フリーハンドの描画でフィーチャを作成する
[フリーハンド] ツールを使って、ポインタの動きに従うラインを作成できます。形状作成を終了すると、線分は平滑化されてベジェ曲線になります。このため、マップ上に調査領域を示す場合など、すばやく自由形式のデザイン メモ(レッドライニング)を作成する際には、[フリーハンド] ツールが一番便利です。
互いに隣接するポリゴンをフリーハンドで作成する場合は、[自動完成フリーハンド] ツールを使用できます。このツールによって新規ポリゴンをフリーハンドで描画し、既存のポリゴンの境界線に追加することができます。
[フリーハンド] ツールでは次のキーボード ショートカットを使用できます。
キーボード ショートカット |
編集機能 |
---|---|
Space |
既存のフィーチャへのスナップ |
M | マウスの左ボタンを押しながらドラッグすることによって、フリーハンドのラインを描画します。この機能は、ペンを画面に押し付けたときにデジタイズを開始し、ペンを画面から離したときに停止する操作を可能にするため、タブレットを使用した計算に最も便利です。 |
手順:
-
これらの手順に従って、ラインまたはポリゴンを作成します。
- ラインを作成するには、[フィーチャの作成] ウィンドウでライン フィーチャ テンプレートをクリックします。
- ポリゴンを作成するには、[フィーチャの作成] ウィンドウでポリゴン フィーチャ テンプレートをクリックします。
- [フィーチャ作成] ウィンドウの [フリーハンド] ツール をクリックします。
- マップをクリックしてフリーハンドの描画を開始します。
- ポインタを目的の形状に沿ってドラッグします。既存のフィーチャにスナップするには、Space キーを押したままにします。
- マップを 1 回クリックするとフリーハンド形状の描画が終了し、フィーチャが作成されます。通常スケッチを終了する場合のように、ダブルクリックする必要はありません。フリーハンドの描画ラインは、自動的にベジェ曲線にスムージングされます。
ヒント:
ポリゴンを作成している場合はポリゴンが閉じて、連続したリングが形成されます。元の始点に達する直前にマップをクリックしてスケッチを停止すると、ポリゴンが閉じる場所に余分なマルチパート ポリゴンが作成されないようにすることができます。始点をオーバーシュートした場合は、[編集] ツールでフィーチャをダブルクリックして余分な頂点を削除します。
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5/28/2014