DB2 への接続の設定
ここで説明する情報は、IBM DB2 for Linux、UNIX、Windows、および z/OS のクライアントに適用されます。
クライアント コンピュータに DB2 クライアント ソフトウェアをインストールする必要があります。
サポートされているバージョンの DB2 に ArcGIS 10.1 からダイレクト コネクションを行うには、クライアント コンピュータに DB2 9.7 クライアントをインストールする必要があります。これより前のリリースの DB2 およびエンタープライズ ジオデータベースに接続する場合でも、DB2 9.7 クライアントを使用する必要があります。
クライアント ソフトウェアをインストールしたら、データベースをカタログ化してデータ ソース名を設定することができます。また、データ ソース名を設定せずに ArcGIS からデータベースに接続することもできます。
データ ソース名を設定しない場合は、クライアントがデータベースに接続するときに必要とするすべての情報を含む文字列を接続時に提供する必要があります。この文字列の形式は、HostName=<DB2 ホスト>;Port=<ポート番号>;Database=<データベース名> です。
データベースをカタログ化し、データ ソース名を設定する場合は、次の手順に従います。
- DB2 インスタンスへのダイレクト コネクションをクライアントに設定するには、DB2 の構成アシスタントを使用します。
- 構成アシスタントで作成したデータベース接続をテストします。構成アシスタントでデータベース ページを開きます。
- 接続をテストするデータベースを選択し、[選択] メニューから [テスト接続] をクリックします。
- [テスト接続] ウィンドウが表示されたら、テストする接続の種類を選択します。
- [ユーザ ID] フィールドに、そのデータベースに接続できるユーザ ID を入力します。
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[パスワード] フィールドに、そのユーザ ID のパスワードを入力します。
ユーザ ID とパスワードを指定しなければ、システム パスワードで接続を開始します。
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[テスト接続] をクリックします。
[結果] ページに接続テストの結果が表示されます。接続がうまくいった場合は、次のメッセージが表示されます。
This process creates an entry in the db2cli.ini file that will look like this. This file resides under the %DB2PATH% dir. [SDEQUART] DBALIAS=SDEQUART
- ArcCatalog または ArcMap のカタログ ウィンドウでデータベース接続を追加して、接続をテストします。
構成アシスタントは DB2 に含まれており、ユーザまたはアプリケーションが使用するデータベース オブジェクトの設定と管理に使用されます。構成アシスタントは、DB2 の Administration Client および Application Development Client から利用することができます。DB2 インスタンスへのダイレクト コネクションに構成アシスタントを使用する方法については、DB2 のドキュメントをご参照ください。