セル サイズの範囲を計算(Calculate Cell Size Ranges) (データの管理)
サマリ
モザイク データセット内のラスタについて最小および最大のセル サイズを計算します。
使用法
-
セル サイズ範囲は、属性テーブルの minPS 列と maxPS 列で指定されています。これらの値は必要に応じて手動で編集できます。
-
参照されているモザイク データセットのセル サイズ範囲を計算することはできません。
構文
CalculateCellSizeRanges_management (in_mosaic_dataset, {where_clause}, {do_compute_min}, {do_compute_max}, {max_range_factor}, {cell_size_tolerance_factor}, {update_missing_only})
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_mosaic_dataset |
モザイク データセットのパスと名前 | Mosaic Layer |
where_clause (オプション) |
SQL を使用してクエリを定義するか、[検索条件設定] を使用してクエリを作成することができます。 | SQL Expression |
do_compute_min (オプション) |
モザイク データセット内のすべてのラスタについて最小ピクセル サイズを計算します。
| Boolean |
do_compute_max (オプション) |
モザイク データセット内のすべてのラスタについて最大ピクセル サイズを計算します。
| Boolean |
max_range_factor (オプション) |
小縮尺で表示したときにモザイクが見えるようにするために、最上位の概観図の最大ピクセル サイズを乗算する係数を指定します。デフォルトは 10 です。 | Double |
cell_size_tolerance_factor (オプション) |
セル サイズの許容値を指定することができます。ピクセル サイズが異なるラスタを同じものと見なす必要があるときに便利です。デフォルトは 0.8 です。 | Double |
update_missing_only (オプション) |
セル サイズ範囲の値がないものだけを計算することができます。
| Boolean |
コードのサンプル
CalculateCellSizeRanges(セル サイズ範囲の計算)の例 1(Python ウィンドウ)
これは CalculateCellSizeRanges(セル サイズ範囲の計算)のための Python サンプルです。
import arcpy
arcpy.CalculateCellSizeRanges_management(
"C:/Workspace/cellsize.gdb/md", "#", "MIN_CELL_SIZES",
"MAX_CELL_SIZES", "20", "1", "UPDATE_MISSING_ONLY")
CalculateCellSizeRanges(セル サイズ範囲の計算)の例 2(スタンドアロン スクリプト)
これは CalculateCellSizeRanges(セル サイズ範囲の計算)のための Python スクリプト サンプルです。
# Calculate the Mininum Cell Size and Maximum Cell Size with default setting
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/Workspace"
mdname = "cellsize.gdb/md"
query = "#"
calmin = "MIN_CELL_SIZES"
calmax = "MAX_CELL_SIZES"
maxfactor = "#"
tolerancefactor = "#"
updatemiss = "#"
arcpy.CalculateCellSizeRanges_management(
mdname, query, calmin, calmax, maxfactor, tolerancefactor, updatemiss)
環境
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9/14/2013