ArcGIS で Netezza を使用するためのユーザ権限

データベースに対してユーザが必要とする操作に基づいて、Netezza 管理者としてグループを作成し、それらのグループに権限を付与し、各グループに適切なデータベース ユーザを追加する必要があります。

以下に、ArcGIS から接続するユーザの一般的なグループと、それらに最低限必要な権限を示します。

ユーザの種類	必要な権限	目的
データ参照者	SELECT ON _V_SYS_PRIV	ユーザが保持するオブジェクト権限の確認に必要
	SELECT ON SPATIAL_REF_SYS SELECT ON GEOMETRY_COLUMNS EXECUTE ON LIBGEOSLIBS EXECUTE ON LIBSTDCPP EXECUTE ON LIBSPATIALUTILS Netezza 7 を使用している場合、以下の権限を付与する必要もあります。 EXECUTE ON LIBPELIBS EXECUTE ON LIBSHAPELIBS EXECUTE ON LIBSTDCPP	空間クエリの実行
	EXECUTE ON FUNCTION	Netezza Spatial 機能の使用
	LIST ON <user | group>	他のユーザまたはグループの表示
	LIST ON <table1>,<table2>,<tablen>	データベース内の特定のテーブルの表示 データベース内のすべてのテーブルを表示する権限を参照者に付与する場合は、「TABLE」を指定して権限を付与できます。
	SELECT ON <table1>,<table2>,<tablen>	特定のテーブル内の行の検索
データ作成者	データ作成者には、データ参照者に必要なすべての権限に加えて、以下の権限が必要です。 CREATE TABLE INSERT ON SPATIAL_REF_SYS INSERT, UPDATE, DELETE ON GEOMETRY_COLUMNS	データベースでのテーブルおよびフィーチャクラスの作成