ポータルを通して地図やアプリケーションを実装

ArcGIS Online は ArcGIS をインターネットに公開しますが、多くの防衛・インテリジェンス情報は、セキュリティで保護されたネットワークに制限されています。Land Operations Server や Maritime Operations Server のような Portal for ArcGIS のインストールでは、ベースマップ、レイヤ、アプリケーションに加えて、ヘルプなどの役立つリソースを配備できるプライベートな場所が作成されます。ArcGIS Online と同様、Operations Server では、登録ユーザのグループへの参加を許可することで、安全な共有と情報の配布を簡単に実現できます。

Operations Server のユーザは、グループ、マップ、およびアプリケーションを検索したり、ヘルプを検索したりできます。たとえば、旅団の情報幕僚は、Intelligence Analysis グループを使用して、作業を行うためのベース データ、マップ、およびアプリケーションを検索します。このグループは、作業草案をやりとりするための管理された場所としても使用されます。

終了すると、成果物は、Operations/Intelligence グループ、Effects Assessment グループ、Commander's Information グループなど、その成果を利用するメンバーがいる他のグループと共有されます。成果物が共有されると、新しいグループのメンバーがそれを検索および使用できるようになります。これらの各グループには、グループを使用して独自の職務固有のドキュメント、マップ、およびアプリケーションを共有する、独自のメンバーが含まれます。

Battlefield Environment グループのメンバーである分析官は、そのグループ内の Concealment From Aerial Detection マップ サービスを使用できます。

分析官は、そのサービスで提供されるデータとツールを使用して、Glowing Shield というコード名で計画されている新しい作戦の地域を調査します。終了すると、分析官は、結果の Concealment レイヤを、作戦の計画が共有される Operation Glowing Shield グループにアップロードします。グループのメンバーは、新しい Operation Glowing Shield Concealment レイヤを各自の分析と報告の作業で使用できます。