モバイルのワークフロー

現場へのマップの持ち出し

タブレットは ArcGIS for Windows Mobile を使用することで、紙ベースのワークフローに取って代わります。

今日の組織は、モバイル GIS を使用して、野外のワークフローを近代化および合理化しています。公益企業の作業員は、紙の地図帳を使用して水道やガスのネットワークを視覚化していましたが、現在ではタブレットやノートブックにデジタル マップを導入し、GPS を活用してマップ上の位置を把握しています。現場でデジタル マップを使用すると、組織は紙の製品にあまり頼らずに、より関連性の高い最新情報をフィールド スタッフに適宜提供することができます。

また、これらの組織は、既存の紙ベースの調査(規制準拠、作業注文書、国勢調査)や資産点検調査(在庫、施設、危険性違反)の代わりに、モバイル デバイスを活用しています。モバイル デバイスを使用して空間情報を収集および更新すると、フィールド作業員の効率性と精度が向上します。

オフィスや外出先でのマップの利用

オフィスや外出先でのマップの利用
ナレッジワーカー、運用マネージャ、および意思決定者は、オフィスや外出先でモバイル デバイスを活用しています。iPad または Android タブレット上の ArcGIS を使用して、KPI(重要業績評価指標)の経過を確認したり、状況認識のための情報を提供したり、ステータスや目的を組織内の別のユーザに提供/連絡したりできます。これらは、変化を管理および伝達するためのレッドライニング ツールとしても使用できます。マップを使用して組織の日々の活動状況をリアルタイムに提供することで、優れた意思決定を下すことができます。

マップを使用したコミュニティへの参加

マップを使用したコミュニティへの参加
地方行政、州機関、および民間組織は、マップとモバイル デバイスを使用してコミュニティに関与しています。公共事業は、311 システムにモバイル アプリケーションを追加して、市民がインフラストラクチャの危険(道にできた穴、落書き、損傷した標識や街灯)を入力して、修復のために市に連絡できるようにしています。通信会社は、潜在的な顧客に対して可用性や将来の計画を伝えるカバレッジ マップやアプリケーションを提供しています。組織とその顧客は、モバイル デバイス上でマップを使用して情報を共有できます。

すべての人のためのモバイル GIS

ArcGIS はスマートフォンやタブレット プラットフォームで使用できます。また、防水性、耐衝撃性、耐落下性を備えたデバイスが求められる野外において、高耐久性デバイス(ハンドヘルドおよび埋め込みシステム)で使用できます。

モバイル デバイスと ArcGIS アプリケーション

通常、モバイル GIS アプリケーションには、次のような共通の特徴があります。

5/10/2014