ジオデータベース権限の変更
ユーザの SQL Server Express Edition 用の ArcSDE ジオデータベース権限は、そのユーザを 4 つのロール(「なし」、「読み取り専用」、「読み取り/書き込み」、または「管理」)のいずれか 1 つに割り当ることによって変更されます。
ジオデータベース内の権限を管理するサーバ管理者またはユーザは、ジオデータベースのコンテキスト メニュー(ArcCatalog の [Database Servers] ノードからアクセス可能)から [権限] ダイアログ ボックスを開き、これら 4 つのロールのいずれかに対してユーザの割り当てまたは削除を行うことができます。
ジオデータベース ロールを使用して権限を付与した場合、そのジオデータベース ロールによって付与される権限はジオデータベース内のすべてのオブジェクトに適用されます。たとえば、ジオデータベースの [読み取り/書き込み] ロールに追加されたユーザは、対象のジオデータベース内のすべてのデータの読み取り/書き込みアクセスを許可されます。
ヒント:
リストから選択したユーザがデータベース サーバ管理者である場合、ユーザがジオデータベースレベルの権限よりも高いレベルの権限を持っている旨を示すメッセージが表示され、すべての役割オプションが無効になります。これは、データベース サーバ管理者がサーバ レベルの権限とともに、すでにこれらのデータベース レベルの権限を持っているので、このダイアログ ボックスのいずれの役割も追加する必要がないためです。
手順:
- カタログ ウィンドウで、データベース サーバに接続します。
- ユーザ権限を割り当てるジオデータベースを右クリックします。
- [管理] をクリックし、その後 [権限] をクリックします。
- [権限] ダイアログ ボックスで、リストから対象のユーザまたはグループを選択します。
-
適切な役割をクリックし、[適用] をクリックします。
たとえば、ユーザにジオデータベースの読み取り専用の権限を割り当てたい場合は、[読み取り専用] をクリックします。
このユーザは、ジオデータベース内のすべてのデータを表示できるようになりますが、データの編集または新規作成を行うことはできません。
5/10/2014