ラスタ → DTED(Raster To DTED) (データの管理)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

DTED タイリング構造に基づいて、ラスタ データセットをファイルに分割します。

使用法

構文

RasterToDTED_management (in_raster, out_folder, dted_level, {resampling_type})
パラメータ説明データ タイプ
in_raster

入力ラスタ データセット。

標高を表すシングル バンドのラスタ データセットを、入力として指定する必要があります。

Raster Layer
out_folder

フォルダ構造および DTED ファイルの作成先となる出力フォルダ

Folder
dted_level

タイルの作成時に使用される DTED レベル

  • DTED_0 DTED レベル 0 の仕様を使用して、ラスタ データセットを分割します。
  • DTED_1 DTED レベル 1 の仕様を使用して、ラスタ データセットを分割します。これがデフォルトです。
  • DTED_2 DTED レベル 2 の仕様を使用して、ラスタ データセットを分割します。
String
resampling_type
(オプション)

DTED を作成する際に使用する、リサンプリング方法を選択します。デフォルトは共一次内挿法リサンプリングです。

  • NEAREST最近隣内挿法
  • BILINEAR共一次内挿法。これがデフォルトです。
  • CUBIC三次たたみ込み内挿法
String

コードのサンプル

RasterToDTED(ラスタ → DTED)例 1(Python ウィンドウ)

以下は、RasterToDTED(ラスタ → DTED 変換)を実行する Python サンプルです。

import arcpy
RasterToDTED_management("C:/workspace/image1.img","C:/workspace/outputDTED",
                        "DTED_0","BILINEAR")
RasterToDTED(ラスタ → DTED)例 2(スタンドアロン スクリプト)

以下は、RasterToDTED(ラスタ → DTED 変換)を実行する Python スクリプトのサンプルです。

##====================================
##Raster To DTED
##Usage: RasterToDTED_management in_raster out_folder DTED_1 | DTED_0 | DTED_2
##                               {BILINEAR | NEAREST | CUBIC} 

try:
    import arcpy
    arcpy.env.workspace = "c:/workspace"

    ##Split a large DEM image to DTED_1 standard
    arcpy.RasterToDTED_management("socal_dem", "ras2dted", "DTED_1", "BILINEAR")
    
except:
    print "Raster To DTED sample failed."
    print arcpy.GetMessages()

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
9/14/2013