ArcGIS for Desktop でのデータベースへのフィーチャクラスの作成

テーブルを作成するのに必要なデータベース権限を持ち、データベースが SQL 空間データ タイプをサポートしている場合、ArcGIS for Desktop からデータベースに接続して、データベース内にフィーチャクラス（空間テーブル）を作成することができます。

ArcGIS for Desktop からデータベース内にフィーチャクラスを作成するには、次の手順に従います。

手順:

1. ArcCatalog または ArcMap を起動し、カタログ ウィンドウを開きます。
2. データベースへの接続を作成します。
3. テーブルを右クリックし、[新規作成] をポイントしてから、[フィーチャクラス] をクリックします。
4. フィーチャクラスの名前を入力します。

   フィーチャクラス名は英文字から始める必要があります。また、テーブル名に DBMS の最大許容文字数を超えてはなりません。

5. テーブルに格納する地理エンティティ タイプとして、[ポリゴン]、[ライン]、[ポイント] のいずれかを選択します。
6. テーブルにメジャー値を格納する場合は、[M 値を含む座標（ルート データ格納に使用）] をオンにします。
7. テーブルに 3 次元データを格納する場合は、[Z 値を含む座標（3D データ格納に使用）] をオンにします。
8. [次へ] をクリックして、次のダイアログ ボックスに進みます。
9. データの座標系を選択します。

   フォルダを選択するか検索して、座標系を指定します。

10. [次へ] をクリックします。
11. フィーチャクラスのフィールドを定義します。

    すべてのフィーチャクラスは、一意の ID フィールドと空間フィールドを持つ必要があります。そのため、ArcGIS はフィーチャクラスに ObjectID とシェープ フィールドを自動的に追加します。ObjectID の値は、ArcGIS for Desktop からデータをフィーチャクラスに読み込む場合や、フィーチャクラスに対して定義された Spatial Data Server のフィーチャ サービスを編集してレコードを挿入する場合に、自動的に入力されます。

    1. [フィールド名] 列の次の空白行をクリックして、名前を入力します。
    2. 新規フィールドの名前の横にある [データ タイプ] 列をクリックし、ドロップダウン リストからデータ タイプを選択します。
    3. 必要に応じて、[フィールド プロパティ] の下にある [エイリアス] フィールドをクリックしてエイリアスを入力することで、このフィールドのエイリアスを作成できます。
    4. フィールドに NULL 値を格納しない場合は、[NULL 値を許可] の横にあるフィールドをクリックして、ドロップダウン リストから [いいえ] を選択します。
    5. フィーチャクラスに追加する各フィールドに対して、手順 d までを繰り返します。
12. [完了] をクリックして、フィーチャクラスを作成します。