更新間隔の設定
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このトピックで説明されている機能は、Portal 10.2.1 for ArcGIS 以降のリリースで使用できます。
マップに Web からのレイヤが含まれる場合、マップを開いている間にそのレイヤの情報が更新される場合があります。たとえば、損害評価フィーチャ レイヤを含む補助幹線道路マップがあり、フィールド スタッフが数分ごとにこれを更新している場合などです。この損害レイヤの更新間隔を有効にすると、オフィスにいるチームが、ブラウザ、デスクトップ、またはデバイスでマップを開いたままで現場からの最新フィーチャ データを表示することができます。Web からのレイヤとベースマップで、更新間隔を 6 秒から 1 日の間で有効にできます。
手順:
- ログインしていることを確認します。
- 更新間隔を追加する Web レイヤのあるマップを開きます。
- [詳細] ボタンをクリックします。
- [コンテンツ] ボタンをクリックします。
- 更新間隔を設定するレイヤを参照します。
- フィーチャ名の右にある矢印をクリックします。
- [更新間隔] をクリックします。
- [0.0 分ごとに更新] の横のチェックボックスをオンにします。
- レイヤの更新間隔を分単位で入力します。値の範囲は、0.1(6 秒)~ 1440(1 日)です。
- [保存] をクリックして、変更内容を Web マップに保存します。
- レイヤを所有していて、アイテムが Web マップに表示されるたびに更新間隔を適用する場合は、[アイテム プロパティを保存] をクリックします。
指定した更新間隔でこのレイヤのデータに対して行われた更新を表示できるようになります。
レイヤの更新に関する注意事項
- 更新間隔を有効にできるのは、以下のタイプのレイヤです。ArcGIS Server Web サービス、Portal for ArcGIS ホスト サービス、OGC WMS、OGS WMTS、タイル レイヤ、GeoRSS、ベースマップ(Bing Maps ベースマップを含む)、[マイ コンテンツ] ページからポータルに追加された場合の KML
- レイヤが再描画されると、レイヤ データは自動的に更新され、更新間隔は最初からやり直しになります。指定したリセット間隔が渡されるか、レイヤが再描画されるかのどちらかの操作が先に実行された後、レイヤ データは再び更新されます。レイヤを再描画する操作は、レイヤのタイプによって異なります。
- フィーチャ、マップ イメージ、タイル、WMS、WMTS、タイル レイヤ - 画面移動、ズーム、再読み込み
- KML、GeoRSS - 再読み込み
- Web からの CSV、マップ メモ、Web マップにインポートしたファイル(シェープファイル、CSV、GPX)では、更新間隔を有効にできません。
- レイヤは、そのレイヤに定義された表示縮尺範囲内にある場合にのみ更新されます。
5/20/2014