データベース サーバのジオデータベース統計を更新

SQL Server のクエリ オプティマイザは、データベースの統計情報を使用して、インデックスの値の分布状況を判断します。データが編集されるに従い、統計情報にインデックスやテーブルのデータの正確な分布状況が反映されなくなっていきます。このため、データベースの統計情報が最新の状態でなければ、クエリのパフォーマンスに悪影響がおよぶ可能性があります。ジオデータベースでテーブルなどのデータ オブジェクトが変更された後に統計情報を更新すると、クエリのパフォーマンスを最適化するのに役立ちます。

デフォルトでは SQL Server Express が統計情報を自動的に更新するように設定されます。そのため、ほとんどの場合、データベース サーバ上のジオデータベースの統計情報を更新する必要はありません。

統計情報をより頻繁に(圧縮処理を実行した後などに)更新する必要がある場合は、このトピックの手順に従って、統計情報を手動で更新します。

手順:
  1. サーバ管理者またはジオデータベース管理者としてログインし、ArcMap を起動し、カタログ ウィンドウを開きます。
  2. 統計情報を更新する対象のジオデータベースが格納されているデータベース サーバをダブルクリックします。

    この操作により、データベース サーバに接続します。

  3. ジオデータベースを右クリックし、[管理][ジオデータベース管理] をクリックします。
  4. [ジオデータベース管理] ダイアログ ボックスで [統計情報の更新] チェックボックスをオンにします。
  5. [OK] をクリックします。
5/10/2014