ポータルへの ArcGIS Server Services Directory の接続

ArcGIS Server Services Directory は、ArcGIS Server サイトで実行されているすべてのサービスの RESTfull 表現です。ArcGIS Server Services Directory のリンクの 1 つを使用して、ArcGIS.com マップのサービスをプレビューできます。このリンクがサービスを ArcGIS.com マップ ビューアの代わりに独自のポータルのマップ ビューアに表示するように、ArcGIS Server Services Directory を構成できます。

また、ポータルと一緒にインストールされ、ローカルに配置されている ArcGIS API for JavaScript を使用するように、ArcGIS Server Services Directory を構成することもできます。これは、[ArcGIS JavaScript] リンクを使用してサービスを表示する場合に使用されます。

手順:
  1. Web ブラウザで ArcGIS Server Administrator Directory を開き、サイトの管理者権限を持つアカウントでログインします。通常、ArcGIS Server Administrator Directory は、http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/admin などの URL から使用できます。サーバがポータルとフェデレートしている場合のログイン方法については、「フェデレーテッド サーバからの REST リソースへのアクセス」をご参照ください。
  2. ArcGIS Server Administrator Directory で、[system] [handlers] [rest] [servicesdirectory] [edit] の順にクリックします。
  3. [ArcGIS.com URL] ボックスで、ポータルのマップ ビューアへの URL を入力します(例: https://webadaptor.domain.com/arcgis/home/webmap/viewer.html)。
  4. [ArcGIS.com Map Text] ボックスで、マップ ビューアの URL のラベルを入力します(例: Portal for ArcGIS Map)。
  5. ローカルに配置されているバージョンの ArcGIS API for JavaScript を使用する場合は、ローカル URL を含むように次のボックスを変更します。
    • JavaScript API URL

      例: https://webadaptor.domain.com/arcgis/jsapi/jsapi/

    • JavaScript API SDK URL

      この URL は、ArcGIS JavaScript API を使用してサービスを表示するときに、ページの上部に表示される [Built using the ArcGIS JavaScript API] リンクに接続されます。デフォルトでは、ArcGIS API for JavaScript のオンライン SDK に移動します。これは、Esri Downloads ページから取得してローカルにインストールした ArcGIS API for JavaScript SDK へのリンクに置き換えることができます。

    • JavaScript API CSS URL

      例: https://webadaptor.domain.com/arcgis/jsapi/jsapi/js/dojo/dijit/themes/tundra/tundra.css

    • JavaScript API CSS2 URL

      例: https://webadaptor.domain.com/arcgis/jsapi/jsapi/js/esri/css/esri.css

  6. [保存] をクリックします。
5/10/2014