ArcGIS for Desktop セットアップとは
ArcGIS for Desktop セットアップは Microsoft Windows インストーラ テクノロジを使用して作成されています。このテクノロジは、パッケージ ファイル(*.msi)とクライアント側のインストーラ サービス(msiexec.exe)を使用します。Windows インストーラは、オペレーティング システム上で実行されるサービスです。このサービスにより、オペレーティング システムでインストールを管理し、パッケージ ファイルに含まれている情報に基づいてソフトウェアをインストールすることが可能になります。
msiexec.exe プログラムは、Windows インストーラのコンポーネントです。Msiexec.exe は DLL(msi.dll)を使用して、パッケージ ファイル(*.msi)を読み取り、変換(*.mst)を適用し、コマンド ライン オプションを組み込みます。
ArcGIS for Desktop セットアップには、Windows Installer 3.1(最低限)が必要です。setup.msi を使用して直接インストールする場合は、ターゲット コンピュータ上に最低限 Windows Installer 3.1 が存在している必要があります。可能であれば、setup.exe を使用して ArcGIS for Desktop をインストールすることをお勧めします。
Windows インストーラ テクノロジ
Windows インストーラの詳細については、Microsoft Web サイトの Windows インストーラ ソフトウェア開発キット(SDK)をご参照ください。
Active Directory や Microsoft System Management Server などの Windows インストーラのサポートされた環境に ArcGIS for Desktop を配置するには、setup.msi インストーラ パッケージを使用できます。ArcGIS for Desktop をインストールするためのコマンド ライン オプションについては、「ArcGIS for Desktop のサイレント インストール」をご参照ください。配置に関するホワイト ペーパーは、ArcGIS Resource Center から入手できます。