このユーティリティは、ArcGIS 10.2 をインストールするための準備として、以前に Windows システムにインストールされた ArcGIS 製品を検索して削除するために役立ちます。
このユーティリティを使用すると、バージョン 10.1 より前の ArcGIS ソフトウェアを検索して、自動的にアンインストールします(対象製品は以下の一覧をご参照ください)。
ArcGIS 10.2 のインストールを続行する前に、バージョン 10.1 より前の ArcGIS 製品とサードパーティ製のエクステンションやツールをすべて、コンピュータからアンインストールする必要があります。また、ArcGIS License Manager をアンインストールしてから、最新の 10.2 バージョンをインストールする必要があります。(10.2 用の License Manager で、ArcGIS 10.x および 9.x インストール用のライセンスを管理できます。)
ArcGIS 10.2 セットアップ パッケージは、対象システムで ArcGIS 10.1(SP1 を含む)の既存のインストールを検出してアップグレードします。インストール場所、ライセンス マネージャ(同時使用ライセンスの場合)、および認証情報(単独使用ライセンスの場合)の設定は、アップグレード後も保持されます。アップグレードは 10.2 フォルダにインストールされますが、インストール場所の親フォルダは保持されます。インストール場所を変更したい場合は、Windows の [コントロール パネル] の [プログラムと機能] を使用して ArcGIS 10.1 をアンインストールしてから、ArcGIS 10.2 を新しい場所にインストールする必要があります。
注意:アンインストール ユーティリティを使用する前に、すべての ArcGIS アプリケーション、プロセス、ArcGIS Server サービスをシャットダウンする必要があります。アプリケーション、プロセス、サービスには、サーバ オブジェクト マネージャ(SOM)、サーバ オブジェクト コンテナ(SOC)、ArcMap、ArcCatalog、ArcReader などが含まれます(これらに限定されません)。アプリケーション、プロセス、またはサービスが実行中の場合、ArcGIS 10.2 アンインストール ユーティリティはすべての製品を正しく削除することができません。