ホスト タイル マップ サービスのベスト プラクティス
タイル マップ キャッシュは Web 上で高速に表示されますが、タイル キャッシュを構築および維持するために、サーバの能力、時間、格納領域を割り当てる必要があります。キャッシュの構築にかかる時間とネットワーク リソースについては、ユーザが確保しておく必要があります。また、ホスト サーバでキャッシュが使用するディスク容量も予測しておく必要があります。
キャッシュ ステータスの表示
タイルの作成を開始したら、サーバが生成したキャッシュの割合に関する縮尺別の進捗レポートをいつでも表示できます。ArcMap のカタログ ツリーでキャッシュ マップ サービスを右クリックして、[キャッシュ ステータスの表示] をクリックします。大きな縮尺のキャッシュは小さな縮尺より時間がかかることがすぐにわかります。
[タイルの管理] リンクをクリックして、ポータル Web サイトの [マイ コンテンツ] ページからキャッシュ ステータスを確認することもできます。
タイルを有効に構築する
デフォルトでは、タイルはマップの範囲全体で作成されます。矩形ではない大きい地理エンティティのタイルを作成する場合、キャッシュの対象エリアを対話的に定義することによって、時間とホスト サーバ上の処理リソースを節約できます。[マップ サービス キャッシュのタイルを管理(Manage Map Server Cache Tiles)] ツールを使用して、ArcMap 内の対象エリアのポリゴンをデジタイズできます。これは、マップの範囲全体でタイルを作成するのではなく、タイルの作成を不規則な形状の境界の範囲内に限定する方法です。
5/20/2014