ArcGIS で Teradata を使用するためのユーザ権限
データベースに対してユーザが必要とする操作に基づいて、Teradata 管理者としてグループを作成し、それらのグループに権限を付与し、各グループに適切なデータベース ユーザを追加する必要があります。
下の表に、ArcGIS から接続する 2 つのユーザ グループと、データを検索または作成するために必要な最小限の権限を示します。
Teradata は、システム テーブルに対する SELECT 権限を、デフォルトで PUBLIC に付与します。これらの権限を取り消す場合、個々のグループまたはユーザに権限を付与する必要があります。
ユーザの種類 |
必要な権限 |
目的 |
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データ参照者 |
SELECT ON SYSSPATIAL.SPATIAL_REF_SYS SELECT ON SYSSPATIAL.GEOMETRY_COLUMNS SELECT ON DBC.TVM |
空間処理用の ST_GEOMETRY メタデータを読み取る場合に必要。 |
SELECT ON <table1>,<table2>, <tablen> |
データ ビューアから特定のテーブルのデータを検索できるようにする。 |
|
UDTUSAGE ON SYSUDTLIB |
フィーチャをプレビューする場合に必要。 |
|
データ作成者 データ作成者には、データ参照者に必要な権限に加えて、次の追加の権限が必要です。 |
INSERT ON SYSSPATIAL.SPATIAL_REF_SYS UPDATE ON SYSSPATIAL.GEOMETRY_COLUMNS EXECUTE FUNCTION ON SYSSPATIAL EXECUTE PROCEDURE ON SYSSPATIAL |
空間データを作成または更新するときに、ST_GEOMETRY メタデータを更新する場合に必要。 |
CREATE TABLE DROP TABLE |
テーブルとフィーチャクラスをデータベースに作成する場合に必要。 |
さらに、データ作成者に付与できるオプションの権限を以下に示します。
- CREATE VIEW および DROP VIEW
テーブルのビューを作成することをデータ作成者に対して許可する場合、これらの権限を付与します。データ作成者が、「shape」とは異なる名前の空間列を含むフィーチャクラスを所有している場合、これが必要になることがあります。ArcGIS でデータを使用するには、フィーチャクラスに対してビューを作成し、「shape」という列名で、空間列のエイリアスを作成する必要があります。
- CREATE TRIGGER および DROP TRIGGER
これらの権限は、トリガによって更新される補助テーブルを使用するテッセレーション インデックスを作成する場合に必要です。
- CREATE INDEX
これは、データ作成者がテーブルに属性インデックスを作成する場合に必要です。