArcGIS Server のデータベースへの直接接続を構成するために使用されます。データベース環境変数を有効にするには、行をコメント解除(シャープ記号 [#] を削除)してデータベース固有の情報を入力する必要があります。詳細については、「ArcGIS Server のデータベースへの直接接続の構成」をご参照ください。
- このスクリプトの 2 番目のセクションは、プロキシ サーバの構成に使用されます。詳細な手順については、「プロキシ サーバを使用したインターネットへの接続」をご参照ください。
- スクリプトの 3 番目のセクションは、ArcGIS Server の他のすべてのユーザ定義環境変数を有効にするために使用されます。
スクリプトの編集が完了したら、ArcGIS Server を再起動して変更を有効にする必要があります。
9/14/2013