ライセンス マネージャの基礎

同時使用ライセンスが取得済みの場合、ArcGIS for Desktop、ArcGIS Engine、Esri CityEngine、および ArcInfo Workstation のコピーを複数のコンピュータにインストールできます。ArcGIS License Manager は一度ネットワーク上にインストールされると、同時実行可能なソフトウェア コピー数を管理します。すべての ArcGIS 9.x または 10.x 同時使用ライセンス ソフトウェア製品で同一の ArcGIS 10.2.2 License Manager を使用できます。ライセンス ファイル内の同時使用ライセンスのシート数に基づいて、各ソフトウェア製品のコピーの同時実行可能数が決定されます。

すべての ArcGIS 10.x および 9.x の同時使用ライセンス ソフトウェア製品を管理するには、1 ネットワークにつき ArcGIS のライセンス サーバが 1 台のみ必要です。ライセンス サーバとして Windows、UNIX、Linux のいずれかを利用できるため、Windows、UNIX、Linux 版の ArcGIS ソフトウェア製品が管理対象となります。たとえば、Windows コンピュータにインストールされた ArcGIS for Desktop 10.1 では、Windows、UNIX、Linux 版の 10.2.2 ライセンス マネージャからライセンスを取得できます。

ArcGIS License Manager が稼働状態になった後は、ネットワーク上のどのコンピュータからもそのライセンス マネージャにアクセスしてソフトウェア アプリケーションを実行できるようになります。

ライセンス サーバでのライセンスの認証

Esri 同時使用ライセンス ソフトウェア製品の購入後は、Esri カスタマ サービスまたは販売代理店から購入済み製品の認証情報が記載された電子メールが送信されます。この情報は、ライセンス サーバでライセンスを認証する際に必要です。最初にライセンス マネージャのインストーラを実行し、ArcGIS License Server Administrator を使用して、ライセンスを認証する必要があります。その後で、ライセンス サービスを起動します。

インストールの詳細については、「ライセンス マネージャのインストールと起動」をご参照ください。

5/10/2014