Portal for ArcGIS のシステム要件
Portal for ArcGIS をインストールして使用するために必要なハードウェア要件、サポートされているオペレーティング システムなどの最新のシステム仕様は、ArcGIS Resources Web サイトで提供されています。
サポートされている Linux オペレーティング システム
Portal for ArcGIS のセットアップは、オペレーティング システムが 64 ビットである場合にのみ開始されます。32 ビット オペレーティング システムは、サポートされていません。以下に示すオペレーティング システムは、最低限の要件を満たしています。
- Red Hat Enterprise Linux Server 6
- Red Hat Enterprise Linux Server 5 Update 7(libX11 パッチを適用)
- SUSE Linux Enterprise Server 11 Service Pack 1
ハードウェア要件
- プロセッサ: 100 人の同時実行ユーザごとに 4 つのコア
- メモリ/RAM: 4 GB 以上
- ディスク容量: ポータルにアップロードしたデータとアイテムを格納するために、50 GB 以上のディスク容量を割り当てることをお勧めします。多くのポータル ユーザを含む大規模な組織は、50 GB を大幅に超えるディスク領域が必要になることがあります。
root ユーザ
root ユーザは、Portal for ArcGIS をインストールできません。インストールしようとしてもインストールは開始されず、root ユーザではインストールできないことを示すエラー メッセージが、診断ツールによって表示されます。
コンピュータ名の制約
アンダースコア(_)が含まれているコンピュータ名はサポートされていません。Portal for ArcGIS のセットアップは、コンピュータ名にアンダースコアが検出されると続行されません。
ファイアウォールの設定
Portal for ArcGIS は、ポート 7080、7443、7005、7099、7199、および 7654 で通信します。ソフトウェアをインストールする前に、ファイアウォール上でこれらのポートを開く必要があります。詳細については、「Portal for ArcGIS で使用されるポート」をご参照ください。
外部アクセス
ArcGIS Online のベースマップやデータなどの、Esri が提供するサービスを使用する場合、Portal for ArcGIS をホストするコンピュータは、インターネットにアクセスできる必要があります。使用しているポータルがインターネットにアクセスできない場合、そのポータルがローカル リソースをポイントするように、追加の構成手順を実行する必要があります。その手順については、「オフラインでの配置の構成」をご参照ください。
Portal for ArcGIS の認証
Portal for ArcGIS では、認証が必要です。詳細については、「Portal for ArcGIS の認証」をご参照ください。
X Window システム
インストーラのグラフィカル ユーザ インタフェース オプションを使用して Portal for ArcGIS をインストールするときは、X Window システムが必要です。通常、これはデフォルトでオペレーティング システムとともにインストールされます。